【Ｂパート】
ミント『身長164センチ、バスト91、ウエスト59、ヒップ87‥‥』
個室で着替えるリオを見立てるミントだが
ウエスト59センチにしては太ってないか？
一方、リオはミントに狙われた理由を気にする
だが、ミントには全く心当たりがない、とゆう
そんな二人は再びカジノ場を練り歩き、摩訶不思議な力で
幸運を次々と誘発‥‥このカジノ場、つぶれやしないか？
そんなとき、リオの前にオーリンが立ちはだかる
オーリン『せっかくのカジノだ‥‥』
リオ『ゲームで勝負を？』
リオはオーリンのケンカを受ける代わりに
リオ『もし、アナタが負けたらこの子を狙う理由を話して
そしてこの島から出てって』
と申し出るが、オーリンは二つも要求するか？と苦笑い
ミントが叫ぶ
ミント『負けたらリオがハダカになる』
一肌脱ぐ、とゆ〜リオの言葉を壮大に勘違いしたその一言が
オーナーのハワードの耳に届き、勝負するハメに‥‥
かくしてオーナー主催のもと、リオとオーリンの一騎打ち！
ウエディングドレスで参上したリオにオーリンは爆笑
オーリン『コイツは良い！　傑作だ！　俺は結婚式の5分前に
妻に逃げられた！　以来、女運には見放され、今日まで寂しい
独身貴族なんだ！　テメーは俺を怒らした！　真っ裸にひんむいて
嫁にもいけねー赤っ恥をかかしてやるぜ！
テメーは俺のオモチャよ！』
‥‥と、恐ろしくわかりやすい出オチフラグを噴きまくる！
初回の勝負はカード交換１回のクローズ・ド・ポーカー
二人にカードが配られる
オーリンのカードは♠8、♥10、♥J、♥Q、♥K
通常、♠8を交換すればストレートが狙えるのだが
オーリンは♥Qのみ残して、あとは全取っ替え！
オーリン『クィーンキラーと呼ばれた俺様の力を思い知れ！』
ったく！　誰だ？　関島を本屋に指定したのは！
一方のリオは、手札を見せずに一枚だけ交換
オーリン『いっっっくぞー！』
さあ！　ココから1分37秒の心象心理なワールドに突入！
リオの廻りに華が舞う！　それも、恐ろしくチャチい華が！
そんなジーベックの演出不足な花吹雪がカードに代わり
カードの城壁の中を歩くオーリン
オーリン『どけ！　ジャマだ！　うせろ！　キサマらに用はない！』
カードを掻き分けるオーリン。ひたすらクイーンを探す
オーリン『そーだ。女運はないが俺には引きの強さがある
現実はトホホでもゲームでは女どもは俺様の言いなりよ！』
心世界でも『現実はトホホ』と自覚する出オチキャラ‥‥‥
コレでは高木渉さんが、あまりにも惨めすぎます！
Ｑを見つけ、引き抜くオーリン！
オーリン『見つけた！　見つけたぞ！　テメーは俺様のモンだ！
俺の勝ちだ！』
いつの間にか、目的がリオの身体となったオーリン！
彼が引き抜き、揃えたカードは‥‥
♦9、♣7、♠K、♠6、そして♥Q‥‥
ノーカード！　一方のリオは‥‥
♦5、♥K、♦6、♥2、♠2‥‥
２のワンペアとゆ〜安いアガリ！
リオ『彼にはクイーンはいかない気がして‥‥』
すっかり見下されたオーリンは約束通り、動機を語る
彼は奥さんに逃げられた心を癒すために
ディープなヌイグルミマニアと化した。そして
ミントが持つヌイグルミがベルギーで作られた逸品だとわかり
奪って自分のモノにしよーとしてたのだった
だが、ミントのヌイグルミには『メイド・イン・チャイナ』のタグが
そんなバカな‥‥！　愕然とするオーリン
リオ『よかったですね。ヌイグルミを見るお客様の目が節穴とわかって
さあ、的はずれなコレクションはもうおしまい。これ以上ムダな
オカネは使わなくて良いんです』
オーリン『そーだな。ありがとー、リオ』
‥‥などと、クソな本を平気で書く関島は焚刑モンです！
リオ『ぢゃ、幸運と幸せを！』（←同じ言葉では？）
と去ろうとするリオだが、さすがにコレでは暴動が起こる、と
加戸監督は不安に思ったのか、去りゆくリオの背中から
ミントがベリと服を破かせ、パンチラをかまして終了です
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜色々とツッコミどころ満載ですが
ま、あえてゆ〜のならアンラッキーな作品です！
関島はあまりにもナメ腐った本を書いてるし
そもそも設定として、歩くだけで幸運が舞い込むとゆ〜ヤツを
ディーラーにしたオーナーの気が知れません！
いくらなんでも、あれでは商売あがったりです！
よくオーナーはリオの行動に制限をつけないな？
そして問題のキャラデザ‥‥
企画発表直後のキャラ表で、キャラデザがナナメってたコトが
某スレでちょっとしたウワサになってましたが
ま、一応オンエアまでに修正は出来てましたね
ただ、なーーんかキャラが不自然に棒立ちしてるトコが多く
まるで背骨に定規でも入ってるよーな出で立ちでした
しかもジーベ特有の現象として
髪が全然なびかず顔が固く、心象シーンでのリオの変身も
ガッチガチの身体をカクカクのカメラアングルで廻すとゆ〜
ハデさや艶やかさ以前のレベルな作画をしてきやがったし‥‥
初回でコレでしょ？　この先どーする？　ジリ貧ぢゃんよ？
13話が終わる頃にはジーベ自体が無くなってるかも？
あのさー‥‥カネがねーんだったら、むしろ、それを逆手にとって
頭で勝負したら、そこそこ乗り切れるぢゃねー？
具体的に頭をヒネると、基本的に深夜アニメって
製作がカネを出して番組枠を買って放送してるって構造でしょ？
ぶっちゃけ、深夜アニメってのは
『3ヶ月にわたる壮大なDVDの販促CM』と捉えると
なにも全話まるまる放送する必要はないワケ
だからとゆって、クライマックスの直前で打ち切り
残りはDVDや劇場で‥‥なんてコトをすると
スレやらブログで非難ＧＯ！ＧＯ！だから
たとえば、こーゆーのはどーだ？

［低予算でも話題となるアニメ番組の造り方］
１話〜３話：通常どおりに制作（ココで全てを出し切る）
４話目：ときどきキャラの動作がとまる
［ＥＤで動画担当が視聴者に侘びて丸刈りになる］
５話目：途中から画面がモノクロになる
［ＥＤで彩色担当が視聴者に詫びて丸刈りに］
６話目：ＤＶＤ第１巻のＣＭを劇中でやらと宣伝
［ＥＤで製作Ｐが買ってくれなきゃ深刻にヤバイんです、と熱弁］
７話目：キャラたちの茶飲み話の30分
［ＥＤに脚本家が予算不足でボイコット］
８話目：声優交代。すべて制作スタジオのスタッフとなる
［ＥＤで音響監督が視聴者に詫びて丸刈り］
９話目：Ｂパートから突然キャラがラフ絵になる
［ＥＤで作画監督が視聴者に詫びて丸刈り］
10話目：Ｂパートから実写で監督がストーリーを代読
［ＥＤで監督が視聴者に詫びて丸刈り］
11話目：丸刈り儀式の総集編
最終話：制作スタッフがカメラの前で全員丸刈り、土下座
ＤＶＤの販促ＣＭ10連発、残り時間は通販番組で穴を埋める
そしてＥＤで衝撃のテロップ！
『名誉挽回のため、劇場版制作決定！』

アニメ制作の面では限りなくＮＧに近いけど
自虐バラエティ的な面では『成立』します！
予算的には１〜３話に集中すれば良いワケだし
DVDの2巻以降が爆発的に売れるハズだから
その予算を劇場版制作費に充当すれば良し！
ましてやスタッフの散髪代がタダになります！
監督や作監なんて『迫りくるバリカンを前にして』な題で
２次販売的な自叙伝を出版しちゃったりなんかして！
『バリカン』『マルガリータ』『散発アニメ』などの異名で
アニメの歴史にその名を残すコトでしょ〜！！！
ま。こーゆーヒネった企画を出してくんのは

ティー・エヌ・ケーあたりがお得意なんだけどね？

そしたら何度でもイってしまう昇天生活になってたでしょ〜
‥‥なNHKの実験的なアニメ番組でした
ま。よーするにバブル時代を楽しんだリア充思考の悪女が
戻れぬ青春を思い出して子持ちでウロツく、とゆ〜
哀れな末路を、ひたすら自己弁護方式で話してたワケです！
これが大人女子のアニメタイム？　笑わせるぜ！
きっとノリコ夫婦生活の中でも幸せな時期はあったハズなのに
それを一切カットして不幸ばかりを並べ立て
悲劇のヒロインに酔ってるだけぢゃん！
久夫の立場がねーよ！
ラストにノリコが浅野川で入水自殺してくれれば
まだカタルシスが得られるんですがね！
ホント、サイアクな女です！　全ての事象を他人のせーにして
自分で自分の人生に責任を持つとゆ〜決意が見られない！
それを大人女子だと持ち上げるNHKには失望しました！
良いですか？　図らずもコレを見てしまった男性視聴者な皆さん
けっして女はこんなバカばっかりぢゃありません！
つーか、女は昔の男のコトなんて
人生の節々でキレーさっぱり忘れます！
いつまでもウジウジと未練がましく振り返るのは
むしろ男性側のほーぢゃないのかな？　と思います
で。さらにNHKの企画プロデューサーに問う！
そもそもの疑問として、コレをアニメ化する必要はあったのか？
ドラマで充分ぢゃね？　わざわざカネのかかるアニメになぜした？
もし、仮にドラマが飽きてアニメにハマった
私らに向けて企画したのだとしたら
ちょっと、それははき違えてます！
確かに最近、ドラマとアニメの距離間は短くなってきてます
ドラマはよりアニメ的演出をするよーになったし
アニメはよりリアルな舞台設定で勝負をするよーにはなってきましたが
根本的なトコで両者が異なるトコがあります！　それは！
ウケるアニメはストーリーではなく、キャラだ！
‥‥とゆ〜コトです！　どんなに素晴らしいストーリーでも
キャラがダメだったら、そのアニメは絶対に成功しません！
逆にキャラが良かったら、どんなにムチャなハナシでもウケます！
その良い例が了法寺です！
『寺ズッキュン！愛の了法寺』ですよ？『悟りでポン』ですよ？
あんなムチャなモンでも、立派な電波になるんです！
だからNHKな皆さん。もし『大人女子のアニメタイム』を
番組枠として常備化をする決意があるのなら

キャラデザをしっかり構築してから出直してこい！

【Ｂパート】
箒『い‥‥一夏‥‥』
一夏『お、おう‥‥』
箒『見るな！　なぜオマエがココにいる！』
一夏『俺と同じ部屋なのか？』
天然でボケかます一夏を箒の木刀が襲う
慌てて戸外へと飛び出す一夏。だが、廊下には好奇心旺盛な女子どもが
一夏『入れてください。お願いします』
ドアに向かって懇願し、やっと部屋にはいると
箒は袴に着替えてた
箒『どーゆーつもりだ？　オマエから希望したのか？』
一夏『そんなバカな！』
一夏の否定の言葉に深く傷ついた箒
箒『バカだと？　そーか、そーか！
一夏！　同じ部屋で暮らす以上、線引きが必要だ！』
と二人で部屋の使用について話し合いをしてるが
その前に寮長に電話して、同じ部屋なのかの確認をしないのは
コレがそーゆー趣旨のアニメだからだと理解しよう！
翌朝、一夏と箒は食堂で仲良く食事してた
そこへ女子３人が割って入り、一夏との会話を誘う
箒『さきに行くぞ』
箒はそそくさと食事を済ましていってしまう
妙にモテる男とツンな女の微妙な寮生活だった
登校し、クラスに入ると
千冬『再来週のクラス対抗戦の代表を決める』
クラス対抗戦の代表はクラス代表を意味してた
当然、それなら‥‥と、ほぼ全員一致で一夏が推薦されるが
一人だけ反対する者がいた
セシリア『納得がゆきませんわ！』
アジアの端っこにまできて、ド田舎民族に負けるなんて
‥‥と、イギリス人が常套するジョークを本気で語ると
一夏『世界一マズい料理で何年覇者だよ‥‥』
一夏の痛恨のツッコミに
セシリア『決闘ですわ！』
一夏『おう。ハンディはどれぐらいつける？』
勢い任せに一夏はケンカを買う
だが、買ったのは良いが、一同爆笑
そう。ＩＳ後は女子が強い！
その世界観を忘れ、イギリス人へのジョークは知ってる一夏は
やはりバカ者以外のナニモノでもなかった
千冬『勝負は次の月曜！　第三アリーナで！
それぞれ準備しとくよーに！』
かくして二人の火花が激しく散る！
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜世界一幸せ者の、世界一不幸な初日でした‥‥
おもしろい！　コレは確かに良いかもしんない！
ストーリーはリズム良く廻ってるし
キャラもスゲーわかりやすい！
何より昭和なギャグが安心感を与えます！
あとＯＰのＩＳバトルシーンにしても
さすがサテライトの元ＣＧ担当のスタジオだけあって
ココだけは手抜きも容赦もしねー！
とばかりの意気込み余って空回りしてるトコが良いです！
GoHandsとゆい、サテライトを脱獄した連中の作るアニメって
やる気と威勢があって気持ち良いですよね？
飛び出してやる〜！　てな勢いが伝わってきます
よっぽどサテライトの治下では虐げられてたんでしょ〜
中でも私が気に入ったのは、クラスの表札です
ただ１−１とゆ〜場所の案内だけではなく
『休み時間』とか状況を説明してるあたりの
小技を繰り出すのが粋です！
こーゆー小物系の小技で得点をあげるのは
ＡＩＣとサテライトだけってトコがなー！
小技は二次制作のファクターになるってコトを
他のスタジオ連中はもっと理解してほしいモンです！
ま。ハーレムアニメって設定がナニですが
いろいろと面白かったんで１位確定で良いでしょ〜！

エイトビット！　荻窪栄転早々、お見事でした！

【Ａパート】
ライトグリーンな空、恐竜のガイコツが脈動する中で
藤原夢路はネコどもに追われてた
夢路『しつこいなー　オマエラ！』
物陰に身を隠し、夢路は思う
毎晩登場してコレぢゃ身が持たないぞ‥‥
が、背後から奇襲を喰らい、ネコどもが包囲する
もうダメか‥‥と思ったとき、風見鶏がコケコッコーと鳴く
朝がきたのだ
ネコどもは舌打ちし
ネコ『もーすぐニャ。近々オヤビンがおでましになるニャ
ゆめゆめ覚悟しときニャ！』
と捨てゼリフを吐き捨て去ってゆく
かくして目覚めた夢路だった
夢路は幼なじみの橘勇魚とともに学校へと向かう
夢路の特技は『その晩、見る夢を当てられる』とゆ〜コト
今日もクラスメイトの瞳を見て夢診断をして
みんなの話題を誘ってたが、トイレに入り
自分の瞳から診断した結果、黒いオーラが
夢路『今夜もネコの夢か‥‥‥』
黒いオーラは悪夢の印。コレだけは外したコトがなかった
放課後、夢路は文芸部室に立ち寄り、次回の小説の構想を聞かれる
彼は小説家希望だった。だが最近、とんとアイデアに恵まれず
一向に筆が進まなかった
アイデアが出ないのは毎晩みるネコの夢が原因なのだが‥‥
そして下校。夢路が歩いてると頭上の樹でカラスが鳴き
メリーが堕ちてくる
メリー『痛っっったーー！　ちょっと！　あんなに突かなくても
良いぢゃない！』
カラスにイチャモンをつけるメリーだが、その下にいる夢路は
夢路『おーい、上のヒト。とりあえず人助けと思って
降りてくれないか？』

【Ｂパート】
夢路『事情は知らないけどさ、ケンカ相手は撰んだほーが良いぜ』
とカラスとケンカしてたメリーを軽くバカにするが
一方のメリーは帽子がないコトに気づき、帽子を探して消えてしまう
クスダマ横町を歩く夢路。メリーが被ってた帽子を見つけて拾い上げると
傍らにいたネコが『ヘッ』と笑い、ライトグリーンな空の下へ‥‥
見上げると、恐竜のガイコツが‥‥
夢路『俺は起きてたハズだよな‥‥』
愕然と立ちすくむ夢路。そんな彼の前に仮面の男・チェイサーが立つ
チェイサー『ようこそ少年。我が輩の名はチェイサー。キミたちが私たちの
世界を訪れるよーに、私たちもキミたちの世界に参上した。そこで
相談だが、キミたちの器を譲っては貰えないだろうか？』
チェイサーはネコどもをけしかけ、夢路を遅う
慌てて逃げ出す夢路る物陰に身を隠す
転がる空き缶を掴むと血が滴り落ちる‥‥今度は夢ぢゃない！
そして背後の壁が崩壊。チェイサーが立つ
チェイサー『さあ。観念して貰うぞ。その器、もらい受けた！』
チェイサーが手を伸ばす‥‥が！　そこに割ってはいるメリー
メリーは夢路の持ってた帽子を拾って被る
メリー『コレがないと落ち着かないのよね』
チェイサーは驚く。この世界は夢路とチェイサーだけの空間
そこに介入してきただと？　いったい何者だ？
メリーは夢の世界の住民だった。だが、夢の世界から放り出され
帰り道も帰る方法もわからなくなった‥‥
メリー『まったく！　夢もキボーもありゃしない！
さあ！　私を夢の世界につれてってよ！』
チェイサー『我々は外の世界に出るためにきたんだよ』
メリー『だったら力づくでも連れて帰って貰うんだかんね！』
チェイサーとメリーの激しいバトル！
ネコはチェイサーを援護し砲撃を加えるが
それを夢路が阻み、砲弾が恐竜のガイコツにヒット
崩れ落ちるガイコツ。バラバラと堕ちる破片の中で
チェイサーとメリーは対峙し格闘
メリーはかかと落としでチェイサーの仮面を砕き、決着がつく
メリー『さあ！　そっちの世界に連れて帰ってもらうよ！』
チェイサーは不気味な笑みをこぼす
チェイサー『おヌシがそーなのか。いやいや実に興味深い
灯台はただ光るだけぢゃないのか‥‥』
意味深な言葉を連ねた果て、煙の向こうに消えてしまう
消えゆくチェイサーにすがりつくメリー
メリー『帰るなら私も連れてきなさいよ！　バカ！』
一人取り残されたメリーは泣き叫ぶ
‥‥と、そこで夢路はハッとする
気づけばクスダマ横町のいつもの光景があった
デイドリームか？　と思ったが、横にはメリーが
メリー『ちょっとアンタ！　さっきのも一回呼びなさいよ！
まだハナシが終わってないんだから！』
んなコトゆわれても‥‥と焦る夢路
メリーは力を使い果たし、崩れるよーに夢路の胸元に倒れ込んだ
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜TBSのツンデレ初夢フェアな作品でした
そっか。山内監督にとっての夢の世界の空の色って
ライトグリーンなのか‥‥
ま。ストーリーはごくフツーでしたね。可もなく不可も無し
余計なサブキャラ紹介も極力絞って
夢路とメリーの出会いの一本勝負に賭けたトコが
潔くてジックリ見れました
ただ、恐ろしくリズムが悪いんですよね
とくに夢路が部室から下校への移動するトコは
いきなりシーン移動したんでビックリしましたが
コレは夢の世界なんで、おそらく意図的に省略したと思いますが
あのシーンはリアルワールドの領有部なんで
あそこは瞬間移動して欲しくなかったな
あとはバトルシーン。盛大なまでに力を込めて
ワンバイワンの接近戦をしてるんですが
コレにしてもカメラが接近しすぎて
良く見ないと両者の位置関係が把握できず
ちょっとノリづらい画面だったな〜と思った次第です

そこらが改善されてれば、かなり上位を狙えたと思います！

【Ａパート】
公平どもは次に鳥居の寝室へと案内された
棚にズラリと並ぶ本とオモチャ‥‥あまりにも贅沢だった
パトカーのオモチャを手に取る公平
鳥居『パパのみやげだよ』
パパ‥‥公平らは、その聞き慣れない外来語に唖然とする
パパだぞ、パパ。父ちゃんとは違う！
ふと、公平は棚に未完成の飛行機のペーパークラフトを見つける
鳥居は図工が大の苦手。そこで公平がペーパークラフトを作るコトに
かくして鳥居邸を後にした公平ら悪ガキどもは
どこをどー間違ったら、あんな生活が出来るのかを考える
そして出た結論は‥‥父ちゃんのやる気のなさがいけない！
悪ガキ３人は、父ちゃん更正計画を夕日の中で誓い合う
夜。山崎家の壁には『船橋ヘルスセンターに行きたい』との
貼り紙がベタベタと貼られた
そんな貼り紙を見て、父の有三は
有三『てやんで〜。俺がガキの頃なんか‥‥』
とブツクサゆってやりすごそーと画策するが
公平『父ちゃんは子供のコトを考えなさすぎだ！
船橋ヘルスセンターに連れてかなきゃ、俺、勉強ボイコットすっからな』
有三『ボイコットって何だ？』
公平『父ちゃんバカヤロー！』
公平はいたたまれなくなり、外に飛び出すと
兄の太一と遭遇し二人は風呂屋へと向かう
太一『俺も船橋ヘルセンターをせがんだんだがムリだった
船橋は諦めろ。大人になったらもっと楽しいトコにいけるから』
公平『宇宙にもいけるかな？』
太一『21世紀になれば、アタリマエになってるかもな
科学技術の発達で人間は幸せになれるよ。計算や難しい暗記は
電子計算機に任して仕事もオートマチックで機械がやってくれるよーになる
その分、余った時間とカネで人間はもっと文化的な暮らしをできるよーになる』
公平『そしたら船橋ヘルスセンターにもいけるかな？』
‥‥などと、大学に通う兄の言葉に納得する公平だが
残念ながら21世紀に船橋ヘルスセンターはなく
代わりに東京ディズニーランドとして達成されるのだった
二人が風呂屋から帰って、夜の帳が降りた0時10分‥‥
よーやく板金工の仕事に区切りがついた有三に
妻の佳乃子は茶を差し出す
佳乃子『仕事が一段落したら近場の温泉でも連れてったら？』
有三『近場の温泉ってったら、銭湯で充分だ』
などと言い放つ有三。だが、彼もまた子供の頃に父親に
多摩川園につれてけ、とけしかけた経歴を持つ
それが縁で佳乃子の中のヒトが玉川砂紀子さんだとか？
佳乃子『まったく。融通が利かないんだから』
有三って名前のクセに？　との名前ツッコミをお忘れなく！

【Ｂパート】
翌朝、公平が目覚めると蒲田は雪景色と化してた
昨夜遅くに雪が降ったのだ。さっそく公平は悪ガキどもを招聘し
道ばたで定番の雪合戦に興じるが、鳥居と取り交わした
飛行機のペーパークラフトを思いだし、慌てて家に戻る
時間がない。誰かに手伝ってもらおう！　と兄の部屋を訪ねるが
太一は大学に行って留守、姉の裕子は先輩と銀座で映画のデート‥‥
誰も手伝ってくれるヤツがいない！　公平は愕然とする
ふと居間に向かうと、完徹で仕事を終えた有三がくつろいでた
公平『父ちゃん！　仕事サボッてんなら手伝って！』
有三『サボってるだと！　バカヤロー』
徹夜明けの有三はトシガイもなく公平を殴る！殴る！殴る！
振り散る血潮！　あたり一帯が血の海に‥‥‥
公平『殴ったね！　オヤジにも殴られたコトがないのに！』
有三『ああ。だからこーして殴ってる！』
なんて展開は残念ながらなく、ペーパークラフトが床に落ちる
公平『同じ社長でも鳥居のトコは大違いだ！　父ちゃんのバカヤロー！』
飛び出す公平。こーなったら妹が後を追うのが鉄板だが
あいにく公平は末っ子な設定のため、追う人物が不在！
代わって悪ガキどもと遭遇し、11日にオープン予定の
羽田飛行場の滑走路を見に行こう、とゆ〜ハナシになる
かくして悪ガキ３人の蒲田→羽田の行脚の旅が始まる
木造モルタルな掘っ立て小屋が並ぶ蒲田から
多摩川沿いの河川敷をノンベンダラリと歩いてゆくウチに
羽田飛行場へ。だがフェンスが３人の行く手を阻む
そこで彼らがとった行動は！　トラックの荷台に乗り込み
内部への突撃潜入だった！
見事に羽田内部に潜入した３人は、その光景に驚く
広大な空港島。アスファルトの旧A滑走路がどこまでも続く
その別世界のような巨大な空間に三人ははしゃぎ、走り出す
だが、そんな３人のもとに警備車輌が迫ってきた
やべ！　見つかった！　慌てて３人は逃走を図る
トラックの荷台へと身を隠し、何とか窮地を脱したのだが
トラックは見知らぬ街へと向かってしまった
夜。公平たちがいなくなったコトに気づいた有三たちは
家でオロオロしてるとパトカーがやってきた
横浜の外人倉庫街へと迷い込んだ三人を見つけた米兵が
警察に身柄を引き渡し、家へと戻ってきたのだった
無言で歩み寄る有三、公平の横っ面を殴打
有三『（バイトの）五郎さん。すまんが作業再開だ』
仕事に戻る有三。公平は母に連れられ寝室へ
佳乃子『明日、父さんの誕生日だからおめでとうぐらいは
ゆってあげなさい‥‥』
公平『‥‥‥』
公平は寝ようとするが、再び鳥居との約束を思い出す
慌てて居間へと向かうと、飛行機のペーパークラフトは
完成されてた。父がつくったのだった
翌日。徹夜明けの有三のもとに３つの品が手渡される
太一からはハイライトのタバコ、裕子からはハクキンカイロA
そして公平は『山崎ヘルスセンターご正体けん
肩もみ・背中１０回サービス』
追伸で『父ちゃん、ごめんね』の文字が添えられてる
有三『バカが！　字が違うぢゃねーか、字が！』
とツッコむ有三だった
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜ドメスチック・バイオレンスの概念なき時代の初回でした
えーと。１月29日から劇場版が公開？
確かワーナーは全席指定席で1800円だよね？
1800円出す価値はあるんか？　コレ‥‥‥
ま。確かに昭和37年の再現は見事だったよ
小物から背景から、時代考証がほぼ完璧でしたしね
ただ、再現アニメとしては完璧だとしたも
エンターテイメントとしては失格ですね！
まず。企画の狙いどころとして
クレしんの『大人帝国』とゆい『オールウェイズ』とゆい
昭和回顧とゆ〜潜在的需要への着目は良いでしょう！
けど、その中にあるメッセージとして
昭和年間＝日本の黄金期＝精神的健全時代
と捉えるやり方は、大人の傲慢です！
今から数十年後の人々が、平成って良かったよね？　とゆ〜よーに
ダークな部分をすべてもみ消し去ってます！
そもそも戦後、焼け野原と化した日本が
わずか数十年でＧＤＰ世界第２位にまでのし上がった
あの奇蹟の『高度経済成長』のカラクリは
朝鮮、ベトナムの二度にわたる戦争による戦争特需と
太平洋戦争時に軍事技術として開発されたノウハウを
民生転換利用したコトに他なりません
そーした近隣諸国の犠牲の上に今日の日本の繁栄はあります！
けっして有三らが『頑張ったから』だけではないんです！
努力して報われない国々との違いは、その点です！
エンターテイメントとゆ〜観点で作るとしたら
昭和年間＝現在の東南アジアと捉えて
ドロ臭い、ドブ板な佇まいの中で
不潔でしみったれたYシャツ姿のクソガキが
鼻水垂らしてガチでドタバタするよーな
動物園的なアングルでコバカにしてくれたほーが
まだ見応えがありますね！
あとは声優が目にあまります！
公平と悪ガキどもの、あのやる気のない声あてはなんですか！
まがりなりにも日本がゲンキだった頃のハナシでしょ？
あんなショボい声でどーすんですか！
音響監督！　ちっとは根性みせろや！

期待してただけに、心の損失がデカすぎる！

【Ａパート】
アルプスと地中海に囲まれた欧州の小国・ソヴュール王国
その聖マルグリット学園に留学した久城一弥は
黒髪＆黒目の東洋人として、黒い死神とあだ名され差別を受けてた
『そんなときは怪談を学んだら？　共通の話題ができるから』
との担任の言葉に促され、図書館で怪談の本を読みあさってると
ふと図書館の天井に光るモノを見つけ、最上階に向かう
最上階はひだまりとなり、植物園が広がってた
そんな緑溢れた中、ヴィクトリカが佇んでた
ヴィクトリカ『やっときたか。遅いぞ、死神』
ヴィクトリカは一弥の来訪を待ってた。まるでオカルトめいた出会い
だが、一弥が差別を受け、いずれ図書館にやってくるコトを
ヴィクトリカは推理してたのだった
そのときＥＶが動き、グレヴィール警部がやってくる
警部『昨夜、ある占い師の老婆が殺された』と切り出す
占い師の家にはインド人の下男、アラブ人のメイドが棲んでた
そこに孫娘が訪れてきたとき事件はおきたのだった
事件直前、占い師は自分の部屋でくつろいでた。下男は窓の下で
放された野ウサギを飼育小屋に戻してたとき、銃声が響き、人々が集まる
占い師は部屋から返事がない。メイドは護身用のピストルで鍵を撃ち抜くと
左目を打ち抜かれた占い師がいた。部屋は完全密室‥‥‥
まさに謎めいた殺人事件だったが
ヴィクトリカ『なんだ、そんなコトか。ココで再構成してやろう』

【Ｂパート】
ヴィクトリカ『犯人はメイドだよ、警部』
彼女の推理はこうだ
メイドのアラビア語を理解できるのは占い師しかいない
メイドはドアごしに占い師に向かってアラビア語で叫んだ
『ご主人様は命を狙われてます。さっきの銃声を聞きましたわね
窓から離れてドアの近くへ』
占い師は慌ててドアへと向かう。だが外の様子がわかない
そこでドアの鍵穴から覗く。そこでメイドが鍵を打ち抜いた
占い師の左目が打ち抜かれたのは、そのときのモノだ
警部『では一発目の銃声は？』
隣の部屋から撃ったのだろう。その銃声で占い師を怯えさせ
人々を呼び寄せるために‥‥‥
つまり。隣の部屋の銃痕を調べれば事件は解決する‥‥
その推理を聞いた警部は、ただちに現場に戻ってく
かくして瞬時に事件を解決したヴィクトリカは退屈になる
一弥は盆踊りをする代わりにヴィクトリカが何者かを聞くが
結局なにも教えてくれなかった
翌日、朝刊に銃殺事件解決の記事が踊った
ご褒美に与えられたヨットを独り占めしよーとする警部を察知し
警察署を訪れた一弥が問いただし、自分たちもヨットクルーズに招待される
かくしてヨットのある港町へと旅立つヴィクトリカと一弥
二人がヨットの前で警部と再会すると、メイドが逃亡したとの知らせが入り
警部は慌てて署に戻ってゆく
一方、ヴィクトリカはヨットが占い師のモノだったコトで
客室を調べると、占い師宛の招待状を発見する
豪華客船のディナー『箱庭の夕べ』の招待状だった
メインディッシュは‥‥野ウサギ
占い師は野ウサギを飼ってた‥‥二人は事件が終わってないと思い
招待状にあった客船クイーンベリー号に乗り込む
客船は荒れ狂う夜の海に向かって出航してった‥‥‥
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜新年早々おどろおどろしーミステリーでした
私もミステリーは結構好きなほーで
昔は色々と読みあさったモンだけど不思議ですねー
ココまで煮え切らない作品を見るコトになるとは！
で。気づいちゃったんです。その理由を
魅力的な人物が一人も出てこないコト！
フツーは探偵役なり補佐役なり警部などが
キラリと光る部分を持つモンなんですが
この作品ときたら、てんでそんなモンはねーわ
おまけに書いてるのは嫌らしい書き方をする岡田姐さんでしょ？
どーやっったらあんなに登場人物の全員を
醜く、バカっぽく書けるんでしょーね？
さらに制作はボンズ旧ビスタ連中とくる‥‥
もはや救いよーのない連中ばかりと
クソつまんねー作品なモンだから救いよーがない！
ホント。私と岡田姐さんは相性が悪い！

【Ａパート】
鹿目家の朝はのどかだった
主夫の父が朝食をつくり、朝寝坊の母をまどかと妹が起こす
母はまどかと共に身支度をしながら、学校でのハナシを聞く
そしてアドバイスをして二人は出発する‥‥そんな生活だった
まどかが学校に登校すると転校生が入ってきた
ほむら『暁美ほむらです』
まどかは目を疑う。昨夜みた夢の女の子だった
ほむらもまどかを見つけ、ギッと凝視をする
休み時間。ほむらは体調が悪い、と訴え
保険委員だったまどかに保健室へ連れてけ、と唆す
廊下で二人きりになったほむらは
ほむら『鹿目まどか。アナタが自分の人生、尊いと思う？
家族を、友達を大切にしてる？』
まどか『えっと。大切だよ、家族も友達も』
ほむら『そう。それが本当なら今とは違う自分になろうなんて
絶対に思わないコトね。さもなければ全てを失うコトになる
アナタは鹿目まどかのままでいれば良い。今までも、コレからも』
いきなりの謎めいた言葉に呆気にとにれるまどか

【Ｂパート】
授業となる。気分が悪いハズのほむらは
全科目優秀な成績をおしみなく披露しつつ
ときおりまどかを睨み付ける
放課後となり、まどかは友達の美樹さやかとともに
ショッピングモールで、昨晩の夢とほむらの言動をコクる
そーとー電波なヤツだと、さやかも納得したトコで
ＣＤショップで音楽を聴きに行った二人だったが
このときまどかは、ヘッドホンの中から
『助けて、助けて、まどか』との声を聞く
ヘッドホンを外す。だが、声はまだ聞こえる
まどかは声の主を求めてモールをさまよい歩く
そして工事中の区画に入ると、暗闇からフェレットが‥‥
夢で見たキュウべえだった。しかもケガを負ってる
そんなキュウべえを追ってたのはほむらだった
まどか『ダメだよ。ケガしてる、ヒドいコトしないで！』
ほむらに訴えるが、ほむらは全く聞き入れない
迫りくるほむら。そのとき、ほむらの横から猛烈な爆風
さやかが消火器でほむらの行く手を阻んだのだ
さやかはまどかを連れて逃走する
だが、道が変わり、世界が歪みだす
さやか『冗談だよね？　悪い夢みてんだよね！』
目の前の現実を受け入れられないさやかとまどか
その後を追ってくるほむら‥‥そこに巴マミが登場！
マミ『危なかったわね。でも、もー大丈夫！　キュウべぇを
助けてくれたのね。ありがとー』
まどか『アナタは？』
マミ『そーそー。自己紹介しないとね。でもその前に
一仕事片づけちゃってからで良いかしら？』
とマミは変身し、無数の魔法銃で攻撃を加える
すると歪んだ世界が元に戻る
現場に一人取り残された暁美ほむら
マミ『魔女は逃げたわね。仕留めたいならすぐに追いかけなさい
今回はアナタに譲ってあげる』
ほむら『私が用があるのは‥‥‥』
マミ『呑み込みが悪いわね。見逃してあげるってゆってるの！』
ほむら『‥‥‥』
ほむらは去ってゆく
マミはキュウべぇを魔法治療すると
キュウべぇ『ボク、キミたちにお願いがあってきたんだ
ボクと契約して魔法少女になって欲しいんだ』
呆然とするまどかとさやかだった
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜シャフト初の魔法少女作品の初回でした
つーか、もっと正確にゆいませう！
かつて『リリカルなのは』の１期目を担当してた新房監督が
謎のトラブルで降板してシャフトへと新天地を求めた後
『なのは』人気があがって『お、新房が１期目監督してたの？』
と視聴者で話題となってたけど、本人はノーコメントを貫き
シャフトでは魔法少女をさんざんバカにしてきましたが
最近、劇場版なのはが上映され、事実上、新房版一期目が
闇に葬られたのと同時期に、なぜか企画が持ち上がった
今回の完全シャフトオリジナル作品でした！
そんな経緯です。ま、全てのコトの発端はどーやら
新房監督の１期目降板に関わってるよーですが
当事者たちが口をつぐんでるため、謎のままですがね〜
いずれにせよ、新房監督がタブーとしてきた魔法少女を
今回どのよーに作るのか、ちょっと期待してましたが
率直なハナシ、脚本はほぼ『なのは』そのものでガッカリです！
さらにキャラデザが『ひだスケ』でシャフト製品でしょ？
セリフと演出が合致してない部分が、いくつもあったし



ほぼ、悪いほーに予想してたコトが的中したってカンジですね
一言でゆえば、シャフト演出にファンタジーは似合わない！
なぜ、コレを今になってやろうとしたのか？
つくづく疑問ですし、やるべきではなかったと思います
脚本、演出、キャラデザ‥‥すべてが異質すぎて
この先、慣れるのも難しいんですが
この作品で新房監督が送るメッセージ‥‥‥
あの『なのは』降板についての隠された
謎のヒントを見つけるために、一応は追ってみますが‥‥

ある意味『ゴシック』よりもミステリーかもしんない

【Ａパート】
が、不意に修輔に理性が蘇る
修輔（しっかりしろ、俺！）
葛藤をしてる修輔を、隣の奈緒はジレッたく思ってる
奈緒（あーもー！　おにーちゃんのイクジなし！）
そんなとき、ドアを開ける母の奈々香
奈々香『修輔！　いつまで寝てる気！　奈緒もなんで一緒に寝てるの！』
奈緒は舌打ちし、チェェ! 今朝も進展なしか！
修輔『なんでオマエが、ここで寝てんだよ？』
奈緒『何度起こしても絶対起きないんだもん』
などとゆいながら、奈緒は青シマなパンツでチラリズムをかます
思わず目が釘付けになる修輔
そんな修輔を心の中であざ笑う奈緒
奈緒（パンツを見るなら、もっと上手に覗かないとバレバレだってば
でもそんなおにーちゃんの見苦しいトコが、とってもステキよ！）
奈緒は心の中でカウントする‥‥３，２，１
はい、サービスタイム終了〜！
奈緒『あー！　ちょっと、ナニ、ヒトのパンツ見てんのよ！
エロアニキー！』
と罵って、そそくと学校へと向かう
家の前ではクラスメイトの楠原と加藤が奈緒を迎えにきてた
奈緒はバカアニキを叩き起こすのに手こずって
朝食を食い損ねた、とカミングアウトするが
後から出てきた修輔はパンをかじって出てくる
奈緒『あのヤロー！　一人だけモフモフとパン食べて登校か！』
頭に来た奈緒は修輔の前に立ち、修輔の銜えたパンを口で囓り獲る！
楠原と加藤は、週末の話題を振ると
週末、映画館で奈緒に手を握られただけで、すっかり興奮してしまった修輔の話
ゲームのときにはパンツを見たいからって背後にまわる修輔の変態ぶり‥‥‥
などと、自慢気に語る奈緒のブラコンぶりを垣間見て
楠原『ぢゃ、お風呂は？』
加藤『お布団も一緒なの？』と聞く
お風呂？　布団？　奈緒の妄想が広がる
楠原『まさか！　年子の仲良し兄妹でも、さすがにそこまではないか！』
奈緒、しばらく沈黙‥‥
奈緒『あったりまえぢゃないの！　この年でそんなコトしてる兄妹いないよ！』
楠原と加藤は思う‥‥ヤバい、と‥‥
その夜、風呂に入ろうとした奈緒が風呂場にいくと
入れ違いで修輔が風呂から出てきた
奈緒『なに？　私より先にお風呂に入ってんのよ！
おにーちゃんの後ってタオルしぼってないし、イヤだってゆってんでしょ！
今度から絶対私より先に入らないでね！』
慌てて出てった修輔を見計らい
奈緒『って、あのぐらい喧しくゆっとけば
フツーの兄妹っぽく思うよね？』
と、タオルに残った修輔の残り香を嗅ぐ奈緒
奈緒（こんなコトをしてる私って、気持ち悪い‥‥）
そして奈緒は、自分の部屋に着替えをわざと忘れ
バスタオル一枚でリビングでくつろぐ修輔の前に出る
そんな姿に慌ててる修輔を見て
奈緒（妹の裸を意識しちゃって。おにーちゃんの変態）
と心の中で、思いっきり変態プレイに酔いしれてたが
このとき計算外のコトが！　修輔が囓ってたアイスを見て
奈緒『私のアイスぢゃない！　大事にとっといたのに！』
修輔『ゴメン、コレで良かったら』
修輔は食べかけのアイスを戻そうとする
奈緒（おにーちゃんの食べかけ？　それはそれで‥‥）
一瞬思うが、それよりも奈緒はアイスのほうに気が回って
修輔に迫って問いつめる
そのときバスタオルがハラリ〜‥‥
奈緒『キャーーーーーーー！！！！』
悲鳴を聞きつけた母・奈々香がその光景を見て息を呑む
奈々香『修輔！　あんたって子は！』

【Ｂパート】
翌日、さんざん母から叱れた修輔は外出してた
奈緒（おにーちゃん。私の裸を意識していたたまれなくなったのね）
自己陶酔する奈緒は、昨晩のコトは誤解だと母に説明し
修輔の部屋の掃除をして罪滅ぼしをする、とゆい出すが
それはタテマエのハナシ。ホンネは‥‥
奈緒『トレジャー・ハンター！』
ベッドの下、机の億、本棚の広辞林の中を一斉捜索し
修輔が隠してたエロ本を全て床に並べる
奈緒『だんだん隠し場所が巧妙になってくるわねー』
と公然と兄のエロ本をチェック！
最深部にあったＳＭコロシアムを手に取り
奈緒『最近の傾向はコッチ系ね‥‥』
と中身を確認し、ジャンル別に振り分けて
妹系以外のエロ本を強制没収！
が、さらに本棚の奥に何か本が隠してるのを発見！
見ればアルバムだった。だが、不思議なコトに
自分だけ映ってない家族の写真ばかりだった‥‥
奈緒『私の写真が一枚もない？』
そんなときドアが開いて母が参上。エロ本の惨状に絶句
奈緒『ねー、コレだけどさー』
と奈緒はアルバムを差し出したつもりが
それはＳＭコロシアムだった
そこに運悪く修輔が帰り、父・修司を交えて緊急家族会議！
奈々香『この本はさすがにアブノーマルぢゃないの！』
修司『いかんな。ＳＭコロシアム、コレは没収だ』
奈々香『お父さん！　ネコババしないで！』
様々な諸問題を巻き起こし、よーやく解放された修輔は
修輔『誰か‥‥俺を殺してくれ‥‥』
と絶望しながら部屋へと戻っていった
それを見計らい、奈緒は父と母にアルバムについて問いただす
ハッとする父と母。父・修司は覚悟を決めて語り出す
10年前の大雨の日、修司の親友一家が交通事故を起こし
後部座席の一人娘が記憶喪失で生き残ったが
父と母は亡くなってしまった‥‥その生き残った一人娘が奈緒だった
奈緒は驚く‥‥つまり、それって‥‥
奈緒『血が繋がってないんだね』
奈々香『ゴメンね』
修輔と血が繋がってない‥‥実の兄との背徳的な恋愛ができない！
そのコトに深いショックを受ける奈緒
修司『たとえ血が繋がってなくても家族だから！』
フォローする修司の言葉にハッとする奈緒
そっか。血が繋がってないってコトは結婚できるんだ！
お先真っ暗な禁断の兄妹愛より、そっちのほーが良いぢゃん
世の中、ステキなコトだらけーーーーーーー！！！！
すっかり取り乱した奈緒に驚愕してる父と母
奈々香『家族だから安心して。ま、修輔もあんなお兄ちゃんだけど
大目に見てあげて。あー見えて‥‥』
奈緒『わかってる！　私、知ってるよ！　12歳の頃からHな本を集め出したコト
14歳の頃から、おにーちゃんの部屋だけティッシュの減りが早くなったコト
ミニスカ姉さんに異常に反応するコトや、最近ＳＭにまで興味を持ちだしたトコ
それに自分のＰＣのものすごく深い階層にＨな画像を20ギガバイトも
ためこんでるコトなんかも‥‥
全部知ってるけど、今までフツーに接してきたし！』
そんな奈緒の言葉に唖然とする父と母
修司＆奈々香『修輔にプライバシーはないのか！』
慌てて母は語る
奈々香『そんなコトぢゃなく、事故で奈緒を引き取るときに
自分は奈緒のお兄ちゃんになる、と必至に訴えたの』
と、修輔の男らしい一面を紹介し
とりあえず奈緒が血縁がないコトを知った事実を
修輔には秘密にして、この日の高梨家の家族会議は終わった
奈緒は自分の兄になる、と訴えた修輔のコトを思い出し
奈緒（私がココにいられるのも、おにーちゃんの御陰かも）
ちょっと見直して、修輔の部屋のドアを開けると
そこには没収を逃れたエロゲで遊ぶ修輔の姿があった‥‥
奈緒『‥‥‥』
ふつふつと怒りがこみ上げてきた奈緒はＰＣのコンセントを引き抜いた
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜Ａパートは青シマ、Ｂパートは赤シマパンツを
ハデにお披露目して、ウホウホしてる妹萌えなヤローどもを
爽快なまでに迎撃した確信的変態悪妹でした！
コレってジャンル的にはナニになるんでしょーね？
妹系ジャグコメ？　アンチ妹系？　ま、どーでも良いか！
キャストにつては喜多村英梨を持ってきたのに納得！
『こじか』に継いで悪女伝説第二章ってカンジです！
欠点をゆえばＥＤの『兄の生体観察日記』が
本日のエピソードを復習しただけのモノで
そこがちょっと物足りなかったんですが
ココはおそらく、話が進んでくと
有効的な仕掛けがなされるんでしょーね？
あと絵についてゆえば、おそらくコレをみたヤローどもは
もうちっとキャラデザが萌え〜なカンジだったら‥‥
と悔やんでるとは思いますが、むしろそーなってたら
ギャグとして成立してなかったでしょ〜ね
私は良いカンジにキャシャってたと思います
『その身体能力のどこから、その自信が？』
とのツッコミから入る作品ですから‥‥
総論としては、ゼクシズ作品として見た場合
『ヨスガノソラ』に比べて断然、コッチのほーが好感が持てます！
しっかし。『俺妹』とゆい妹をネタにしたツンデレ系作品って

どーしてこ〜もタイトルがクソ長いんでしょ〜ね？

【ひき続き整理してお伝えします】
それは４年前の第８次ノヴァ・クラッシュにハナシが遡る
タイプＣと呼ばれるノヴァ生命体が東京へと進撃してきたのだ
浦賀水道で通常戦力が全滅され、ついに東京湾に入ったノヴァを
食い止めたパンドラがいた。それがアオイ・カズハだった
アオイ・カズハは自分の身を犠牲にしノヴァもろともふっとんだ
このおかげで、人類最大のピンチだった東京殲滅は回避されたのだが
その弟のアオイ・カズヤがジェネティックス１年生に転入したのだ
東京を救った英雄の実弟とゆ〜コトで、生徒会長のシフォンが出迎え
学用機差し回しとゆ〜歓待ぶりで、ウェストジェネティックス区画に到着
だが、この区画では、おりしも最終公式戦が行われてた
圧倒的な力量を持つ学年１位のサテライザーに
学年２位のガネッサがカズヤの前に吹っ飛ばされてきた
それを追ってやってきたサテライザーを見たカズヤは
カズヤ『ねーさん！　生きてたの！　カズハねーさんだよね！』
とサテライザーの巨胸に頬をなすりつける
その光景を目の当たりにした生徒会長は驚愕！
シフォン『よりによって！　接触禁止の女王に！』
だが、サテライザーの殺意が消え、顔を赤潮させる
シフォン『何ですの？　あの処女のよーなリアクション』
サテライザー『はなしなさい、やめなさい‥‥』
必死に巨乳にしがみつくカズヤを振りほどこうとしたとき
強烈なフリージングを関知する
サテライザー『フリージング？　なぜ？』
そんな疑問の最中、チャンスとばかりに
ガネッサ『私の勝ちですわ！』
と卑怯な急襲！
サテライザー『ヤられる！』
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜コトを、巨乳と血潮と黒シャドーが相まみえて
ひたすら専門用語をダダモらしながらカットバックで
やってただけの１話でした
要約すれば『クェイサー』の能登ダミ声版と理解すればＯＫ！
あとは存分に巨乳が惨殺される様をお楽しみくださいってコト！
ったく！　高レベルなストーリー展開をして
低レベルなメタアニメが！
でもって。そんなエログロシーンがオールシャドー！
酷い時には画面の3/4がシャドーってのは
放送として成立してるとゆえんのか？
この渡部って監督は、やたらとストーリーを高階層にしたがるけど
風呂敷を広げるだけ広げといて、残り三話にあたりになると
大あわてでマキ体勢に入って、いくつかコボし忘れをしてＥＮＤ‥‥
そんな、オーラスでご都合主義の連発でショボいシメ方をした
『大魔王』のよーなコトを今回もすんのでしょ〜ね？
能登に関しては『私、ダミ声も出せるのよ！』ってな勢いで
ひたすら殺戮しまくってましたが
サテライザーがデレッとした瞬間に
『どこまでいっても能登』な声になるので
やっぱりコイツの使いどころは限定されてるってコトでしょ〜

ま。どの道、２話目から見ないからいーや！

【Ａパート】
自宅に召還された歩が居間にいくと
冥界のネクロマンサーで同居中のユーが待ってた
ユーは『メシの用意を』と筆談で急かすが
歩『ゴメン。いま軽くトラックに轢かれたトコで』
ユー『問題ない』と冷たいため、
三石琴乃『お兄ちゃん、早くユーにゴハン作って
あと、オ・フ・ロ‥‥』
三石琴乃さんの声で妄想リカバリー
しかたなくメシを作って一緒に食べる
歩『で。今日はナニをしてたんだ？』
ユー『寝てた』とのそっけない返事を三石変換
三石琴乃『えへ。お昼寝してたら夕方になっちゃった‥‥』
そんなカンジでユーとの生活もかれこれ一ヶ月たってた
一ヶ月前、殺人犯によって歩は殺されたが
ユーのおかげでゾンビとなるコトが出来て
自分を殺した犯人を追ってた‥‥‥
そんな夜のコト、近所で殺人事件が起きたコトを知り
歩は犯人を追って夜の街を歩く
だが、なかなか犯人は見つからず墓地で一服してると
チェーンソーで墓標をサクサクと削ってバトルしてるヤツがいた
勢い余って、歩の頭上に振り落とされるチェーンソー
ハルナ『めっちゃ死ねー！！！』
縞パンをみして堕ちてきたのはリリエで単位取得のため
実戦教習中の自称・天才魔装少女のハルナだった
歩『おまえが連続殺人犯の犯人か！』
ハルナ『ジャマだ！　どけ！』
とハルナは促すが、とき既に遅く
歩の背後からリリエのＢ級メガロのクマッチが爪を立てて
歩の身体を貫く
ハルナ『アンタの仇は討ってやるから安らかに眠れよな！』
歩『勝手な言いぐさだな！』
ハルナ『喋るな！　傷は深い！　ガッカリしろ！』
歩『オマエにガッカリだよ！』
ハルナは魔力全開でチェーンソーをフル回転
コレが私の全力全開！
ハルナ『必殺！　ミストリル・キック！』
とチェーンソーで歩もろとも真っ二つ！
歩『キックぢゃないぢゃん！』
かくしてクマッチは消えたが、歩は生きてた
ハルナ『なぜ死んでないんだ！』
歩『ゾンビだからな』
ハルナはとりあえず歩の記憶を消そうとするが
逆に歩に魔法を吸い取られマッパとなってしまう
ハルナ『見るな！　返せ、戻せ、アタシの魔力！
瞬く間に、すぐさま、刹那のうちに！
いますぐ、即、なう！なう！なう！』と歩をフルボッコ
歩『あのさ。俺の下半身、拾ってくれないかな？』
歩むは真っ二つに分離してしまった下半身をさすが
ハルナ『下半身？　ヘンタイかよ！』
歩『ヘンタイはオマエだ！』

【Ｂパート】
魔装少女として魔法を失ったハルナは行く場所がなく
しかたなく歩の家へと転がり込む
ハルナはリリエに連絡しよーと電話を借りるが
それは携帯電話で使い方がわからないとくる
リリエの世界では携帯はないらしい‥‥
歩によって操作方法を教えて貰い、リリエの先生に報告を入れてるが
はたしてこの電話料金はどんなコトになってしまうのか？
翌朝、登校した歩は窓辺を見ながら思う
冥界のネクロマンサー・ユー、そして魔装少女・ハルナの登場‥‥
ごくフツーの日常がこんなに変わっちまうなんて‥‥
シュバルツシュルト‥‥俺とゆ〜特異点が世界を不安定にさしてるのか？
‥‥などとモノ思いに耽る剰り、照りつける日光で干からびる歩
日光はゾンビの天敵だ！
かくして夕方になるまで教室で待ってた放課後のコト
一人の怪しいコート姿の男が歩へと接してきた
男『オマエが欲しい！　俺のモノになれ！』
不意に歩は自分のケツをかばった！
そこにハルナが窓から出現し
ハルナ『ＢＬか！』とのツッコミを入れた上で
ハルナ『ソイツはＡＡ級メガロの極悪非道のザリ！　だったかな？』
男はザリガニの正体を現し、二人の前に出る
ザリは魔装少女を追ってきたが、なぜか歩のほーから魔力を感じてた
ハルナ『めっちゃ魔装変身！』
ノボルヨ、オシ、ハンタバ、ドケダ、グンミーチャ、デイブラ！
魔法詠唱をして変身〜〜〜〜〜‥‥したのは、わずか１秒！
すっかり歩に魔法を吸い取られ、すぐにマッパに‥‥
そんな様子を見てたザリが爆笑する
ザリ『ナニがあったか知らないが、魔法が枯渇した魔装少女に用はない！』
迫るザリ。一方のハルナは、自分を護るはずの魔装がなくなったことで
過去のトラウマが蘇り、すっかりビビリモードに
ザリは容赦なくハサミを突き刺す！　が、それを背中でかばう歩
歩『どーしたんだよ！　あんなに威勢が良かったのに！　怖いのか？』
ハルナ『私は天才魔装少女だ！』
ハルナは自信を取り戻す。一方、ザリは歩の力に怖じ気づく
ザリ『バカな！　人間にこんな力が！』
なおもロケットパンチを繰り広げるが、それを阻む歩
歩『教えてやろーか、ザリガニ野郎！　人間ってのはな
肉体が勝手にセーブしちまうから１００パーの血枷を出してないんだぞ
だけどな、俺はゾンビだ。そんな限界、お構いなしだ！』
と、横紙破りな理屈でザリのロケットパンチを投げ返し
歩『１００パーセント！　１２０パーセント！』
と容赦なくフルボッコにする。ふっとぶザリ
だが、さすが甲殻類だけあって防御が固い！
歩の腕がヘンな方向を向いてしまう！
ハルナは思う。いくらヤツが不死身でも先に手足が潰れる！
ハルナ『私に続け！』と、一かバチか、歩に魔法詠唱させる
ノボルヨ、オシ、ハンタバ、ドケダ、グンミーチャ、デイブラ！
すると、歩の全身に光が！
歩『あー、くるくるくる！　キテる〜！』
かくして歩は魔装少女に変身！　服だけだけどな！
ハルナ『それで勇気１００倍、防御力１億倍だ！』
歩『ホントかよ？』
一方のザリは、歩の容姿を見て
ザリ『ヘンタイかよ』
歩『ヘンタイぢゃねーよ！』
そんな全方位的なツッコミ・ストリームに見舞われる中
歩はザリに必殺技！
歩『えーっと‥‥確か、ミストリル・キック！』
この世で最も冴えない声で、大技をキメる歩
ザリ『キックぢゃないぢゃん！』
とのお約束なツッコミを入れてザリは消える
かくして校庭に舞い降りた魔装少女・歩！
だが、彼にとって最も過酷なラスボスが待ってた！
それは‥‥全校生徒の好奇な目だった！
生徒『ヘンタイだ！　ヘンタイだ！』
人々はシャメで魔装少女・歩の撮りまくる
歩『やめれ‥‥俺を見るな！　みんな！』
そんな歩の前に出たハルナは自信を持って叫ぶ
ハルナ『アンタを魔装少女に任命する！　光栄だな！』
歩は崩れ落ちる‥‥もう俺は破滅だ‥‥
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜謎だったユーの中のヒトは『月宮みどり』さんで
妄想協力は三石琴乃な一話目でした！
良いですね！　この痛烈なまでのバカっぽさ！
オバカなセリフと演出がテンコモリ〜！
同じ魔法少女でも『マギカ』とは雲泥の差です！
ただ、ラストの歩の変身オチはチとやりすぎかな？
なぜか上江洲が脚本を手がける時は
オチが悪ノリしすぎて笑えないってのか
そこはかとないグロ感で後味の悪さが目立つ傾向があります
あとはＣＭでＣＶがやたらと実写でＰＲしてるトコが
何だか安っぽさを強調しすぎてるカンがあります
ま。基本ノリと勢いで攻める作品なんで
その手の戦略は間違ってはないとは思いますが
想像以上にスタジオディーンが良く仕上げてるため
広告が逆効果となってしまったトコが悲しいですね

そこらを加味して３位あたりでどーすか？

【Ａパート】
山形新幹線が山形駅に到着し、筒井雪隆がホームに降り立った
中学野球が日本一になったコトで、万年補欠だった雪隆にも
山形県の如月高校から推薦入学のハナシが舞い込み
ウチを出て一人暮らしをするチャンスとばかりに野球留学してきたのだ
雪隆はタクシーに乗り、さっそく郊外の新居に向かう
５０２号室に入ると、そこからは山形の街並みが見下ろせた
雪隆『今日からか‥‥』
気持ちを新たに部屋を見渡すと、ん？　荷物があいてる？
隣の部屋からモノオトが‥‥ドアを開けると
そこにはヒトの部屋でコーヒーと読書を楽しむ男（＝王子）が
王子『キミ、誰？』
雪隆『それはコッチのセリフだ！　誰だ、オマエは！
それ俺の服だろ！　まさか荷物を勝手に解いたのは』
王子『苦労したよ。机って意外と重いんだね！』
雪隆『誰も頼んでねー！　いったいドコから入った？』
王子は窓を指さす‥‥窓からって、ココ、５Ｆだぞ？
王子『宇宙人なんだ』
雪隆は理解した。わかった、春だもんな、こーゆーのが出てくる季節だ
出てけ！　と廊下に追い出す
王子『待ってくれよ。まだハナシの途中ぢゃないか！』
雪隆は鍵を３重ロックし、やれやれ、と部屋に戻ると
そこには王子が戻ってた
王子『ハナシぐらい聞いてくれても良いぢゃないか』
王子は語る。一昨日の夜、小型救命艇が墜落した
実はソレは自分が乗ってきたモノだと‥‥
雪隆『証拠をみせろ！』
王子『残念ながら証拠はない！　墜落したショックで記憶もない
ただ、気が付いたらコレを握ってた』
と、破片らしいモノを見せる。雪隆は試しにボタンを押すと
窓の遠くの山の中で爆発が起こった
テレビは墜落したＵＦＯが爆発したと、報じてる
王子『もしかしてアレ、自爆装置だったのかも？』
雪隆『ま‥‥マヂ？』
王子『みーんなキミのせいだね？』
雪隆『たまたまスイッチと爆発のタイミングが‥‥』
王子『そんな偶然、あってたまるか！』
雪隆『イバんな！』
そんなとき呼び鈴が鳴る。隣の５０１号室に引っ越してきた江戸川美歩が
引っ越しの挨拶をしにきたのだ。同じ如月高校に入学したコトを知り
ハナシが盛り上がる。彼女の父は工学博士でＵＦＯの調査をしてるとゆ〜
重い荷物があったら手伝う、との約束をして
さい先の良い新生活のスタートを実感した雪隆だったが、王子は
自爆スイッチで人を殺しといて
平然と女の子とデレデレする雪隆の態度をチャカし
王子『キミ、快楽殺人者の素質あるんぢゃないか？』
雪隆『でてけ！』
しょーがないなー‥‥王子はベランダに出て拡声器で叫ぶ
王子『あーあー、ご通行中の皆さん！』
雪隆『やめろ！』と取り上げる
王子『取り上げてもムダだぞ！　いくらでも予備がある！』
拡声器を次々と持ち出す王子。さすがに雪隆も根を上げて
雪隆『今日だけだぞ』
王子『知るか！　ユスるネタがある限り居座ってやる！』
と豪語する王子だった‥‥

【Ｂパート】
夜。美歩の父・江戸川博士はテレビにＵＦＯの見解を語る
さきほどの爆発で幸い死傷者は出てない、との報道に
雪隆『コレで脅すネタははなくなったな』
王子『そーだな。キミのゆーとーりだ。悪かったな』
と王子は服と靴だけ借りて出て行こうとする
ヤに素直だな、と不気味に思い
とりあえず一晩の宿は受け入れようと思うと
王子『コレだ‥‥』
王子はテレビに見入る。テレビはＵＦＯの墜落現場から採取された
謎の投影機を報じてた。王子は慌てて窓から飛び降り
投影機を取り返しに向かう
慌てて王子の後を追う雪隆。５Ｆから飛び降り
車に轢かれて蒼い血を流す王子に
ホンモノの宇宙人か？　との思いが過ぎる
車に轢かれた王子を背負い、河原へと向かう雪隆
王子『悪い。少し休ましてくれ』
王子は木陰に座り込むと、全身から蒼い発光が
治癒能力の効果か、王子の頭上の木に花が咲く
それを目の当たりにした雪隆は確信する
雪隆『もー間違いない。ホンモノの宇宙人だ』
翌朝、雪隆が目覚めると部屋には王子の姿はなかった
学校から戻り、家へと帰った雪隆に
二人の怪しい人物が訪れ、王子の写真をみせて
コイツが殺人犯だと語り、行方を聞いてくる
雪隆は知らない、とバックレて難を逃れると
部屋には団子を囓る王子の姿があった
雪隆『ホントにやったのか？』
王子『危うく殺されかけたのはコッチだよ』
王子の脇腹には銃痕が。おかけで王子は
撃たれたショックで記憶を取り戻してた
さらに王子は、ちゃっかり投影機を奪還してた
投影機を見る雪隆
雪隆『何なんだ？』
王子『ボクの正体が映ってる』
雪隆『見ても良いか？』
王子『見たらキミが不快な思いをするかもしれない』
とゆーが、もはや雪隆は後戻りする気がない
かくして投影機のスイッチが入る
そこには醜く泣き叫ぶ流動生物の姿があった
王子の正体はジャクリネ星の流動生物だった
その姿に思わず顔を強張らせる雪隆だった‥‥‥
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜小粋なギャグで幕開けした未知との遭遇でした
うーーーん！　イマイチ！
確かにＡパートの雪隆と王子のギャグのセッションは
長年深夜アニメで腕を鳴らした花田センセの
絶妙なリズムが利いてはいましたが
Ｂパートがイマイチなんですよ‥‥‥
ラストにスゲーかわいらしい愛玩動物が出てきてたら
大ウケだったんですが、ガチでキモいトコがなー！
へ？　そんなコトをしたら原作とストーリーが変わる？
いーぢゃん。２話目の冒頭で王子が
『ゴメン。実はコッチが正解だった‥‥』
てなカンジで取り返せばＯＫなんだから！
そこらの融通がなー！
せっかく声も容姿もイケメンとゆ〜
声優界にとっての貴重種・浪川大明神が御出馬ってのに
一話目をハデにキメなくてどーすんですか！
マヂで貴重種よ？　だって他に誰がいます？
宮野？　アゴぢゃん！　神谷？　声が小心者ぢゃん？
吉野？　ビミョー！　中村悠一？　顔幅が‥‥
鈴村？　声優でなくアーティスト！　櫻井？　問題外！
そんな状況スよ？　小野Ｄに対抗する数少ないリーサルウェポン
浪川でキメなくてどーするんですか！
いっそ浪川大明神が監督したら
もっと面白いモンになってかもしんないぞ？
へ？　ヤツにアニメづくりの経験がない？
そんなの監督補佐をベッコにたてれば良いぢゃん！
日本初！　声優が監督を兼務する作品！
こんなふれ込みな企画があっても良いかも‥‥‥
へ？　日本初でない？　誰かいたっけ？
いないでしょ？　せーぜー浅沼が脚本を書いてるだけで‥‥

あ、そっか。DLEの蛙男がいたよな‥‥

【Ａパート】
登校した竜司は窓際席の一番後ろ、とゆ〜
『ハルヒ』以来、必ず主役がバミられる席に着くと
業界の慣例に従い、サブヒロの江藤実咲がご挨拶
実咲『竜司くん、おひゃよう』
ショッパナからセリフを噛んでしまった失態は
悪ダチのマサトが『街で見かけたカワイー子をストーカーした』
話題でもみ消してくれたんだから
実咲は後でマサトに見返りをしなければなりません！
そんな人間関係がドロドロ渦巻く夏期講習が始まるが
時計が12時を指したとき、教室のドアがいきなり開き
グラサンをかけた七尾英理子が竜司の前に立つ
英理子『竜司くん、いくわよ！』
英理子は竜司の早退届を担当教諭に差し出し
竜司を車に連れ去る
七尾英理子は竜司のハトコだった。ずっとアメリカに留学してたが
日本に到着したその足で竜司の学校を訪れたのだ
英理子『ちょっと荷物を取りに行くんで男手が欲しいなって』
竜司『荷物？』
英理子『あー、その前に、コレを開いて』
英理子は自分のＰＣを差し出す
そこにはセブンテイルズのＨＰが掲載されてた
セブンテイルズ。世界遺物・ロストプレシャスを保護する団体だ
ロストプレシャスは特殊な能力を持つ道具のコトで、それらを発見し
保護する正規の協会＝世界遺物保護協会（ソサエティ）があるのだが
セブンテイルズは協会の無認可団体だった
英理子『アイツら私を無視してんのよ。構成員が少ないからとかゆったけど
ホンネは実績が少ないってコトよ！　こっちからＳクラスのロストプレシャスを
もってったら態度が変わるに違いないわ！』
竜司は察知する。つまり、今回の連れだしはソレ関連か
さっそくセブンテイルズに竜司が第一助手として登録され
英理子は目的地の埠頭に到着する
英理子『今夜、ココでファングが取引するんだって』
竜司はその名に驚く。ロストプレシャスの闇ブローカーぢゃないか！
つまり荷物ってのは、ファングの持ち物？
竜司『警察に知らせたほーが？』
英理子『そしたら荷物が私のモノにならないぢゃない！』
つまり。英理子はファングのロストプレシャスを奪い取り
セブンテイルズを協会入りされるコトが目的だった
そして夜。いよいよ取引の時間が迫る
問題はファングから荷物を奪うにあたっての方法だった
英理子『ヂャッヂャーン！』
英理子はアメリカで手に入れた奇蹟を起こすロストプレシャスを出す
コレを使ってイリュージョンで目眩ましする魂胆だ
だが、このロストプレシャスの前の持ち主が殺されたコトを知り
竜司は気乗りしない。何より竜司は３年前に呪いのついた
カーズ・ド・プレシャスで痛い目にあった経緯がある
そこへ４台の黒塗りセダンが埠頭へとやってくる
埠頭に横付けされた漁船では、積荷のジェラルミンケースがあげられ
ケースを車に移し替えよーとした、そのとき
船長『誰かいるぞ！』
ファングの構成員が英理子の姿を確認する
英理子はケースの前に立ち、ロストプレシャスを構え
英理子『幻舞、胡蝶！』
ロストプレシャスから無数の蝶が放たれファングを襲う
そのイリュージョンから解かれた竜司が見渡すと
幻想で勝手に伸してしまった構成員の姿が
英理子『ほら、とってきて！』
英理子に促され、竜司はケースを車に運ぶがヤに重い
よーやく車の荷台にケースを載せるとファングの連中が
意識を取り戻し、発砲してきた
慌てて車で逃走する英理子と竜司。それを追うファング
ファングの追跡車輌は次々と集まりだし、竜司の車を追いつめる
やがて前方にトラックが出現。英理子はブレーキをかけ
トラックの荷台と激突。クルクル回転し、バック走行でなおも逃走
英理子『竜司くん！　ハンドルお願い！』
英理子はフロントガラス越しに見えるファングの追跡車輌に
ロストプレシャスを構えて叫ぶ
英理子『幻舞、蛍火！』
一斉に後続車輌を襲う蛍火。だが振り切れない！
ファングの車は英理子の車に接近。銃弾が飛び交う中
一発の弾丸が後部座席のケースの鍵にヒット！
鍵が炸裂し、猛烈な光と煙が立ちこめ、中から姿を現す少女（＝ローズ）
ローズ『リュージ‥‥』
逃走の爆風で吹き飛ばされそーになったローズを
竜司は手をつかみ取り、車に引き寄せたが
そんなのお構いなし、とばかりのファングがマシンガンを連射！
それを見たローズは、ファングに向けて火炎放射
その勢いで一帯が火の海と化す！
いきなり能力を行使したためか、ローズは気を失ってしまう
その全貌をバックミラーで見てた英理子はシタリ顔で笑う
英理子『コレはＳクラス以上かも！』

【Ｂパート】
竜司と英理子はローズを連れて竜司の自宅に戻った
英理子はローズが竜司の名前を知ってたコトを気にし
英理子『心当たりないの？』
詰問するが、竜司には心当たりがない
もう一つ、英理子の関心を寄せたのはローズの胸元の宝石だった
英理子『ロストプレシャスの能力かしら？』
触れようとすると、ローズが意識を戻し、英理子の手にガブリつく
そんなローズが竜司の姿を見つけると
ローズ『リュージ！リュージ！リュージ！リュージ！』
すっかりナツカれてる竜司だった
それにしてもローズは言葉を喋れない、と気づき
英理子は世界の様々な言語で意思の疎通を図るが
どの国の言葉も通じず、一から日本語を教えるハメに‥‥
長い夜になりそうだ、と判断した竜司が買い出しにいくと
玄関先で実咲が待ち構えてた。昼間、夏期講習を抜け出した時に
学校に忘れてった竜司のカバンを持ってきたのだ
竜司『チャイムを押してくれれば良かったのに』
そんなコト、シャイな実咲にはできなかった
が、気になってたのは、帰ってきたときに連れてたローズのコト
実咲『あ、あの、さっきの女の子って‥‥』
そのとき部屋にいる英子から竜司に緊急連絡
竜司が部屋に戻ると、室内は見事なまでに荒れ放題！
竜司が買い出しに出た直後にローズが大暴れし
服を洗おうと風呂に入れたら、さらに大暴れしたのだとゆ〜
その結果、荒れた室内にマッパな二人となってたのだ
だが、そんな状況でも英理子は収穫を得てた
ローズの手の甲に竜の鱗を発見したのだ
ローズの正体は伝説の竜・ネットドラゴンだった
伝説の竜？　竜司には人間の女の子にしか見えなかった
英理子がＰＣでウィキると、ドラゴンはフツーの姿は人間と変わらない
その証拠が手の甲の鱗。龍紋以外は成体になってから変身するよーになる
‥‥などと、恐ろしくムリのある設定をセリフで処理！
いずれにしても、自分たちには手に余る、と判断する竜司
竜司『早くソサエティに引き取って貰うしか』
英理子『そーなると叔父様たちにもハナシといたほーが良いかしら？』
叔父様とは竜司の父と母のコトです
竜司『良いですよ。どーせ別のロストプレシャスで夢中でしょーから』
ナニゲに如月家の家族構成を処理してます！
夕食後、後かたづけをする竜司。それをマネして手伝うローズ
英理子『名前が必要ね？』
竜司はローズの手の甲をジッと見て
竜司『ローズってどーでしょ？　手の模様、バラみたいですし』
発想が乙女な竜司の提案で、ローズと名付けられる
そしてローズは夜通しテレビを見ながら日本語を学習した
翌朝、竜司が目覚めると、隣でローズが寝てた
ローズ『リュージ！リュージ！リュージ！』
朝からやかましー声で英理子が叩き起こされ
三人が朝食を食べ始めたとき
不意にヘリが部屋の向こうでホバリングし
白衣を着た戸倉が拡声器で叫ぶ
戸倉『おはよーございます！　そちらにドラゴンはいらっしゃいますか？』
唖然と戸倉を見つめる英理子と竜司だった
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜『インディジョーンズ・釘宮の伝説』な初回でした
ウルセーよ！　釘宮産業！
リュージ！　リュージ！　とま〜
ヤカましーったりゃありゃしない！
そのたびに私のデジタルヘッドホンが
身震いしながら超音波レベルで悲鳴を上げまくる！
買ったばかりのシロモノだぞ！　破壊するつもりか！
ストーリー的には怒濤のごとくアドベンチャー路線で
時速140キロで高速をふっ飛ばしてるよーな勢いです！
車線変更でパワースライドする間隙を縫って
セリフで専門用語を処理するとゆ〜荒技の連続で
日頃、着実に攻め挙げてく倉田脚本に似合わず
オーバステア気味な勢い任せのドラテクでした！
おそらくコレって、１度目はハナシの流れを掴んで
録画でよーやく全貌を理解するコトが出来るとゆ〜
２度見を強要する厄介なシロモノです
くわえて、ときおり変換する3DCG、コレがまた‥‥
背景に対してのライティング処理が雑で
キャラが浮きまくってるアリサマ！
まだまだＩＧのレベルにはほど遠い！
おゐおゐ、うみどり！　しっかり作れよ〜！
ま。私的には動画とかストーリーの前に
未だにディーン作品で堀江のアフォを使うトコを
何とかして‥‥と思う次第です！　今回も
ＯＰを唱っちゃったりする出しゃばりぶりにガッカリです‥‥
しかもＣＭでは、悪党を倒す体技を披露してましたが
固い身体の上に、足に乳酸が溜まりまくって
肉体がナキまくってる様子が手にとるよーにわかり
30代に突入したアイドル崩れの哀れな末路に寒々としました

だいぶ顔も老けてきたし。この先、どーすんでしょ？

【Ａパート】
クレインは落下した岬の崖に降りてフリュネを探すと
ＯＰに洋上に落下したハズのフリュネの身体が
崖の途中で引っかかってるとゆー謎の展開！
ここで内閣改造速報！　法務大臣に江田氏、内定
クレイン『ちょっと、ねー！』
クレインが声をかけるとフリュネは足にケガを負いつつも息をしてる
足にケガ？　息をしてる？
フツー、あの体勢では頭から堕ちるのでは？
さすがフラクタル社会！　万有引力さえも安全保障か？
ここで内閣改造速報�A！
総務相の片山氏、国家公安委員長兼任、内定
飛行船の追跡から逃れたフリュネを連れてクレインは家へ
家では晩飯のためにドッペルで参上した父と母がいた
父『誰だ！　その子は！』
母『やだ、ケガをしてるぢゃない！』
そんな父と母をウザッたく思ったクレインは
クレイン『とりあえず今日は！』と強制終了させる
それを見てたフリュネがクレインに冷たい視線
フリュネ『あなたは自分の家族を自分の意志で消したのですか？』
クレイン『家族って大げさだな！　ただのドッペルぢゃないか！』
フリュネ『なるほど‥‥』
フリュネはクレインにガッカリする。このときの感情を補足すると
フリュネ（コイツ、フラクタル社会に育ったコトで、自分を育てたのが
ただのドッペルだと思いこんでる‥‥そんなにこの時代のヒトって
人間関係が希薄になってしまったの？　ああ、失望した‥‥）
クレインが薬箱を探し出すと、フリュネは下着になり
自分で治療する、とゆいだす。このときの感情を補足すると
フリュネ（どーせコイツは人間に関心がないんだから
裸をみられても平気でしょ？）
クレインが２Ｆにあがり、ヘンなヤツ‥‥と思う中
フリュネが部屋を訪れ、背中に傷に薬を塗って欲しいとゆう
やがて薬が効いてきたのか、フリュネは眠りについてしまう

【Ｂパート】
フリュネが気が付くと、クレインはＰＣを操作してた
２世紀昔に廃絶した超古典ＰＣを夢中で操作するクレイン
フリュネは傍らにあった投影機にスイッチを入れると
そこには幼い頃のクレインと父母の姿があった
クレイン『ああ、コレ、ボクの赤ん坊の頃のフィルム
あとは父と母の実体も映ってる』
フィルムに映る姿に、フリュネは誤解をしてたコトを悟る
フリュネ『ご両親との思い出を大切にしてるのね』
よーやく人間味ある世界と接するコトのできたフリュネは涙を流す
フリュネ『ちがう。今のアナタはこんな顔をして笑わない！
あのときと同じ顔をみして下さい！　こう！　こーです！』
この余計な暴力キャラ設定はヤマカン発注！
フリュネはクレインが伝承の歌に登場する人物だと察知し
お守りに、自ら付けてた宝石を渡す
フリュネ『アナタの笑顔ならきっと護ってくれるはず！』
そんな予定された工程がなされたトコで
都合良くセキュリティがデータ検出不能の不審人物・フリュネを
連行するために訪れた。フリュネは危うく難を逃れ
セキュリティが去ってゆくと、クレインはフリュネを連れ出し
電波の届かない礼拝堂の跡地へと身を隠した
フリュネ『クレインは面白い！　この時代に生きるヒトは
縛られるコトをキラい、特定の家も持たないと聞いてます
それなのに‥‥』
クレイン『この時代に生きるヒト？』
その言葉にクレインは疑問を持つ。しかもフリュネの服は巫女の服‥‥
つまり、フリュネは‥‥
フリュネ『‥‥‥』
クレイン『やっぱ良いや。いつか教えてくれれば良い！』
深い詮索をしない男気溢れるクレインを気に入ったフリュネは寄り添い
一緒に月を見上げる
フリュネ『苦しい日も辛い日も、いつも優しく照らしてくれた』
そんな言葉を最後にクレインは眠りに落ちる
再びクレインが目覚めると、フリュネの姿はなかった
家に戻り、ベッドに寝ころんで、貰った宝石を見てると
『昼の星に願いを捧ぐなら、夜の星にさよならを告げ』
との歌を思い出し、ハッとする
クレインはＰＣと音楽データ、宝石を接続し
データを照会すると、そこには見たこともないデータが！
クレイン『何かのデータだ！　しかも飛び切り古い！』
そんなデータを見てると、いきなり画面が発光し
ＰＣからネッサが出現する
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜法務大臣に江田氏、国家公安委員長に片山氏が兼務とゆ〜
内閣改造のニュース速報が入り込むとゆ〜
何だかやたらと忙しい１話目でした
第一話でニュース速報を打ち込まれたアニメ新番組って
私が知る限りにおいて、おそらくコレが初めてだと思うな
ただし、その速報。FNNの完全な見切り発射で
公安委員長は片山さんではなく中野さんが正解！
FNNは正確な裏付け情報を得てから速報を打て！
そんな新年早々、朝日新聞経済面をジャックし
『監督生命を賭けた作品』と大見得を切った
ヤマカンが報いを受けた自信作なワケですが‥‥‥
ヤツの監督生命って、いったいいくつあんだ？
そう思わざるを得ない、フヌケた作品です！
この第一話が訴える強烈な社会提起‥‥
働かなくても生活が保障されたフラクタルシステムのもと
ヒトとの触れ合いを忘れ、育てられた肉親をも
通信相手と見なして独善的にコミュニケーションを遮断できる
‥‥とゆ〜、現代のネット社会における人間関係の危うさを
Ａパートのわずか数秒間しか描けきれてない！
それを犠牲にして、やったコトとゆえば
ただ宮崎作品＋日アニとゆった古き良き古典アニメを
ひたすらパクリまくり、印象的なカットばかりに拘り
大事な伏線を圧縮しまくった結果、素通りしそーなセリフに置いて
メッセージを劣化させたモノを『王道ファンタジー』と称すか！
いったい本読みでは何を話し合ってたんですか！
くわえて！　キャラデザがいかにもA-1つーのか
華もハデさもがねーんですよ！　これが！
とくにドッペルのあのデザインって何？
まんま風船ぢゃん！　どこにも工夫のあとがない！
コレではねーーーーーーーーーーーー！
ヤツを京アニが『らき☆すた』で途中降板した後
エンガチョを続ける理由が良くわかります‥‥

ヤマカン神話にトチ狂うのもいい加減にしろ！

【Ａパート】
入学式を終え、教室に入った修一たち
だが担任の税所先生は初日から遅刻とゆ〜アリサマ
そんな担任なくクラスで、コレからの１年が
有意義なのか、あるいはどん底なのかを占う
恒例のイベント‥‥自己紹介が始まった！
かなこ『佐々かなこです。西が丘第一小学校からきました
難しいコトを考えると頭が痛くなります』
よしの『高槻よしのです。身体を動かすコトが好きなので
運動部に入ってガンバリたいと思います』
時にオチャメに、あるいは無粋にクリアしてくが
はやくも問題児が頭角を現す
千鶴『更科千鶴です。なんだかソバ屋みたいな名前でしょ？
でもウチ、本当にソバ屋なんです。よかったらいつでも食べにきて』
そんな千鶴はツメ入りの学ランとゆ〜出で立ちだった
そして修一の番となった
修一『二鳥修一です。西が丘第一小学出身です。よろしく』
難なくクリアか‥‥と思ったら、男子生徒の一人が手を挙げる
生徒『二鳥くんは高槻さんが小学のとき付き合ってたってホントですか？』
キスもしたらしーぜ‥‥とのウワサに人々がザワつく
そんな意地悪な男子生徒の後頭部に
『赤毛のアン』の本で叩くのは千葉さおり
さおり『千葉さおり。西が丘第一小学出身』
とだけゆって、教室を後にしてしまう‥‥
さおりも二鳥クンのコトが好きだってウワサだぜ‥‥
そんな岡田姐さんの状況説明的事情によって
はやくもクラス全員が悪に染まる！
かくして波乱な自己紹介が終わりそれぞれは帰途につく
初日から学ランだった千鶴は
千鶴『今日は学ランで着たい気分だったのよね！
明日、私服で着たい気分だったら私服でくる！』
はやくも風紀委員と一戦交える予感をカンジさせます！
一方、初日からヤッチまった修一は家に帰らず
気分を晴らすため公衆トイレで女装とウィッグをつけ
女子高生に化けて街に躍り出る！
女の子って何でできてる？
お砂糖とスパイスとステキな何もかも？
そんなモンでできてるの？

【Ｂパート】
修一は、一人で女装して街に出るのは初めてだった
いつもは隣によしのがいたのに‥‥ふと思う
修一『前みたいに戻れたら‥‥』
かつて仲良しだった修一、よしの、さおり‥‥
だが修一がよしのにコクったコトで三角関係に発展し
それぞれがバラバラになってしまった状況下で
それは叶わぬ夢と化してしまったのだが
ここらの事情は原作の小学生編を読まないとわからないだろ〜
修一が女装で街を闊歩してた頃、よしのは母とともに買物へ
ファストフードで茶を呑んでたよしのに
母『修一君とは仲直りできたの？』
よしの『別に。ケンカしたワケぢゃ』
母『私も子供の頃にわかりあえるヒトがいたらな‥‥』
母はナニゲに幼なじみの存在が貴重だと諭す
一方、女装で気が晴れた修一は着替えて自室に戻ると
室内に姉の真穂と、真穂のダチの末広安部がいた
真穂『ノックぐらいしろよ！』
ムッとする真穂は安部を連れて出てく
修一『‥‥‥』
修一は部屋を見回すと、クリーニングから戻ってきた
真穂のヒラヒラの服を見つける
修一（女の子って何でできてるんだろ〜？）
修一は迷わず服を着て、街をブラついたときに買った
ブローチをつけて、窓に映る自分の姿にホレボレする
そんな時、携帯を取りに戻ってきた真穂と遭遇し、さ〜大変！
真穂『またオマエ！　脱げ！　臭くなる！　脱げ！
明日の撮影用に卸したヤツだろーが！　脱げ！』
修一『こんなのヤだ！』
修一は真穂を突き飛ばす
真穂は修一の力の強さにビックリする‥‥
真穂『ぶった‥‥弟のクセにぶった！』
修一『オネーチャンのバカ！』
修一は服を脱ぎ捨て、Ｔシャツ姿で街へと逃走
安部『（追わなくて）良いの？』
真穂『良いに決まってんぢゃん！　気持ち悪い！』
気持ち悪い！　気持ち悪い！　気持ち悪い！
去り際に放った姉の言葉が、修一の心を突き刺し
まるで出口を求めるかのよーに、ひたすら夜の街を歩く修一
そんなＴシャツ姿の修一を人々は好奇の目で見て
さらに修一は居場所を失い、ひたすら逃走してると
よしの『どーしたの？　その格好』
よしのと遭遇した。修一は泣き出す
修一『ボク、こんなのヤなんだ！』
泣きじゃくる修一に、よしのは昼間買った上着とスカートを
修一に着せて女装完了。修一はよーやく落ち着き
二人はベンチに腰を下ろして夜桜見物
桜が舞い散る中、よしのは複雑になった人間関係の
モヤモヤを晴らそうと『あー！』と叫び
よしの『ガンバレ！　私！』
修一『更科さんみたいに？』
よしの『それもあるけど。いろいろ！』
かくしてよしのと別れた修一が家に帰ると
晩飯のときに真穂がエビフライを１つプレゼントしてくれた
やっぱり弟はカワイ〜んですね！
ベッドに横になる修一。よしのにフラれたけど
友達で仲良くしてくれるコトを確認したため
こんばんはよく眠れそーだ‥‥
男の子って何でできてるんだろ？
蛙にカタツムリに子犬のしっぽ‥‥
そんなモンでできてるよ‥‥
（第１話ＥＮＤ）

とゆ〜女装して街を走ると気持ち良いからやってみなよ！
などと推奨してるのか？な一話目でした
たま〜にアキバに行くとそーゆー方も見かけますよね？
すね毛モフモフな方が！
ま。それはともかく、制服とゆ〜男女境界線で分断された
やや性同一性障害の病理がかかった主人公の思いを
描いた作品なワケですが、リアルなハナシ
皆さんはどこで男女の垣根を感じましたか？
私は前にも話したとーり、小学４年の頃に
ブラをつけ始めた頃から意識をし始めて
それから急激に同学年のヤローどもとは
アキラカに精神年齢の成長スピードが加速して
それから１年後には単車のケツにまたがって
夜な夜な八王子街道で6連ホーンで
『ゴッドファーザ・愛のテーマ』に酔いしれてましたから
ココま病理に犯されるコトはなくても
ゆってるコトはなんとなくわかります！
ただ。あの頃の自分‥‥毎日が何かに追いつめられ
あがき、もがき、苦しんでた頃の自分の気持ちになってゆ〜と
まだまだ大人目線で、理屈クセーな〜と思いますね！
あの頃って目には見えない大人たちが作り出した壁の前で
あまりにも非力な自分が立ち向かわざるを得ない状況だったので
理屈をゴネるヒマもなく、毎日が闘いの連続でした
それに比べたら、この主人公は大人の世界を
素直に受け入れてるトコがあり、ヤに素直だな〜と実感しました
ま。そこらはどんな人生を歩んできたのか？　の違いもありますが
私的には、ちょっとそこらの切迫感がモノ足らなかったな‥‥
そんなカンジです
あとは絵ですが。ま、こーした水墨画タッチでトライする作品って
20年に１回は、なんかの気の迷いで出てきてますね
コレをアートと考えるのは、おそらく海外のアニメオタクの一部で
私たち日本の視聴者的には、逆にリアルに描いて欲しかったな
とくに背景。よりリアルなほーが、彼らが立ち向かう
大人の社会ってのを描き出せると思うんですが？
そして脚本。岡田姐さんにしては観念的なコトばかりで
本来、姐さんが得意とするフィールドは
全キャラ・オールで憎ったらく、おまけにアホばっかで
そのクセ、人間のドギツい内面をキワどく描くよーな
タッチが抑えられてたアタリ、大人目線で語ってる証拠ですね
姐さんには、そーゆー青春時代の格闘ってなかったのかな？
最後に皆さんへ。おそらく、こーした子供→大人になった
あるときから時間の経過が淡々とし出して
１年たったけど、まっく自分の心に変化がなくなったな〜
と実感する時期がくると思います。ヒトはそれを
感情が鈍化したとか、守りに入ったとか
マイナス思考で語る傾向がありますが、そーではなく
社会との摩擦がなくなったコトに他なりません
社会との摩擦がなくなった＝社会の仕組みを理解し
自分がその一員として違和感なく存在してる証拠なワケで
それがホント意味で大人になった、とゆ〜ワケ

少なくとも私はそー思って日々を過ごしてます