2008→09年末年始
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皆さん。あけましておめでとーございます!
さあ! いよいよ2009年となりましたッ!
私たち『あにめチック』はこの年が来るのを
心待ちにしてました!

今を遡るコト約5年前の2004年の11月!
あにめチックは過去の統計から導き出すデーターによって
一つの仮説を唱えました
。そう!
アニメにはヒット作を生み出す年があるのではないか?
そして、その答えがコレです!
  1969年
■サザエさん
公 開1969年10月5日〜
時 間日曜18:30-19:00
原 作長谷川町子
制 作TCJ(現エイケン)
放 送フジテレビ系列
  1979年
■機動戦士ガンダム
公 開1979年4月7日〜80年1月26日
時 間土曜17:30-18:00
原 作富野由悠季
制 作日本サンライズ(現サンライズ)
放 送名古屋放送(テレビ朝日系列)
■ドラエもん(第2期)
公 開【第1期】1973年4月〜73年9月末
【第2期】1979年4月2日〜
時 間【第2期】金曜19:00-19:30
原 作藤子不二雄
制 作【第1期】日本テレビ動画 【第2期】シンエイ動画
放 送【第1期】日本テレビ系列 【第2期】テレビ朝日系列
  1990年
■ちびまる子ちゃん
公 開【第1期】1990年1月7日〜1992年9月27日
【第2期】1995年1月8日〜
時 間日曜18:00-18:30
原 作さくらももこ
制 作日本アニメーション
放 送フジテレビ系列
  2000年
■とっとこハム太郎
公 開2000年7月7日〜
時 間金曜18:30-19:00
原 作河井リツ子
制 作トムスエンターテイメント
放 送テレビ東京系列


わかりますか? 10年周期で到来する法則を!
2009年の今年は国民的ヒット作が生まれる年なのですっ!
なんてゆいつつ、2005年は空振りしましたけどね
あのときは『エウレカ』が唯一条件をクリアしてたんですが
見事なぐらい裏切られました!
南‥‥‥南社長によって‥‥っ!

そんなカンジで屈折しながら5年間を過ごし
よーやく、またそのチャンスがやってきたとゆ〜ワケです!
もう一度、性懲りもせずゆいます!
今年から2年の間に国民的ヒットアニメが生まれます!
では。具体的にはどんな作品となるのか?
ヒットアニメ誕生2期の傾向の比較
3/4/5年型アニメ比較項目9/0年型アニメ
オリジナル特 徴原作物
S Fジャンルアットホーム
ティーネージャー対 象幼児向け
変化ありアニメ技法変化なし
短期が多い放映期間長寿が多い
前置詞+主役名タイトル主人公名


もちろん、この法則は万能ぢゃないんです
『コナン』『ポケモン』『おじゃる丸』は
条件こそ適合しますが、スタート年代が異なります
ただ、国民的長寿アニメがスタートするのは
この9〜10年代が、比較的多いってワケ
です
ま。この少子化の嵐が吹きぶさむ中
いまさら夕方のクソガキアニメがヒットするのか?
とゆ〜疑問が付きまといますよね?
さらに踏み込んだ『9/10年タイプの国民的ヒットアニメ』の考察
1)原作者が存在するアニメ作品
2)放送の時間帯は夕方(プライムタイム)
3)主人公は二等身、もしくは頭がデカい
4)視聴対象は小学生
5)お茶の間でも安心して見れる内容
6)同じ制作元請けが連続してヒット作を出すコトはない


現在、プライムタイムでアニメをしてんのは
テレ東、テレ朝、日テレ、NHK教育ぐらいなもんで
TBSは『まんが日本昔ばなし』の復興で失敗してますし‥‥
ただ、まったくないかとゆ〜と、そーでもなく

最近の『ゆるキャラ』ブームが象徴するよーに
20代〜40代の主婦層レベルをうまく巻き込めば
勝機は必ずありますっ!

そこらは玩具メーカーの辣腕にかかってます
もし、この過酷な状況下でヒットを出せば
その作品はロングランとなるコトは歴史が証明してます
もっとも。仮にヒットしたとしても、手柄のほとんどが
原作者が横取りするってのも歴史は証明してます
けどね
だから今回、アニメーターはあくまで裏方です
そんな裏方に対し、私個人として期待したいのは‥‥‥
二等身キャラ物でしょ? そーだなー‥‥
ナベシンの作画は二等身キャラだけど
『お茶の間で安心してみれる』とゆ〜点でNGだし‥‥

岩崎監督&J.C.STAFF元請けあたりかな?
や。だって、岩崎って二等身をやたらと描きたがる
ギャグも萌えもイマイチで、深夜では浮いてるでしょ?
ガキアニメに転向したら意外と良いカンジだと思うけど?
ぜひ、松倉Pは持ち前の野心をフルに発揮して
このチャンスに応えて欲しいモノです

‥‥などと煽ったトコで、どーにもなりませんけどね
私は今回のヒットアニメの世代の主人公ぢゃないからな〜
すべては小学生が命運を握ってるってコトです!
はたして。これから2年の間に、ヒット作は生まれるのか?
ひさびさに楽しくなりそ〜な予感がする年の幕開けです
つーワケで。そんなヒットアニメとは全く無縁な
新春スタートの深夜アニメの税関検査、いってみましょ〜!
屍姫 玄
【脚本】會川 昇さん 【監督】むらた雅彦さん 【制作】ガイナックス&feel.
視聴日1月4日(日曜)25:00-25:30
放送局テレ玉
第1話『 光の道筋 』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【あらすじ】
先の湖惑との戦いで田神景世が死亡してから半年が経過した
星村マキナは神生真世の指令の下、監査官たちによって
光言宗の本山の地下で幽閉されてた
契約僧を失った上に、その契約僧が死の直前に花神旺里などとゆ〜
どこの馬の骨ともわからんヤツに、マキナとの契約を継承してしまう
とゆ〜不始末に光言宗は、ほとほと困って処分保留状態だった
一方、義兄からマキナの継承を受け、前回のラストで
契約僧になるコトを決意した旺里は、この半年は
梅原らによって山修行に明け暮れてた
しかし、まるで修行を受けたコトのない旺里にとって
この半年間はあまりにも短すぎて
義兄ほどの力を持つコトはなかった
そんな中、本山がマキナを処分するとゆうハナシを聞き
あわてて本山へと向かうと、光言宗の僧たちが
自分が汚れるのがヤだとゆ〜恐れのあまり
屍と化してマキナを消しにかかってた
駆けつけた旺里はマキナを助けようとするが
マキナ『私は汚れてる。こないで‥‥』
と拒む。旺里は覚悟を決めて叫ぶ
旺里『大切なヒトを忘れられないでる
それが汚れてるとゆ〜のなら、僕も同じだよ!』

とマキナを解放する。すっかり情をホダされたマキナは
マキナ『ゴメン。景世を守れなくて。ずっと言おうと想ってた』
(第1話END)

‥‥とゆ〜野原ひろし亡き後の戦後処理な第一話でした
枷1コ。あいかわらずグダグダなハナシ!
『玄』? これがシリーズ改編? プッ!
タイトルを変えるほどのデカい変化はないぞ?
ま。ショボい前回の第1話に比べて
ギャグらしき要素をチラ出ししたり
キメゼリフをラストにかましてきたけど
OPもEDもまるまる同じだし
あいっかわらず陰鬱なストーリーで
ハナシを追っててノラねーノラねー!

あえて年またぎする必要なかったんぢゃね〜?
野原ひろしが死んでENDで良かった気がする‥‥‥
だって。やったらコ難しい設定用語が出てきて
萌え要素ゼロな屍姫&禿な契約僧どもが
妙にガンアクションだけに固執してるバトルに
どー興味を持てとゆ〜んだい?
中身ゼロぢゃん。ゆってるコトも響いてこないし!
そんなカンジで、解釈のしように困ってました
『グレン』の年末特番と併せみて
よーやくわかったコトが一つだけある!
ガイナはブラコン企画に拘りすぎです!
『グレン』にしてもコレにしても
まずは尊敬する血のつながってない義兄がいて
それが死んでから主人公が自分を自覚する‥‥
このパターンがヤツラの訴えようとするメッセージなようですね?
今回の第一話の流れも、結論としては
『お前の信じるお前を信じろ!』に向かってますから
この仮説はほぼ間違いないと想うんだけど
だとしたらとんだマイノリティーなメッセージですよね!
そもそも今の世に『尊敬するアニキ』などいますか?
前任者がさんざんメチャクチャにして
去っていったあとに残ったのは莫大な負の遺産
いったいどーやって処理せよとゆ〜のだ?
とゆ〜のがマジョリティーな意見だと思う‥‥
ま〜。いろいろクドクドゆってたけど、結論は

庵野監督亡き後のガイナは何も残らなかったってコト!

みなみけ おかえり
【脚本】小鹿りえさん 【監督】及川 啓さん 【制作】アスリード
視聴日1月4日(日曜)25:30-26:00
放送局テレビ東京
第1話『 年の初めの 』
■ ペロッと斬♪鮫の批評

マンション一室の南家では、ハルカチアキを着付けしてます
チアキ『どーですか? ハルカ姉様』
ハルカ『かわいー、かわいー』
チアキ『ありがとうございます。ハルカ姉様』
一方、カナは‥‥とゆ〜と、まだ寝てた
時刻は午前8時。すっかり出発の時間。新年早々からまた寝坊です!
その頃、神社では待ち合わせの内田が待ってた
チアキ『待たせたな! 内田!』
内田。山盛りの焼きそば、ヒョットコのお面、綿菓子を抱えてる‥‥
チアキ『じっとしてられないヤツだな!』
かくして4人はお参りをして、おみくじをひく
チアキは吉。恋愛運はダメ。金運はそこそこ‥‥‥
チアキ『まあまあだな』
と、その中途半端な一年の計に落胆するなか
内田がカナから百円を借りて引き当てたのは大吉だった
しかも恋愛運は『待ち人来たる』 なんてうらやましい!
様々な思いが巡る中、保坂がおみくじをひきにきた

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         ココでよーやくOP(開始10分後)
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南家に戻った三姉妹のもとに冬馬がお邪魔してた
チアキ『焼きそばが食べたいのとカップ焼きそばが食べたいのとは別だ』
人呼んで『カップ焼きそば現象』。チアキはその自説を
クマ≠フジオカを例に挙げて説明するが、それを誤訳する冬馬
冬馬『訪ねてきた叔父さんの相手をするのが面倒なコトか?』
バカヤロウ! 何を聞いてたんだ! タケル、説明しろ
タケル『ぢゃ、中のヒトレベルで説明するね
水樹奈々と茅原実里は年が近くてマーケットも似てるけど
販売元がキングとランティスとゆう点で枚数に歴然な差がある
しかも水樹さんは必ず自分で作詩する。これがホンモノだよ!
一方の茅原クンはどーかな?
つねに畑さん&こだまさんに頼りっきりでしょ?
これが日本武道館3DAYSの歌姫と
市民会館ばっかでパレードしてるインスタント歌手の違いかな?』

その、非常にわかりやすい説明に2人は驚く
冬馬『カップ焼きそば現象だ!』
チアキ『カップ焼きそば現象だ!』

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           C M
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学校の保健室でクマダ先生と対面してたチアキは驚く
チアキのクラスの担任が休みのため
クマダ先生が代わりに家庭訪問をするコトになったのだ
なぜ、この時期に家庭訪問?
なぜ、保険医が家庭訪問?

あまりにもムリのある設定に新任脚本家への懐疑心を抱きながら
南家に帰宅すると、タケルが保護者として面談する、とゆう
何で今回はタケルの出番が多いんだ、バカヤロウ‥‥
と、強い疑念を抱きながら家庭訪問は挙行される
クマダ先生『ご趣味は?』
タケル『ダーツを少々』
クマダ先生『いえ、チアキさんの趣味を』
タケル『ああ、そうでしたね』
その光景にイライラするチアキ‥‥これは、何だ!
カナ『お見合いだ! それしかあるまい!』
そこに番長フジオカが入ってきて、さらに場はややこしくなる
イライラするチアキ‥‥これは、なんなんだ!
カナ『パレードだ! ああ、間違いなく!』
チアキはクマダに家庭訪問らしく振る舞えと急かす
あわててクマダ先生はバックの中から書類を差し出す
それは内申書‥‥ではなく、身体測定の結果だった
クマダ先生『チアキさんは他のコと比べて痩せすぎ‥‥』
チアキ『帰れよ!』

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         開始20分にしてED
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先生が帰った後、牛乳が切れたコトを告げるカナ
番長『あ、俺、買ってきますよ!』
と番長がでてくと、チアキはなにやら捜索中
フジオカ(クマ)が見あたらないのだ
そこで! タケル(まだいたのかよ)がポケットから
出したのはペンだった!
タケルのペンが倒れた方向に捜し物がある!
自称『よく当たる』とゆ〜オマジナイをすると
ペンは台所をさししめす‥‥赤い鍋の中に、確かにフジオカが!
次にハルカの『捜し物』をペンが指す
ペンが指し示したのは‥‥カナだった
ハルカ『やっぱりあんただったのね! 冷蔵庫上段右側の300円のアイス!』
確かに良く当たる。チアキはどんな仕掛けかを聞くが
タケル『そんなモンないよ』
カナ『ぢゃ、私の未来の旦那候補を探してもらおう!』
ペンは倒れない。天国在住か?
直立不動をキメこむペン
をカナが倒すと、玄関をさす
そのとき玄関には牛乳をパシられてた番長が帰ってきてた
それをみながら皆は、あのセリフを思い出したのはゆ〜までもない‥‥
『こい! ラインバレル!』

夕暮れ染まる神社の境内では108回の大凶のおみくじをひき
保坂
が神主さんを困らしてた
『あの、にいちゃん。もー閉めても良いかな?』
なかな想いどーりにいかないモンだな。だが、まあ良い‥‥
試練があって恋は成就する。待ってろよ! 南ハルカ!
(第1話END)

とゆ〜シメはやっぱり保坂だったかな第1話でした
何だ、この編集は、バカヤロウ!
AパーBパーの形をなしてないぢゃないか!

このシチメンドクサい編集の意図がわかりません!
確か、アスリードは後編(おかわり)を担当して
童夢編(無冠)雰囲気が違うからボコられてたんだよね?
だから、マンションやガッコなどの設定的には
〜おかわり〜をそのまま引き継いでる
けど
キャラ設定やシーン割りなどは〜無冠〜を
引き継いできやがりました!

ま。こーなるでしょ〜ね‥‥‥
シリーズ恒例のマコちゃんが初回から出てこない
チアキの『バカヤロウ』なんてたったの一回ですよ‥‥
悲しくなってきました!
何を遠慮する必要がある! せっかくの正月だってのに!
出し惜しみをせず、バンバンと約束を果たせよ!

日曜深夜をシメる作品ってのは
コ難しい小細工なんていらねーんだよ!
つーワケで。この作品、ナニゲに気に入ってるんで

最後まで見続けてやる! わかったか! バカヤロウ

WHITE ALBUM -ホワイトアルバム-
【脚本】佐藤博暉さん 【監督】吉村 明さん 【制作】セブン・アークス
視聴日1月5日(月曜)25:30-26:00
放送局テレ玉
第1話『 俺の彼女 』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
それは日本がコレからバブル経済に向かおうとしてた
1986年11月
のコト‥‥
夕凪大学の学生・藤井冬弥は、喫茶店で
彼女の森川由綺から『別れ』に近い宣告をされてた
由綺が選んだ道は、アイドルになるコト‥‥‥
そして由綺は初回CDが50万枚を売り上げた
大手プロダクション・緒方プロの所属のアイドルとなった

【Aパート】
午前11時42分。またあの夢から覚めた冬弥は
ワイドショーに出演してた由綺のインタビューを見定め
一人、夕凪大学へと向かう
ふとキャンパスに入ると由綺と遭遇する
だが由綺は講義を終え仕事へと向かう途中だった
ほとんど会話もないまま分かれる2人‥‥
木枯らしのキャンパスが寒々しい
大学の就職課で就活を模索するだけの冬弥は
澤倉美咲らと遭遇する
美咲『コレからますます会えなくなるんだから
ダメだよ。ちゃんと捕まえてなきゃ』
と、全身から寂しさのオーラを放つ冬弥を励ますが
おめ〜。そ〜ゆ〜寂しいトコをねらってね〜か?
さらに塾のバイトへと向かおうとする冬弥のもとに
幼なじみの河島はるかがチャリで乗り付けてくる
はるか『由綺と逢えた? 私のおかげだよ。ぢゃ〜ね』
妙に恩着せがましく去ってゆくが
テニス部で大切なヒトを亡くして、そのショックから
立ち直れないとゆ〜ワケあり女の思惑やいかに?
そんな、風雲急を告げるドロドロとした昼メロの予兆をつゆ知らず
彼女不在な冬弥は、一人取り残された日常のなかでやれるコトとゆえば
電車に乗ってバイト先へと向かうことぐらいだった

【Bパート】
とあるTV局の控室に、大物歌手の緒方理奈が入ると
後輩の由綺が陰湿なイジメに遭ってた
ジュースをパシられたときに、衣装にコーヒーをこぼされたのだ
相手は理奈と敵対するユニットの桜団。以前、理奈とトラブッた際の
仕返しに由綺が巻き込まれたのだった
本番まで時間がない。さあ、どーする?
一方。バイト先の喫茶店でヒマをもてあましてた冬弥
店には誰一人客がこない‥‥いや、実は客はいたのだ
店の奥でなにやらアヤシゲなコトをしてた作曲家の先生が
人目を阻んで出て行った
‥‥彼はいったい何を‥‥?
そんな冬弥の疑惑を阻むよーに高額な給料が渡される
冬弥は、自分が接客したのは一人もいなかったコトから
給料の受け取りを拒否して家に帰った
家で撮りためた由綺の出演番組のVTRをチェックする
VTRは理奈のバックステージで歌う由綺の姿に
きわめて視聴者的な声援を送ってると電話が鳴る。由綺からだ
由綺『いまさっき収録が終わった』
近況報告。だが、大切なコトはゆえない‥‥
汚れた衣装をイメチェンして難をすごしたコトを‥‥

冬弥も、大切なコトはゆえない‥‥
寂しい想いで過ごした今日一日を‥‥

冬弥は淡々と報告する由綺に
冬弥『由綺。俺さ、今日‥‥』
由綺『ゴメンね。また電話する』
電話は切れる
二人の間に‥‥距離が空いてしまった‥‥
(第1話END)

とゆ〜時おりしもバブル前夜の青春群像な第一話でしたとさ
そー。青春群像。このNHK的なコトバがピッタリだね!
それより1986年11月? 1ドル163円65銭?
確かプラザ合意って1985年9月22日だよね?
それまで日本円は300円台だったワケだから
行天の野郎。たった一年で
150円近くも円高に為替誘導したワケか!

すげぇ! 良く持ちこたえたな! 日本経済!
もっとも。去年の9月16日の時点で1ドル=105円だったのが
最低88円
を記録したときもあったから
この三ヶ月でほぼ同レベルの円高が進行したのが
リーマンショック以降の今日の世界同時不況なんですけどね!
為替相場だけでゆえば、当時と今って似てるな〜‥‥
ま。そんなコトにドギモをヌかしてんのは私ぐらいなモンか?
なにはともあれ、この時代、私は幼稚園児以前な時代なモンで
ほとんど記憶がないとゆ〜のが実感がないんですが
そんな私から、1986年の記憶がある皆さんに問いたい
あのころってVTRって一般家庭に普及してました?
や。貧しいバイト三昧の大学生が自由に録画できる
VTRなんぞがあったもんかいな〜? と想ったモンで‥‥
確かNECのPC98なら父の書斎にあった気がすんだけど
我が家にビデオなる物がやってきたのは
確か‥‥クウェート侵攻の頃だったよーな気が‥‥‥
ま。良いか。そんなコマいコトは!
とりあえずノスタルジックな昼メロ的予感が良さゲ
意表をついたセブン・アークスの戦略
大いに期待はしたいトコなんですが
楽屋のイジメはモロに『ガラスの仮面』だったんで

ちょっとこの先期待ハズレかな?観が否めない!

続 夏目友人帳
【脚本】金巻兼一さん 【監督】大森貴弘さん 【制作】ブレインズ・ベース
視聴日1月5日(月曜)25:30-26:00
放送局テレビ東京
第1話『奪われた友人帳』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
クラスメイトらのサッカーをしてる脇で
夏目は赤い壁の上で、本を読んでた
夏目『(モノローグ)ちっちゃい頃からときどきヘンなモノをみた
それは、おそらく妖怪と呼ばれる類‥‥』
そのときサッカーボールが夏目にあたり
夏目は隣家へと落ちる
ついでにサッカーボールもとってこい、との声に
夏目はやれやれ感を充満させて、ボールを探すと
ボールの横にモノノケがいた
モノノケ『その顔、夏目さまですね? お久しぶりですな!』
またか! 夏目の逃走劇がスタートする
そのとき夏目は縄をきる。アレ、この縄は確か、前に‥‥
モノノケは夏目に襲いかかり、友人帳を出せとゆ〜
そんな傍らでにゃんこ先生が暢気に
先生『やれやれ。騒がしいな‥‥』
夏目は首を絞められ失神寸前‥‥先生、苦しい‥‥
先生は、のどかに蝶を追ってた
くるしい‥‥苦しいってゆってんだろが!
と先生とモノノケに鉄槌制裁

【Aパート】
夏目が家に戻ると先生は戻ってなかった
鉄槌制裁が効いたのかな? と夏目が部屋に入ると
窓の向こうに黒い色のにゃんこ先生の姿が
汚れてるモノだと思いこみ、先生をシャワーで洗い流すが
それは汚れではなく、地毛だった
黒いにゃんこ先生? しかも一言もコトバを交わさない
さらに、そこへホンモノのにゃんこ先生が帰ってくる
にゃんこ先生が二匹? ぢゃ、この黒の先生は何者か?
先生『おそらくモノノケだな』
つまり、モノノケが先生に化けてるのか? 何のために?
先生は友人帳を確認するように夏目をゆうと
夏目が友人帳を取り出したとたん、黒先生は奪い取り
漆黒の森へと消える

あわてて後を追う夏目と先生
そこにモノノケどものキツネ火と遭遇した
どうやら今夜、ここらのモノノケどもの宴があるらしい
そこにモノノケのベニオと遭遇する
ベニオは黒猫が宴の方向に走ってったコトをハナシ
夏目と先生は、モノノケの宴に潜入するコトを決意する

【Bパート】
夏目と先生とベニオは、宴にナニゲに加わる
宴に出てたモノノケのハナシでは
この付近のモノノケをシキる人間好きのヌシ様がいて
そのヌシ様が人間によって封印されてしまったが
今夜、そのヌシ様の奪還をはかり、その勢いで
人間を襲撃する、とゆ〜計画が練られてた
そして、いよいよヌシ様の封印された場所がわかる
それは赤く高い石塀の家‥‥‥
そのとき、夏目は黒先生の姿を見つけ、とらえる
ベニオが黒先生を診断すると、それは頼代で
中にヌシ様が封印されてるのだとゆ〜
封印されたハズのヌシ様が、こーして自由に動き回ってる?
夏目は考える。赤く高い石塀の家‥‥確か、OPで自分が寝てた
つまり封印‥‥とゆ〜のは、逃走時に切ったあの結界
だとすると
つまり。黒先生を元の姿に戻せば、すべて解決する!
しかも都合の良いコトにヌシ様はレイコとの対戦歴があるとゆ〜
つまり。友人帳で名を告げれば、すべての封印から解放される!
だが、肝心のヌシ様の名は? 誰も知らない
そこで夏目が人間だと発覚し、モノノケどもが襲いかかる
夏目は叫ぶ。この中でヌシ様の名前を知るものはいるか?
喧噪の中、耳を澄ます夏目。わずかに聞こえた、その名は‥‥
 リ オ ウ
かくして夏目による友人帳の告示が行われ
黒先生の体からヌシ様が解放される
リオウ『ありがとう。人の子。風呂、気持ちよかったぞ‥‥』
ヌシ様は浄化させ、きえてったとさ
(第1話END)

とゆ〜夏目の氏名返還運動は続いてたんかい?なハナシでした
ホント。夏目クンは、まだやってたんですか‥‥‥
結局、このテレ東月曜1時枠ってのは
この一年間『ヴァン棋士』と『夏目』を交互にやってたワケで
そのたびに税関検査してたコトになり
結局ヤツらの宣伝に振り回されてしまったコトに
ヤラれたな、と想う次第です
こんだけ検査しても
◎が一コも付かないってのはどーゆ〜コトなんでしょ〜?

ま。基本的に名をづければ浄化される、とゆ〜だけしか
攻撃的魅せ場のない
この作品が頼るべきは
浄化までの経緯と、にゃんこ先生がいかに
絶妙なギャグを放つ
か、にポイントが置かれてるワケで
そこらが脚本家の腕の見せ所なワケですが
私は、この2点にねらいを定めてナニゲに1期は全部みてました
グッとくる回がコレまで一回もなかったぞい?
そんな全滅状態の中で、2期に突入したんで
再びその2点を見定めておりましたが
確かに前シリーズに比べて、ストーリーに工夫を加えて
ちょっとだけ面白味は益しました

やっぱイマイチなんですよね?
なんなんでしょ〜ね? 終わった後のこの辟易感は‥‥
ま。今回唯一の収穫は

にゃんこ先生は喋らないほ〜がかわいい!

宇宙-そら-をかける少女
【脚本】花田十輝さん 【監督】小原正和さん 【制作】サンライズ
視聴日1月5日(月曜)26:00-26:30
放送局テレビ東京
第1話『孤高の魂』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
朝。姉からお見合いを強制された秋葉
メイドロボのイモをそそのかして
車を横滑りさして学校へと逃走を図る
対して姉はナミにお小遣いとの交換条件に追撃させる
ナミの追撃を知った秋葉はスペースゲートへと降り
外宇宙のハイウェイ経由で学校へと向かう

【Aパート】
最近、ブレインコロニー付近の宙域に
古代地球のデブリが不法投棄される事件が相次いでた
コレで5回目‥‥ICP(特殊怪奇課専従)の捜査官・イツキは
しだいにデブリの投棄座標がブレイン・コロニーに接近してるコトに
警戒感を抱いてた
一方、外宇宙経由で学校に入った秋葉は
学校の外で待ち受けてるナミの追撃をかわすため
クラスメイトから星間航行用のポットを借りて
緊急口から脱出し、壮大な宇宙への家出をはかる
イモの操舵で再び宇宙へとでると遠くに地球が見えた
秋葉『私。地球にでもいこうかな‥‥』
イモ『今はなにもありませんよ。ヒッピーの立ち寄るトコです』
そっか。地球はもはやバックパッカーの安宿地帯なワケね‥‥
そんなとき、次々と古代地球のデブリが流れ出す
その流れの源流には、巨大な空間が開き
廃墟と化したスペース・コロニーが出現!
秋葉とイモを乗せたポットはコロニーの引力にひかれて
コロニー内へとすいこまれる

【Bパート】
突如出現した古代スペースコロニーで
ブレイン・コロニー側の交通管制が周囲宙域を封鎖し
捜査当局の警備艇が取り囲む
一方。そのころ、内部に取り込まれた秋葉は
ポットからおりると、そこには砂漠が広がってた
内部の気圧は正常、酸素もあるコトから降りると
砂漠のむこうにエレベーターがある
17号エレベーターでコロニーの上層階梯に進むと
古代地球のクラシックな町並みが広がってた
出迎えにきたトラムに乗り込み
トラムは無人の空虚な町並みの中を走る
やがてトラムは終点の『レオポルド前』に停車する
秋葉とイモが降り立つと‥‥扉の向こうからあの声が
『くだらん! 実にくだらん! アームストロング型半開飛行コロニーだと?
イヤだね! 実用一転張りで何とも面白味がない』

中には人工知能のレオパルドが、自慢のアールグレイを傍らに
ブレインコロニーをみて罵ってた
秋葉はアールグレイを飲むと。ひっじょーにマズい!
そこでよーやく秋葉の存在に気づいたレオパルドは
レオ『誰だ! おまえは! 飲んだのか? ボクの紅茶を飲んだのか?
コレは‥‥コレは
間接キッスぢゃないからな!』
この人工知能。そーとーヤバいよーですっ!
そんな秋葉とレオパルドの間に、潜入してきたイツキが
ICPの手帳を掲げて投降を促すが、速攻で穴に落とされる
レオ『ボクは国家権力などに屈しないのだよ!』
自慢の反骨精神で、宙域を取り囲む警備艇に向けて
レオ『レオパルドキャノン! 発射!』
バスッ‥‥‥不発!
大勢の前でとんだ赤っ恥をかいたレオパルドは
レオ『ボクは男として役立たずだ!』
と錯乱する。それを秋葉は
秋葉『今日は疲れてたのよ。きっと』
エロい慰め方をすると、プライドの高い人工知能
レオ『死んでやる! ふははは! ボクは死ぬんだ!』
地球の大気圏めがけて自爆テロ‥‥
いちいち感情の起伏が激しすぎてウザい!

秋葉は他人を巻き込むな、私は自分にしかできないコトをしたい!
とせいいっぱいに宥めるが、レオパルドは
レオ『あ。え‥‥っと。誰が、なに?』
聞いてないし!
秋葉『このバーカ!』
秋葉に足蹴にされたレオパルドは怯える
レオ『ボクが壊れたらどーする! ボクはデリケートなんだぞ!』
秋葉『自分で壊れよーとしてるクセに!』
ハッと我に返るレオパルド。この死に方はどーだろう‥‥
死にたくない‥‥
死にたくない!
レオパルドブレーーーーキ! が!
とまんねー! 大気圏突入はどーにもとまんねぇー!
レオ『よし。責任をとってくれ!』
と秋葉にエロいQTアームスを着用させ外部に放出
自分のハイテンション・レバーをひいて強制制動を作動させようとする
秋葉はイツキとともに『せーの!』でレバーをひくと制動操舵が復帰
レオ『よしキタ! ボクはタケトンボと化したのだ!』
アホのよーにくるくる回って
置きみやげとばかりに警備艇を一斉射撃
レオ『世の中なんか糞クラエだ! 一昨日くるが良い!』
と、秋葉を乗せてワープでトンズラしてしまう
かくしてヒッキーな人工知能&家出少女・秋葉による
宇宙レベルな叛逆のエスケープが始まったのだった
(第1話END)

とゆ〜『あなたたち、サイテーです!』な第一話でした
コレが作画枚数1万枚‥‥
そのうちほとんどがレオポルドの暴走‥‥
なんて壮大な予算と時間のムダ使い!
こんなコトのために制作3〜4ヶ月を費やし
何度も花田センセにNGを食らわしたの?
ルルもこんなのにつきあうなよ
とんだ才能の安売りです

ま。こーゆーのをサンライズ学派がゆ〜トコの
いかにも8スタらしい作品ってゆ〜んでしょ〜ね?
露出度の高い服を着せてロボが宇宙をかっとんで
思いっきり悩んで、すがすがしいまでに
コテンパンに敵をやっつけるよ〜な‥‥‥
確かに私もキライぢゃないよ
3スタや9スタなんかの
ロボを動かすためにウダウダと主人公を
鬱病に悩むコトが今的だと誤訳した
アホどもの企画に比べたら
はるかにマシ。でもね‥‥
キラいぢゃないけど好きでもない!
自分で特集しといてゆ〜のもナンだけど
×スタだからコレができる、とか、アレがダメとか
そーゆー会話を視聴者でするよーなコト自体
ヤツらをつけあがらせてるよーで
この先、ヤツらがますます増長してくのが
たまらなくヤなんです!
11コもバラバラな色のスタジオが混在して
アレもコレもサンライズ、なんて欲張ったコトをしてるから
いつまでたっても記憶に残るよーな作品が出てこないんです!
栄光ある2スタを追われ、コンビニ跡地に転落したヤツラが
4スタに返り咲いたあの作品
原動力は何だったのか?
危機感でしょ? 自分たちが消されるかもしれないとゆ〜‥‥
この際、一番売れた作品が1スタと名乗って
ソイツらが新作ガンダムを継承して
あとのスタジオは井荻や下井草に都落ちして
1年以内に目標売り上げに到達するだけの作品をつくらなければ
サンライズから脱退してもらう
よーな

生き残りをかけた争奪戦をしたほうが絶対良いって!

マリア様がみてる(4thシーズン)
【脚本】吉田玲子さん 【監督】加藤敏幸さん 【制作】スタジオディーン
視聴日1月6日(火曜)25:30-26:00
放送局テレ玉
第1話『学園祭はショック×2』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【Aパート】
それは修学旅行の直前の晩秋のコト‥‥
リリアン2年生となってた福沢祐巳は
あいかわらず祥子のスールを気取ってバラの館に通ってた
ふと祥子はとんでもない一言を発した
祥子『学園祭の劇。とりかえばや物語にしない?』
ざわっとするスールども。バラの館の女王陛下が勅命を出したぞ!
とりかえばや物語って、平安朝のクソおもしろくない物語?
ウソ? 私、西洋劇を期待してたのに!

これはバラ館の女王陛下の勅命である。すぐに準備しろ!
人員が足らない! 野郎も必要だ!
至急、花寺学院の野郎どもにコンタクトを!
十二単の発注は? 何着必要だ? 領収書も忘れるな!

祥子の気まぐれな一言で、バラ館は平安朝一色となる
配役も早々に決定し、台本も用意され、いざ稽古‥‥
と! そこで女王陛下がまた気まぐれな一言を発した
祥子『頭に入れたセリフをすべて忘れてもらいます!』
え‥‥‥。つまり台本の書き直し?
祥子『いいえ。台本はそのままで。男女の配役を交換します!』
なんてコトを! ココまで準備したのに!
女王様の勅命です。すぐに各事務所と連絡を!
あー、もしもし。シグマセブンですか? いや、実は‥‥
青二のチョーはどこだ? また赤坂のラブホにシケこんだか?
おい! 廊下で寝てるみーまーにコレで成立するのか伺え!

様々なスタッフが駆けめぐる中、祐巳は祥子のスールになって
もうすぐ一周年となるコトに気づき、青ざめる

祐巳『やば! 何かドラマチックなコトを仕掛けないと機嫌を損ねる!
そんな危機迫ってたとき、今度は男嫌いなカナコが
芝居をするのがヤだと言いだし
、祐巳に仲介の声がかかる
祐巳『このクソ忙しいときに!』
祐巳はカナコと接し、今ココでやめると私の中にも悔いが残る、と
宥め賺すが
カナコ『約束なんてしなきゃよかった』
とフテクされて去っていく
祐巳は想う。まったく。今日はなんて一日なの!

【Bパート】
翌日、現場に赴くと、今度は瞳子が演劇部の芝居を降板し
バラ館の芝居に専念する
コトを決意したとゆ〜ニュースが入る
そんな身勝手な‥‥それでは
後々演劇部とバラ館の間にシコリが残る!
あわててバラ館に駆け込んだ祐巳は、祥子陛下に上奏する
祥子陛下は、演劇部との外交関係の保全を優先すべしと結論し
瞳子をバラ館の芝居から降板させ、演劇部に復帰させる工作を
祐巳に言い渡す

祐巳『このクソ忙しいのに!』
祥子陛下の我が儘に内心煮えくりかえりながら
バラ館前を封鎖する祐巳。瞳子のバラ館の進入を阻み
瞳子から事情聴取する
演劇部で瞳子が『若尾草物語』のエーミ役がやってきとコトを
不満に想う先輩がネチネチとしてるコトに腹を立て
瞳子『だったらアナタがやれば?』
とタンカをきって出てきてしまったそうだ
それを聞いた祐巳は、安堵する
祐巳『なんだ。瞳子が頭を下げれば解決できるレベルだ』
と判断し、得意の宥め賺しでヨイショと突き放しの合わせ技
絶妙な説得工作をはかり、コロアイをみて
祐巳『だったら私も演劇部にいって直談判する』
と離れ業を放つ(祐巳ってこーゆー工作得意ですよね?)
祐巳が演劇部にくる? ウゾッとする瞳子
さらに畳みかけるように十八番の無防備な笑顔でヨイショ!
この祐巳の連打にはさすがに勝てず
祐巳『わかりましたよ。でも、ついてこないでね』
一人で頭を下げさせる方向で問題の解決を図った
だが、妥協案として、瞳子のバラ館の芝居の降板は譲歩してしまい
祥子陛下は、その現場の独断にご立腹
祥子『まったく。アナタってコは‥‥』
祐巳のツメの甘さに、腹を立てながらも
祥子『でも。アナタは瞳子ちゃんのために一番良い答えを
出したのかもね?』

と、部下の労をねぎらうアメとムチ!
さすがリリアンをシキる女王は人の扱いを心得てる!
かくして芝居の準備が進み、なんとか公演を翌日をひかえるが
祐巳は祥子陛下のスール一周年記念行事を準備してないコトに
深い危機感を覚えてた
(第1話END)

とゆ〜祐巳の中間管理職な4シーズンの第一話でした
まるで声優のマネジみたいなコトをしてます!
ホント。縦社会ってヤツはクダらないエゴの衝突ばかりで
どーでもいーコトでウダウダとモメるんですよね〜!

うんうん! わかるわ! この世界観!
でも。この場合、どーみても諸問題を起こしてるのは
祥子女王のワガママな発言なんですよ〜!
世が世なら革命が起きてます!
祐巳は祐巳で得意の関西弁も出さず
したたかに縦社会の間を泳いでる
1年生はバラ様の恐ろしさを知らずに好き勝手にやってるし‥‥
もーリリアンの体制崩壊は時間の問題です!

リリアン縦社会に対する骨のある反革命分子はいねぇのか?

はじめの一歩 New Challenger
【脚本】ふでやすかずゆきさん 【監督】宍戸 淳さん 【制作】マッドハウス
視聴日1月6日(火曜)25:59-26:29
放送局日本テレビ
第1話『新たなる一歩』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
日本フェザー級タイトルマッチで
挑戦者・宮田一郎が悶絶する中、ガゼルパンチを炸裂し
デンチロールでラッシュラッシュとぶちのめす幕の内一歩
宮田は渾身の力でラストの一発をお見舞いしよーとするが
空振りに終わり床にダウン
かくして、一歩の初の世界タイトルの防衛が終わった

【Aパート】
そんな防衛戦から数日後、一歩は鴨川ジムでスパーリングに明け暮れてる
そんな一歩の姿を見て、マネジは
マネジ『すっかり貫禄がついてきた』
と一歩の成長を讃えるが、欲張りな会長は不満のようだった
会長『まだまだぢゃい。アヤツならはるかなる頂にたどり着くのも夢ではない。
そーぢゃ。もっと上を目指すして辿り着け。願わくば、この俺の目の黒いウチに

などと、死亡フラグをかます会長!
初回です! 何の思い入れもないス!
一歩が練習を終えてシャワーを浴びてると
鷹村&青木とゆ〜、いかにも悪な先輩がやってくる
青木『よー! 一歩! 最近クミちゃんとはどーなってんだよ?』
一歩『クミちゃん‥‥』
一歩の中で、水着のクミの妄想が広がる
クミ(うふっ。幕の内さん‥‥)

ハッとした一歩は『どうって‥‥何も‥‥』
青木『トミコも気にしてたぜ!』
一歩『トミコさんが?』
(ここで世にもひっでぇトミコの妄想‥‥)
青木『初防衛も成功したし、良いコロアイぢゃね〜のか?』
一歩『コロアイ?』
青木『そーだよ』
青木の妄想‥‥なぜか夕日の海辺で、なぜかクミと二人きりの渚
一歩(クミさん‥‥)
クミ(はい?)
一歩(ボクは、アナタのチャンピオンベルトになりたい!)
クミ(幕の内さん。まいて! キツく!)

青木『もっとまいて!ココか? ココなのか?
一人芝居な青木に睥睨とする一歩
一歩『でも。コロアイか。青木さんのゆーとり
告白するには良いタイミングかもしれない』
鷹村『良いのかな? クミちゃんに手を出したら
優しいオニーさんが黙ってないぞ?』
妄想(マクノウチー、コロすー‥‥のクミの兄の姿)
ワナワナと震える世界チャンプ
鷹村『バーカ。冗談だよ。それに優しいオニーさんが出てきても
おまえのメガトンパンチでKOしてやれよ!
一歩『そんな。メガントンパンチなんて‥‥』
鷹村『あるぢゃねぇかよ! ほら、ココに! 
世界フェザー級チャンピオンのメガトンパンチが!

コラ!コラ!コラ!
モザイクを入れたイチモツをみせつけるな!

青木『コレならクミちゃんもイチコロだぜ!』
ヴァカぢゃねえの! 安い筆!(笑)

【Bパート】
一歩はジムから家に戻る途中、ふと川岸の木の前に立った
想えばココからすべてが始まった‥‥
こぼれ落ちる木の葉をつかみ、ウダウダと6年も前の
シリーズを振り返る

宮田さんは強い。絶対に負けない‥‥
一方の永遠のライバル・宮田はアーニー戦を控え
ジムで黙々と練習してたが、減量のしすぎで身体がボロボロ‥‥
宮田の身体は成長を続け、フェザー級では収まらなくなってた
しかし、それを減量で無理矢理体重を落とすコトで
フェザー級の重量制限をなんとかこなしてた
それも‥‥すべて‥‥一歩を倒すため!
思い返せばタイ→韓国→フィリピンと海外修行をこなし
そして全体重を入れるカウンターを手に入れた
だが、それは同時に宮田を酷使し身体が悲鳴を上げてた
勝負は一発のカウンター‥‥と決意する宮田
だが、対戦相手のアーニーは秘策があった
それは『ブラッディ・クロス』(直訳・血の十字架)
血の雨が降るほどのすげぇカウンターか?
‥‥などの青木の妄想を凌駕する秘密兵器の存在に
人々は両者の勝負の行く末に思いめぐらす
かくして計量をパスした宮田とアーニーのゴングが鳴る
(第1話END)

とゆ〜『つづきの一歩』な第一話でしたとさ
ヴァカぢゃね〜の! 安い筆!
VHF地上波でキタない男根をいれんなっ!
ったく! キタない反則技ばっか使いやがって‥‥!
安い筆のコトだから何かしてくると想ってたけど
まさか主人公の男根で勝負してくるとは‥‥!
小林靖子さんはどーゆー調教をしてんですか?
オタクの後輩、やりたい放題ですよ?

しかも。宮田の海外修行のコースどり‥‥
タイ→韓国→フィリピンって
『あにめチック』の巡礼コースそのままぢゃん!
ヴァカにしてんのか! 安い筆!
てなカンジで。個人的にボルテージあげあげまいったよ
ま。『逮捕しちゃうぞ』といーこの作品といー
タイトルこそ国民的な知名度なクセに
中身がイマイチなあたりが気になってましたが
今回ばかしはヤラれたね!

ヴァカぢゃね〜の! 安い筆!

明日のよいち!
【脚本】倉田英之さん 【監督】久城りおんさん 【制作】AIC
視聴日1月8日(木曜)25:29-25:59 【録画視聴】
放送局TBS
第1話『一の太刀 サムライ来る!』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
斑鳩道場の前で水浴びをする師範のいぶき
いぶき『あー! 冷たい!』
エロスむんむんなスケスケの着衣に巨乳の片鱗を見せつけてます
いぶき『でも。それが気持ち良いのよね!』
とりあえず。中のヒト的にはツカミは『Yes,We Can!』ですか?

【Aパート】
とある山奥の渓谷で、川に入ってる烏丸与一
ヨイチ『浮羽神風流剣術一の太刀! 疾!』
と太刀を抜き、その風圧でイワナを釣り上げる
ヨイチはイワナを自然動物どもに分け与えてると
複数のトラップから矢が八方から放たれる
ヨイチは浮羽神風流剣術五の太刀でことごとく交わすと
父『あまいぞ、ヨイチ! 隙だらけぢゃ×3
その程度の腕でこのワシの技を受けるコトができるか?』
襲いかかる父の額を突き刺すヨイチ
ヨイチ『隙だけでございます。父上』
お見事‥‥と、父はその場に倒れる
烏丸家の囲炉裏に戻った父とヨイチは対面する
父『ヨイチ。この山でおまえを育てて17年。つらい修行に耐え
よー強くなったモノぢゃ‥‥』
と讃える父だが、つまり17年間、義務教育を受けさせしてない?
父『しかし、お前はこれ以上、強くなれぬ!
おっと‥‥また妙なコト言い出しました
ヨイチ『なぜです? 拙者、もっと強くなりとうござります
どーか父上、ご指導を』
バカモンが! おまえはもー強くなりすぎなんぢゃ!
あんなトラップ、ワシでもさけられんわ!
毎朝セッティングされる身にもなってみ!
この若さでメキメキ腕をあげおってからに!
ワシの立場はないではないか!

‥‥とはいえんしなー‥‥と悩む父
父『おまえはこの山の外の世界を知らん。おまえに必要なのは
知識ではなく経験
。経験は必ずおまえを強くする。山を下れ
剣のみでなく己が心を磨け。そして誠に強き武士になるのだ』
と、これまでロクすっぽ知識を育まず
経験ばかり強要してきた父
は、ヨイチを追い出す
ヨイチはそれを快く受け止め、里から下山する
町で同じ浮羽神風流を継ぐ斑鳩家を頼れば何とかしてくれる
‥‥と、父は矢文を放つ
矢文はヨイチを乗せた高速巡航する東北新幹線を追い越し
一足早く東京の斑鳩家の呼び鈴に刺さる
呼び鈴に刺さった矢文を見た斑鳩いぶき&あやめは
寝坊なあやめとちはやをたたき起こし
烏丸家の者が今日から一緒に暮らすコトになったと伝える
それをバカにするあやめ
あやめ『いまどき矢文を打ち込んでくるヤツの
何が信用できるんだよ! ガキでもメールを打つ時代だぞ?』
いぶき『メールも矢文も一緒でしょ?
あやめ『一緒なワケねーだろ? ちはやも何とかゆえよ!』
ちはや『別にいースよ。もしものとき男のヒトがいたほーが
安心ぢゃないスか?』
あやめ『そいつがもしもの事態を起こしたらどーすんだよ?』
ちはや『いーマンガのネタになりそースから』
え? この奇妙な展開でマトモなのって私だけ?
と狼狽えたあやめはフテクされて二度寝をしようとするが
いぶき『ゴハンまだ残ってるでしょ。ちゃんと残さず食べなさい
それが一生懸命つくったヒトへの礼儀です! かごめへの!
あやめ『(朝メシつくったのは)かごめかよ!
一方、約束の場所へと到着したヨイチ
サムライな出で立ちのヨイチの姿に人々がザワメく中
この付近をシキる鷲津涼がヨイチにぶつかりインネンをつける
鷲津『どこみて歩いてんだ? テメー』
ヨイチ『‥‥‥』
鷲津『何だまってんだよ? 腰のコレは飾りか?』
とヨイチの木刀を蹴る
ヨイチ『貴様。ワザと拙者にぶつかって武士の命たる刀を足蹴にするとは』
と木刀をヌいて剣術を使う
射抜きの風圧でふっとばされる鷲津
ヨイチ『ふん。口ほどにない』
と刀を納める手に手錠が。警官に捕まった
鷲津のシモベの鳥谷は、倒れた鷲津に
鳥谷『ワッさん! 病院いこー!CTスキャンで輪切りだよ! 輪切り!
と騒ぎ立てるが、鷲津は寸手で刀を止め、風圧だけで飛ばされたコトに驚く
一方、交番で取り調べを受けるヨイチは、さわやかに受け答えをしてたが
約束の2時になったと同時にそそくさとたち去る

【Bパート】
待ち合わせの場所にそろう斑鳩4姉妹
だが一向に現れないヨイチにしびれを切らし
あやめはブティックへ、ちはやは本屋へ、かごめはトイレに消える
待ち合わせ場所がわからないヨイチは
とりあえずビルの屋上から見下ろそうと決意し
ビルに入るが初めてのエスカレーターに戸惑い
エスカレーターから降りたと同時にカートで大暴れ
行き着いた先はブティックの更衣室の中だった
更衣室の中で、着替える前だったあやめの胸をつかむヨイチ
あやめ『変態! 痴漢! 変質者!』
あわてて飛び出したところに警官と遭遇するヨイチ
と同時に老婆がドロボーの声を上げ
ヨイチはチャンスとばかりにドロボーを追う
ドロボーはEVから上階の本屋に逃走
ポスターを投げてドロボーの足を捕らえたヨイチが
駆け込むと、そこにはちはやが‥‥‥
次の瞬間、眼前には青と白が‥‥
海?‥‥と表現するヨイチ
ちはや『えっと兄さん。どいてもらえるとありがたいス』
それはちはやの下着だった。あわてるヨイチは背後の棚に
頭を打ち、本がこぼれ落ち、それを拾い上げるちはや
ちはや『兄さん。そっちの趣味の人スか?』
ハードゲイな本が、なぜこんなビルの一般本屋にある?
さらにヨイチはドロボーを追跡し
浮羽神風流剣術一の太刀・疾でドロボーが崩れる
時間もないため『犯人にて候』な置き手紙をおいて
屋上へと急ぐが、屋上は立禁の札‥‥時間は2時30分
ヨイチ『万策尽きたか』
とヘタり込むヨイチ。だが、その隣では
トイレにいって迷子になったかごめが鳴いてた
ヨイチは必ず姉上に逢わせるコトを約束し
ホールを眺めると、かごめが姉のいぶきを発見する
そのとき警官が駆けつけてきたため
ヨイチは背後の綱を自分の背中に括り付け
かごめとともにホールを舞う
浮羽神風流剣術四の太刀・嵐で風圧をつくり
無事、いぶきにかごめを預けるが、勢いは止まらず
ガラスを突き破って電車の屋根に落下、電車はヨイチを連れ去る
かくして夕方となり、戻ってきたヨイチ
ヨイチ『とんだ失敗をしてしまった』
と待ち合わせ場所へと向かうといぶきが待っててくれた
警官『はい、お昼の続き』
といぶきの隣で待ってた警官により御用となったヨイチは
迷惑をかけた人々にワビを入れ、夜になってようやく
斑鳩家へと踏み入れるコトができた
ヨイチ『はじめましてでござる。今日からお世話になる‥‥』
顔を出すあやめ、いぶき、かごめ
あやめ『昼間の痴漢!』
いぶき『あ。そっちの趣味のオニーさん』
かごめ『オサムライさん』
ヨイチ『拙者、烏丸与一、宜しくお願いします、でござる』
(第1話END)

とゆ〜義務教育なき住所不定17歳の上京な1話目でした
はいはい。良くできました‥‥
ヨイチくんは4人に出会えました
良かったね‥‥それだけです!
ドタバタしながらいろいろ紹介しまくって
着任でEND
とゆ〜この構図
『踊る大捜査線』の歳末特別警戒スペシャルの
ラインどりそのもの!
 だっさ‥‥
目新しさゼロ! つーか、完全なるパクリです!

つーかさ。このハナシの最大の破綻ポイント
あんなカッコしてれば、浮羽神風流剣術を使わなくても
あいつがヨイチだってバレバレぢゃね〜の?
 ってトコ
Aパートのラスト近くでも描いてぢゃん
『サムライな出で立ちのヨイチの姿に人々がザワメく』
倉やんよ〜! キサマ、いままでいったい何のために
山のような本を読み込んできた?

自分で描いてておかしいと想わなかった?
キサマに必要なのは知識でも経験でもなく
休暇なんぢゃね〜の? それも無期限の!
しっかもエロで馴らしたAIC
今回はなぜかエロを封印!
巨乳はOPのいぶき姉の水浴びだけ!
更衣室のあやめは着替える前だし!
この作品がアニメ化された企画書の意図
ことごとくダイナシにする無様なアリサマ!

コレでは男性視聴者は納得できないでしょ〜!

ドルアーガの塔〜the Sword of URUK〜
【脚本】賀東招二さん 【監督】千明孝一さん 【制作】GONZO
視聴日1月8日(火曜)25:30-26:00
放送局テレ玉
第1話『ギルガメスの塔』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
のっけから大草原の中にある館の大浴場で
裏切り者のカーヤの入浴シーン‥‥
カーヤ『ふぅ‥‥‥』
などとため息まじりに湯に浸かってるトコでサキュバスが耳打ちする
サキュバス『まだ心残り?』
カーヤ『なんのコト?』
カーヤは不服そうに思いめぐらす
賀東さんの公約を履行してるぢゃない?
それとももっと妄想させろっての?

サキュバス『残してきた人たち。あなたはまだ心を惹かれてる‥‥』
カーヤ『そんな‥‥‥』
なんだ、そっちのコトか‥‥と内心カーヤは安堵して
早々に着替えて草原へと歩み出す
草原には裏切り工作の大物・ニーバがいた
ニーバ『遅かったな』
カーヤ『すいません』
ニーバ『いこう。これからも厳しい旅となる‥‥』
と、カーヤとニーバは草原を見上げる
そこには伝説の塔がそそり立ってた

【Aパート】
そのころ、新王都メスキアのギルガメスの塔では
ティファナが観光者たちを相手に魔弾の射手を披露してた
ギルガメスの塔‥‥かつてドルアーガの塔だったのこの塔は
ドルアーガ亡き後は整備され、新王都の一大観光スポットと化してた
伝説の塔にやってきた観光者たちは
観光者『魔物いないの? つまんねー!』
と、ガイドをしてるティファナに悪態をついてる
そんな観光者たちにティファナは炎の魔法を専用花火付きで
390ギルガでボッタクる始末‥‥いけませんねー!
そんなミエミエな商売根性ではファンが離れます!

鷲宮町商店街は常に良心価格を心がけてます‥‥
そんなガイドの仕事が終わり、町の居酒屋へと戻ると
ウルク国の元親衛隊長のケルブが居酒屋の親父に成り下がってた
先の討伐で、ドルアーガを倒したジルらに対して
報奨金が支払われず、ウルク王に手柄を捏造された
コトで
ケルブ『デタラメだ!』
とウルク国を投げ出し、場末に下野してしまったのだ
そんなケルブの作った食事に手をつけてないジルのコトを想い
ティファナが居酒屋内のジルの部屋を訪れると
ジルはロザバン印のトマトジュールで『酒浸り』となって引きこもってた
先の討伐から半年‥‥最下層へとたたき落とされたジルは
再び塔を上ったが、ニーバらが消えた幻の塔は見あたらなかった
何の手がかりもつかめないまま月日が経つにつれ
あのときのパーティはみんなチリヂリになり
ウルク王も遷都や観光にのりだすなど
過去へと風化する時流の中で一人取り残されてたのだった
ジル『もう終わったコトなのさ』
と言いつつ、過去に縛られてる二律背反なジルに
バシッと殴りつけるティファナ
ティファナ『いつまでもウジウジしてない!』
と気晴らしに芝居をみにいこう、とジルを外へ連れ出す
芝居小屋では、かつてパーティを組んでた没落貴族なメルトが
カーヤとジルの恋物語をドキュメンタリーに演じており
メルト『俺の青春を返せ!』
などと恋に破れるハマリ役な芝居に
ジル&ティファナ『サイテー』と気を落とす
すっかり興ざめした二人はレスリングを見に行く

【Bパート】
レスリングの会場では、謎のイケメン闘士・キャプテンモローが
打ち合わせどーりな試合運びで戦ってた
そんな出来試合を見ながら、ティファナは窺う
ティファナ『ねえ、ジル。さっきの芝居のコトだけど
あのコのこと、まだ気にしてるの?』
ジル『なんでそんなコトを聞くの?』
ティファナ『何でって。別に』
ジル『だったらティファナは? ニーバのコト、まだ‥‥?』
ティファナ『あんなヤツ、忘れた。だからこんなコトも出来る』
などと、負け組どーしが傷の舐めあい
暗がりの観客席でヨサゲな雰囲気の二人
ティファナ『いきなりどこさわってんのよ』
ジル『ティファナこそ、ヘンなトコさわるなよ』

‥‥といよいよ妄想が現実になるか、と想ってたら
席の下から現れる不思議系なガキ
二人は仕方なくガキの両親を捜す
ティファナ『あのーお子さんの放置は良くないですよー』
ジル『ガウって呻ってますよー』
そこに黄金の騎士団が現れ
騎士『おい。おまえら。その娘を渡せ!』
と言い出す始末。あー‥‥妄想もココまでか
ガキは騎士の手にカブりついて抵抗。ガキを捕らえようとする騎士を
ティファナが回し蹴りを食らわし、ガキとジルを連れて逃走を図るが
騎士らはステージ上で三人を包囲して捕まる
そこに歩み出すキャプテンモロー
モロー『おまえらいきてやがったのか!』
ジル『‥‥誰?』
モロー『俺だよ、俺』
こんなイケメン、1期にいたか? ジルは戸惑う
黄金の騎士団の隊長・ウラゴンの『邪魔者は切れ!』の命令が下り
対してイケメンは『無礼講のケンカ祭り』を宣言し
会場内はバトル・ロワイヤルな無政府状態と化す
混乱に乗じて逃走したジル&ティファナ&ガキは
物陰に隠れてホッと安堵の息をつくが
イケメン闘士のモローが後を追ってくる
ジル『見ず知らずのヒトに助けてもらった』
とジルは語り、イケメン闘士とティファナは笑う
イケメン闘士の正体、それは鎧を脱ぎ捨てたウトゥだった
ウトゥ『なんだ? アニキからオトートに鞍替えか?
ティファナをチャカすウトゥ
ティファナ『そんなんぢゃないわよ!』
問題はこのガキ。あの黄金の騎士団とやらにねらわれてた
このガキの正体は?
ジル『名前は?』
カイ『ベレートの子・カイ。女神イシターの第一巫女‥‥』
とカイは瞳に、カーヤか囚われた姿を映し出す
カイ『コレから起きるコト、もし止めたければ私を塔のてっぺんまで連れてって』
(第1話END)

とゆ〜裏なき表オンリーの2期1話目でしたとさ
思いかえせば半年前‥‥
シリーズ終了1ヶ月後にシンガポールの『Hyper Media』
39ギルガ‥‥ではなく39.90シンガポール・ドル(=3,112円)で
たたき売られた『ドルアーガの塔』
の続編‥‥‥‥‥‥
う〜〜〜〜〜ん! いまいち!
意表をついた側面もなく
マジメにハナシに特化しちゃってます!
ま。前回意気込んで制作した表裏1話
そーとー叩かれまくってましたからね‥‥
とはゆえ、2期目のスタートも妄想をしたら
もっと悲惨に叩かれてたでしょ〜から
しかたないとゆえば仕方ないのかもしれませんが
そこらを考慮してもBパートのカイの出現あたりが
ベタもベタ。何をいまさら‥‥な展開です!
ヤキが廻りましたか? 賀東さん!
あとは橋本Pが自信満々で某誌に語ってた
千明監督の夢がつまってるとされるOP
9回裏の逆転HRな草野球とキましたか‥‥
千明監督って草野球マニアだったの?
そんなに草野球をやりたかったら
練馬のGONZOスタジオ前のデカい駐車場で
思う存分やったら良いぢゃない?

へ? チームが集まらない? だったら
A.C.G.Tが主催してるアニメリーグに参加したらどーよ?
ぐらいなんですよね? 今回のツッコミどころって‥‥

可もなく不可もなし!

黒神 The Animation
【脚本】吉田玲子さん 【監督】小林常夫さん 【制作】サンライズ
視聴日1月8日(木曜)26:40-27:10 【録画視聴】
放送局テレビ朝日
第1話『三位一在』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
深夜。とある貨物駅で逃走を謀るハグレ元神霊のクロ
それを捕獲しようとする黒服の男たち
男たちの追っ手をすり抜け、漆黒の闇へと消えるクロ
その光景に伊吹慶太のモノローグ
慶太『意志や努力ではど〜しょもならない巡り合わせをヒトは運と呼ぶ
巡りくる幸福も不幸も運が支配する世界があるとしたら
運命に流されるか、あるいは強運をつかむため、ひた走るか
それとも抗い戦うのか‥‥‥』

【Aパート】
芝浦幕張駅‥‥とゆ〜が、ぶっちゃけ吉祥寺駅北口な駅前から
大前銀行に出勤途中の佐野茜は、幼なじみの慶太に電話する
茜『まだ寝てたの? 今日は慶太の好きな唐揚げサンド
つくっといたから。あと、栄養のバランスを考えて野菜サンドも』
慶太は起きあがり、茜の作ったサンドウィッチを見る
慶太『はいはい。ちゃんと食べますよ』
と電話を切ってまきば牛乳を飲みながらテラスに出ると
眼下で救急車が止まる
玄関に出ると、隣の家のカギッ子と奥さんが救急車をみて
奥さん『バックした車とぶつかったみたい』
カギっ子は今夜一緒に夕食を食べようと誘うが
慶太は用があるとゆって、登校してしまう
慶太のチャリがケーオンマートの前にさしかかると
中から出てきたクラスメイトの山田理佐と出くわす
理佐『ラッキー! 伊吹クンも遅刻ね!』
慶太『何がラッキーなんだよ』
理佐『一人だと目立つでしょ? 最近運が良いんだー!』
理佐は慶太とともに登校しながら携帯を見せる
ケーオンマートのGSDライブに当たったのだとゆう
放課後、理佐はシズカとともにライブ会場へ
慶太はクラスメイトにカラオケを誘われるが
慶太『隣のカギっ子の面倒を見なきゃ』
などと大嘘をついて、ゲーセン→映画→CDショップ→ファストフード
を転戦
し時間を潰してると、本屋で立ち読みしてるのをカギッ子に見つかる
カギっ子『約束はなくなったの?』
慶太『これから‥‥』
とゆってチャリを漕ぎ、立禁ゲートを突破して
湾岸海没地帯へと進入。夕暮れとなり廃墟な沈みゆくビル群の
街灯の青色発光ダイオードが灯る光景に慶太は見惚れる
そして夜となり、行きつけのラーメン屋で晩飯を食って
駅前まで戻ると、駅のホームにたたずむ母の姿に唖然とする
慶太『母さん‥‥なんで、死んだはずだろ!』
まさか、あいつが母さんのドッペルゲンガー!
過ぎ去る電車を慶太はあわてて追う
だが、電車の速度には勝てず、母の姿を見失う
慶太『母はドッペルゲンガーを見た次の日、死んだ‥‥』

【Bパート】
翌日、陰鬱とする雨の中、慶太が登校すると
クラスは自習となってた。席へと赴くと
理佐『この世には自分に似たヒトが3人はいるって本当だね』
慶太『‥‥?』
理佐『見たのよ。ドッペルゲンガー』
と、昨晩、ライブ会場で理佐とそっくりな人物を発見したコトを告げる
慶太は真顔となり
慶太『おい、事故とかには気をつけろよ』
と忠告をするが、キャラに似合わない警告を理佐は勘違いするばかり
放課後、慶太は昨晩見かけた母の姿を追って駅へと向かう
だが、いくら探しても母は見あたらない
夜となり、行きつけのラーメン屋でラーメンを食べてると
クロ『あの、ラーメンください』
とハダシのクロがやってきた
差し出したのはジャラ銭で77円‥‥
店主『これぢゃあカップラーメンすら買えないだろ?』
クロ『えーっ! ラーメン食べれないんですか?』
隣でラーメンを食う慶太を見つめる
慶太はクロにラーメンをご馳走する
クロはラーメンの全ての麺を持ち上げ、一回転させて
大口で一気にほう張る
‥‥おぬし、さては人間ではないな!
慶太はふと、店主に気を許し
慶太『オヤジさんは知ってますか? ドッペルゲンガーって』
店主『ドッペル?』
クロ『ドッペルゲンガーは空想のお話です。この世に存在するのは
ドッペルライナー
慶太『ドッペルライナー?』
クロ『そ。テラの均衡を守るためにつくられたシステムです
世の中には3人の同じヒトがいて、運命をわけあってるんです
サブどーしが出逢うと法則にしたがい、病気、事故、何らかの
理由で消滅
させられます』
慶太『消滅‥‥』
クロ『そして残ったルートが消滅した運を吸収するんです』
いきなり放たれた異説に慶太はハッとする
そのとき、ラーメン屋を訪れたレインコートの男は
持ってたバットで背後からクロの頭を強打!
その拍子にクロは2回転半して地面に倒れる
店主『ちょっとアンタ!なんてコトをするんだ!』
と店主が詰め寄ると、バットで殴られる
倒れたクロの元へと歩むレインコートの男
男『しぶといな。さすが元神霊たる者、手加減は無用だな』
レインコートの男は大きく振りかぶる!
男『今度はど真ん中にジャストミートだ!
それをみた慶太はイスで男に殴りかかるが
男は慶太をバットで吹っ飛ばす
男『邪魔するな! 人間の分際で!』
そんな中、倒れたクロがつぶやく
クロ『私のラーメン‥‥せっかくご馳走したいただいたのに
大事な一杯だったのに‥‥許さない!』
と起きあがる
男『許さないだと? このハグレ元神霊が!』
男とクロが対峙し、次の瞬間、両者が激突!
男のバットを左肘で受け止めるクロ。右アッパーで男の頬を強打
男『ナメんな!』
男はバットで応戦。クロは車の側面に激突する
男はクロののど元をバッドでシめ
クロの身体を車の窓ガラスにたたきつけ、崩れ落ちる
男『てこずらせやがって。こんな勢いの良い元神霊だったら
俺が喰らいたいトコだが、生きたまま確保しろって命令だからな』
ウダウダゆってる男のハラを蹴るクロ
左右一発ずつ腹にパンチし、右足で蹴り、男がバランスを崩したトコで
右アッパー! ふっとんだ男の着地点に先回りし
右、左、右、左、右、左、右、左‥‥とパンチを浴びせ
さらにふっとぶ男の身体を捕らえて
右、左、右、右、左、右、左‥‥と怒濤の攻撃を加え
クロは一回転して男に右、左、右、左、右、左、右、左‥‥
大きく振りかぶって、ラストに右拳を顔面に浴びせ
男の身体はフェンスにたたきつけられる
唖然とする慶太
慶太『おまえ。いったい何者だ?』
クロ『私は元神霊です。せっかくご馳走してもらったラーメンを
すいません。ぢゃ、もういかないと‥‥』
と去ろうとするクロに
慶太『どこに?』
クロ『(ドスを効かせて)兄を抹殺しに
クロが去ると同時にやってくるパトカー
その夜、慶太が家に戻るとテレビはクラスメイトの
山田理佐が事故死したコトを伝えた
翌日、クラスで飾れた花束を見て、それが現実だと気づいた慶太は
飛び出して海没地帯で一人わめいた
そして夕方。荻窪駅北口付近の旧サンライズ荻窪スタジオ前の
交差点
で信号待ちをしてるトコにカギッ子と遭遇した
カギッコ『あのね。今朝、私そっくりの女の子を見たの
と言いだし、ハッとする慶太。次の瞬間、信号が青になり
走り出すカギッ子にトラックがつっこむ
飛び散る血潮を目の当たりにして呆然とする慶太
そんな光景を見届けたクロがつぶやく
クロ『かわいそうに。あのコ、ルートぢゃなかったんだ』
慶太のモノローグ
『巡りくる運は受け入れるしかない。そー想ってた
だからせめて傷つけるのを避けるしかないと
でも、それが理不尽なモノとしたら、俺は‥‥』

【ED】
とあるビルの一室に、理佐、カギッ子、慶太の母などの
ルートたちが一同にそろってた。それを謎の男が歓待する
男『おめでとう。君たちは強大な運を手に入れた
今日から君たちはマスタールートだ』
(第1話END)

とゆ〜『潰しあい芝浦幕張』な第1話でした
ったく! どこが芝浦とか幕張だよ!
吉祥寺やら荻窪やら中央線沿線の光景ばっか!
背景を近場でドッペルゲンガーしてどーする!
そのクセクロの連撃には力を入れやがってます!
殴りすぎです! 何発、殴った!
えーっと‥‥‥ウダウダゆってる男のハラを蹴るクロ
左右一発ずつ腹にパンチし、右足で蹴り、男がバランスを崩したトコで
右アッパー! ふっとんだ男の着地点に先回りし
右、左、右、左、右、左、右、左‥‥とパンチを浴びせ
さらにふっとぶ男の身体を捕らえて
右、左、右、右、左、右、左‥‥と怒濤の攻撃を加え
クロは一回転して男に右、左、右、左、右、左、右、左‥‥
大きく振りかぶって、ラストに右拳を顔面に‥‥
だから
『生きたまま確保しろって命令だからな』から
フェンスに沈むまで目測で29発!
題して『新伝綺アクションロマン』‥‥
ロマンか? バイオレンスではないのだな!
本当にこの先、ロマンな着地点となるんだろ〜な?
確かに1話目は意表返しの連続
見てて飽きさせない展開となってはいる
キレイなラインを描くヨシレーにしては
ガンバッた感は良く出てるけど
コレはきっと原作者の勝利なんだろーな‥‥
EDの黒幕なヤツの登場具合からしてこの先は
いつものクソつまんない展開の予感がします

それにしても。このテレ朝深夜枠って
ときたま出現してはキワモノが多い!
深夜枠をアニメにさし出すからには
とことん毒を盛り込んでくる!
それがハマるヤツにはハマるとゆ〜カンジなモンで
完全に視聴者の意見がわかれる企画となる

西口Pのチョイスは、やっぱエグいわ〜!

まりあ†ほりっく
【脚本】横谷昌宏さん 【監督】新房昭之さん 【制作】シャフト
視聴日1月9日(金曜)25:30-26:00
放送局テレ玉
第1話『戯れの接吻』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
フツー、アニメを見るときは部屋の明かりを明るくするモンですが
コイツの場合は‥‥
マリア『あかりは暗くしてね。だって‥‥私、初めてだから
笑いをとりにきました要警戒です!

【OP】
アヤシゲな車に乗ってやってきた宮前かなこは
あこがれの天の妃学院へとやってきた
天の妃学院‥‥‥清らかな心、謙虚な心、信じる心、感謝の心、探求の心
友愛な心、そして永遠なる乙女の心を育むとゆ〜学びの精神を
マトモに実践する女子校が、いまどき日本のどこにあるのか?
そんなお嬢様学院に編入を果たすコトになった
かなこの心はトキメキまくりです!
かなこ『拝啓、天国のお母様。かなこは天の妃学院で運命の恋をします!』

【Aパート】
広大な敷地にしかれた石畳の一本道を歩きながら
かなこはひどくショックを受けてた
かなこ『なんてひどい敷地!』
学院だとゆ〜のに、人っ子一人いない!
そんなかなこの行く道の果てに
メイド服を着た茉莉花が現れる
かなこ『良かった。道を聞ける。すいません!』
茉莉花『そこで何をしてるのです? メスブタ
メスブタ?‥‥‥混乱するかなこ
茉莉花『あなたのコトをゆったのです。メスブタ
いきなり初対面のヒトにメスブタ扱い?
そんな口の利き方のなってないメイドの飼い主が登場
マリア『何を騒いでるの?』
容姿端麗! 黄色のロングヘア! 思わずかなこの心が揺らぐ
マリア『祇堂マリヤ(=鞠也)です。このあたりは我が家の敷地内なの
ナニゲに七光りをひけらかしたマリアは
元理事長の孫で、学院の隣の敷地に住むとゆ〜
明日から高等部となるマリアは着納めとばかりに
中等部の制服を着て歩いてた
明日から高等部。てっコトは高一?
私は高二に編入だから、このコの先輩になるワケね!
‥‥とのぼせ上がるかなこ
マリア『どうなさいました?』
かなこ『いえ。キレイなコだな〜と』
マリア『ところで彼氏はいらっしゃる?』
彼氏などいません! 男は苦手で触っただけでジンマシンが走ります!
それを聞いたマリアはニヤリとほくそ笑む
マリア『あなただってオキレイよ』
とマリアはかなこにキス‥‥
へ? へ? へーーーーー?
と、ぶっとぶかなこ。対してマリアはフツーに
マリア『これから弓道部の自主練があるの。もしよろしれば
そのあとガッコをご案内しますけど?』
ぜひ!‥‥と返事し、去りゆくマリア&茉莉花を見送るが
かなこの腕にはジンマシンが出来てた
かなこは学院寮へと向かうと幼児体型でネコミミをつけた
寮長先生がタラタラと自己紹介し
寮長『ボスでもゴッドでもお好きにお呼びください』
と、またヒトクセありそーなキャラです
寮長『なお。叛逆は死を意味します』
と語る寮長に付き添って302号室が案内される
ドアを開けると、そこには宝塚調の石馬隆顕
この方がルームメイト? こんなリリしい方と毎日2人きりなんて‥‥
隆顕『石馬隆顕です‥‥』
差し出される手に、あー‥‥なんてステキな手‥‥
と、またものぼせ上がるかなこ。寮長は石馬に
学院を案内するように命令するが
マリアとの約束があるため次の機会に、となる
石馬との別れを惜しみながら弓道館を訪れたかなこは
部員の稲森弓弦に促され、更衣室のドアを開けたとき
ココまでトキメかしてきた夢が一気に崩壊する
鞠也『おい! ゴォラ! 何しやがる! 茉莉花!』
茉莉花『ジッとしてください。動くとコルセットが』
鞠也『しめつけてる! アバラが折れるぞ! このバカ!』
茉莉花『大丈夫です。一本や二本。次は胸をつけますよ』
コルセット&胸パットを装着し女装しよーとしてるマリアの姿があった

【Bパート】
呆然とするかなこ。平然とするマリア
マリア『施設を案内する予定ですわね。では参りましょ〜か』
無言で歩く二人。去来するかなこのコトバ‥‥だまされた‥‥‥だまされた
かなこ『だまされた!』
マリア『何のこと?』
かなこ『ほら!』
と、マリアの今さっきつけたばかりの胸パットをつかむ
同時にマリアは鞠也へとモードチェンジ
鞠也『好きでこんな格好するものか! 俺の愛くるしい容姿に
のぼせ上がってたクセに! おまえこそレズビアンだったな!』

かなこ『せめて百合とゆってよ!』
鞠也『このド変態が!』
かなこ『男のアンタが女の格好をしてガッコを歩いてるほーが
問題ぢゃないの?』
鞠也『みんなにバラすつもりか?』
かなこ『そのつもり』
鞠也『なら仕方ない』
と茉莉花の服をちぎり、胸部を晒す
鞠也『メイドを手込めにしよーとした設定で』
茉莉花『わかりました』
次の瞬間、鞠也は悲鳴を上げる
鞠也『さあ! 今の悲鳴を聞きつけたシスターどもがやってきて
アナタは編入当日に退学処分になりますよ? どーしますか?』
困惑するかなこ。シスターの足音が近づいてくる
鞠也『さあ! どーする? 犯罪者としてデビューするか?
もはや打つ手なし。かなこは屈服する
拝啓、天国のお母様。今日、悪魔の軍門に下りました
かなこは解放され、夜、寮へと戻る
この傷ついた心を癒してくれるのは
ルームメイトの石馬さんだけ‥‥
だが302号室に石馬隆顕の姿はなかった
マリアが自称・ボルドーの赤いトマトジュースを飲んで
茉莉花とともにくつろいでた
鞠也『俺はお前を信用しない。まだ俺はこの学院を
放り出されるワケにはいかないんだ』

な‥‥なんてコト‥‥
鞠也『つーワケで、だ(マリアにモードチェンジし)
コレからも仲良くしましょ〜ね!』
拝啓、天国のお母様‥‥コレは障害です、いえ、試練です!
かなこは乗り越える自信がありません!

【もー充分オチたのにCパート】
時間が余ったので茉莉花日記。モナリザを横にして
茉莉花『コチラの間抜け面はかなこ様です』
などとやってる時、302号室では鞠也とかなこの言い合いの延長戦
鞠也『一夜限りでなく2年間ずっと一緒だ』
かなこ『茉莉花さんはどこ?』
茉莉花『ここにいます』
と窓からやってくる茉莉花は去ろうとする
かなこ『一緒じゃないの?』
茉莉花『はい。お邪魔しちゃ悪いので』
てコトは、私、今夜コイツと一緒に寝るの?
鞠也はエロエロな下着を2着さしだし
マリア『今夜、どちらをきて寝たら良いのか
かなこさんが決めてもらえますか?』

しつけーよ! 横谷昌宏!
(第1話END)

とゆ〜シャフト元請けの学園物連続記録更新な第一話でした
そんなに制服に憧れてるのか? 新房監督は‥‥
さて。毎年1月新番はギャグ作が有利
とくに税関はギャグ作品に高い評価をしてきましたが
コレはマヂに笑えませんでした‥‥‥
正直ゆって、ダイナシです‥‥
なぜ笑えなかったのか?
まず脚本。確かに狙いは良いんですよ
ヘタにキャラ総出演体制なんかするより
かなこ&マリア&茉莉花のコントに絞った点はね
ただ問題はセリフ廻し。コレが速いのなんのってっ!
1セリフに思いっきり詰め込んできてんですよ!
こっちが意味を考えてる間
次のセリフが飛んでくるから
視聴者に笑う隙を与えてくれないんですよ!
そこがもったいない!
亀井! ちっとは間を持たせろよ!

コントをやるときは緩急をつけたセリフ廻しをする!
基本でしょ? ちったあ『エンタ』を見て研究しなさい!
もっとも。そこまでセリフ廻しを速めさしたのは横谷昌宏が
自信のなさから余計なCパートなんか入れやがった
んで
尺を考えると、あーなるんでしょ〜ね?
そー考えると、やっぱ戦犯は横谷昌宏かな?
次に声優。特にマリア役の小林ゆう!
アイツが鞠也モードになったときの
あのドスの効き具合が生々しくてドンビキです!
どれぐらいドスが効いてるかとゆ〜と
コイツ。絶対過去に一人ぐらい殺してるんぢゃないか?
とゆ〜ぐらいです。シャレになりません!
あの‥‥コレって基本ギャグなんですから
もっとライトに喋れないモンですかね?
ま。ヤツはそっちのモードに入ると
聞く耳持たないほど猪突猛進するヤツですけどね
あとはCパートの茉莉花日誌が不発だったコトや
茉莉花の悲鳴を聞きつけたシスターどもを
どー説き伏せたのか?
 などの未処理な問題が気になり
どーも集中して笑いに入れませんでした

ホントに笑えるギャグ作品って
あれこれ考えさせないモンです

獣の奏者 エリン
【脚本】藤咲淳一さん 【監督】浜名孝行さん 【制作】プロダクションI.G
視聴日1月10日(土曜)18:25-18:55
放送局NHK教育テレビ
第1話『緑の目のエリン』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
まずは『あにめチック』ご利用者の皆さんに対して
心の底からお詫び申し上げます
『獣の奏者エリン』のスタート時刻は18:30でなく18:25でした
あにめチックな発表を信じて
冒頭5分間を録画&視聴できなかった皆さん
心からお詫び申し上げます!
同時に、50年も税金をムダ使いした上に
視聴者に対し中途半端なスタート時刻を設定したNHK教育テレビに対し
強い反感と警告の意味をこめ、国外退去処分を下します!
なーぬぃが『視聴者の視点にたって編成』だよ! ヘボ放送局!
なめんな! NHK教育テレビ!

【OP】
リョザ神王国で戦いが始まった
神の名の下で統治する真王は膠着する戦線を憂えるが
巨大生物兵器・闘蛇の虐殺的な殺戮に
国防軍を取り仕切る大公は言う
大公『闘蛇がいる限り・・』

【Aパート】
戦場から離れた地にアケ村とゆ〜小さな村があった
アケ村は大公領の中でも闘蛇を育てる特別な村だった
そんな村の薬小屋でもお昼までに山羊殺しの太刀で磨玉をつくる
とゆ〜約束を忘れ、トゲラ虫を追ってた一人の少女がいた
それが主人公のエリンです。それを闘蛇の医術師であり
エリンの母でもあるソヨンが叱る
ソヨン『またやりかけたままで!』
エリン『闘蛇の赤ちゃんに特授水をつくってあげようと想って』
磨玉? 特授水? 意味を理解してないエリンと視聴者
ソヨン『闘蛇の身体の粘液と混じり合って口から身体の中に
取り込まれるコトで身体を強くしたり、寄生虫を取り除いたりするの
でもね。生まれたばかりの闘蛇の赤子に大人の飲む闘蛇の水は
強すぎるのよ‥‥

連撃の専門用語で説明する
視聴者は何をゆってるのか、さっぱり意味不明ですっ!
エリン『そっか。だから身体が強くなる前の赤ちゃんには
虫除けの磨玉で身体をキレーにしてあげるんだ!』
どーやら特授水より磨玉の作業の優先順位の説明だったよーです
このゆわされたカンばりばりのセリフがたまりません!
かくしてエリンともに、遅延してた磨玉の発注作業を行うソヨン
エリンは最近、やってきた赤子闘蛇が、まだ池に移らないのか聞くと
ソヨン『まだ池に移すには早いかしら?
エリン『池に移したら私、赤ちゃんの世話しても良い? 私も
お母さんのよーな闘蛇のお医者さんになりたいの』
そのコトバにソヨンは硬直する
ソヨン(闘蛇と人種差別を相手に、このコがやってけるの?)
そんな不安が去来し、言葉を濁す
ソヨン『もう少し大きくなって、それでもそー想うのなら。でも今はダメ』
エリン『どーして?』
ソヨン『池には赤ちゃんだけぢゃなくて怖い大人たちがいるのよ!』
エリン『怖くないよ。闘蛇はおとなしいぢゃない』
ソヨン『おとなしくさしてるからよ。見えないモノの力で‥‥』
そう。闘蛇には獣笛で。村民には知識と権威で‥‥
そのとき、街に戦場から闘蛇が運ばれてくる
陸上に捕獲され荒くれまくる闘蛇。村民たちの物量&力業でも抑止できない
そこへソヨンが獣笛をふくと、一発で動きが止まる
ソヨン『水をかけて冷やして! 身体を冷やさないように
筵をもっとかけておいて!』
そんな中、村民のワダンが赤子闘蛇を池へと移そうと荷車でやってくる
それを見たエリンは立ちはだかる
エリン『お母さんがまだってゆってたよ』
ワダン『霧の民よりワシのほーが長く闘蛇を見てるのだぞ』
そこにソヨンがやってきて、桶の中の特授水に指をつける
桶の中にいた赤子闘蛇は、ソヨンの指によってくる
ソヨン『エサは食べられそうね。わかりました、池に入れる前に
そこにいる闘蛇の粘液をぬっといてください。それと必ず
寝藁は新しいものに変えて

ワダン『わかったよ! いくぞ!』
とワダンの荷馬車は池へと向かう
その夜、エリンの家に遅くなってよーやくソヨンが帰ってきた
運び込まれた闘蛇と赤子闘蛇の世話でクタクタのソヨンに
寄り添うエリン。獣の次は人間の世話‥‥お疲れっス!

【Bパート】
朝がくると男たちは闘蛇を育てるための岩谷の池へと
家に取り残された女やガキは家事や畑仕事を始めます‥‥って!
畑仕事のほーが重労働だろ! とんだ男尊女卑な村です!
そんな村に祟りがやってきました。赤子闘蛇が逃げ出したのです
ワダンは、それみたコトか、とはがりにソヨンに迫る
ワダン『赤子が見つからなかったら村の掟に従ってもらう』
ソヨン『わかってます。でも、今は探すコトが先決です』
ソヨンは池へと向かう。そのあとを密かに追うエリン
この村には闘蛇を飼ってる闘蛇の岩谷と呼ばれる鍾乳洞がある
鍾乳洞の中には闘蛇の道と呼ばれるいくつもの水路と
池と呼ばれる水たまりがあり、その一つ一つで闘蛇を飼ってる
そこはこの村の守るべき宝であり、守らなければならない場所‥‥
を守れなかった頭領と男衆は血眼になって捜索中です
頭領『ソヨンよ。ワシが掟破りの危険を冒してまでアーレのお前を
村においてるのは、霧の民の知恵と獣の医術を買ってた長男アッソンの
遺言があるからだ。わかってるな!

とゆいますが、だったら波平さんよ! 逆に聞くけど
ソヨンがいなくても、おめ〜らだけで岩谷の運用をできるんだな
たった1度のミステイクで一発退場させるよーぢゃ
アンタはヒトをシキるなんて器ぢゃねーぜ?
一方、警戒厳重のハズのセキュリティをかいくぐり
岩谷に潜入をはたしたエリンは水の流れから
赤子の池を発見する。赤子捜索のため水抜きさした池に
取り残された藁を、古い藁だと判別するエリン
エリン『古い藁は発効するから暖かくなるの。お母さんは
新しい藁に取り替えろ、とゆってたのに‥‥

とエリンは原因を突き止めたコトで得意絶頂になり
エリン『まだこの池の中にいるかもしれない』
名探偵気取りで池を見渡し、縁の穴をのぞき見る
そこには赤子闘蛇が。いた! この中に隠れてる!
古い藁のにおいがヤで隠れてたんだ! おいで!
赤子『ピカチュ〜!』
なんだか聞き覚えのある声をあげる赤子闘蛇を拾い上げると
背後からビゲストな闘蛇がエリンに迫る。頭領専用闘蛇のキバ!
大口を開け、エリンを食らいつこうとするキバ
それを守ったのが母・ソヨンの獣笛だった
ソヨン『エリン! どーしてココに!』
エリン『赤ちゃん見つかったよ』
ソヨン『お母さんのためにココへ?』
エリン『黙って入ってきてゴメンなさい』
当然です。ヘタをしたら命を落としてました!
サザエ、カツオを厳しく説教してやんな!
ソヨン『ありがと!』
ウッソ! なんで! あんた、それでも保護者?
ソヨン『でもね。二度とこんな危険なマネはしないでね。わかった?』
エリン『うん!』
あまい! なんて甘い過保護なPTA!
ソヨン! 貴様はモンスターペアレントだったか!

かくしてエリンの報告を受けた頭領は
頭領『ワダン!』
ワダン『汚れてなかったし、平気だと想ったんですよ!』
ソヨン『闘蛇は繊細な生き物です。些細なことでも
私の指示を守ってもらえませんか?』

自分の娘の侵犯を棚に上げナニゲにキツいソヨンの言い方にも
この村の差別意識向上の原因は隠されてると想う!
そして夜となり、家に戻ったソヨンとエリンは
床をともにしながら語り合う
ソヨン『怖くなかった?』
エリン『怖かったけど、でも、お母さんみたいなお医者さんになるんだ』
この上まだ懲りないか! この娘は!
ソヨン『その村は闘蛇がいて初めて暮らしてける村なの
でも闘蛇は私たち人間とは違う、獣だわ。それを忘れないで』
闘蛇は獣、エリンにはそのコトバの意味がまだ良くわかってなかった
ただ闘蛇がかわいい生き物でないコトをエリンは知った
(第1話END)

とゆ〜、これが後に漢江の怪獣となるのか〜な第一話でした
メチャクチャおもしろかったわ〜!
今日のサザエさん!(現在、日本時間で1月11日19時)
とくにCパート! あれがね〜! グッときた!
磯野家全員のボケ役、あるいは対カツオ戦線のツッコミ役
でしかないと想われてたフグ田サザエ
初めて女として共感しました!
しかもラストにこのシリーズで見たコトのない
構図をかましちゃって!
 くのお!
まさかいまどき『サザエさん』で感動するとは‥‥!

さすが焼き芋の神様=山田由香先生!
女の感情のせまくりです!

まちがいなく国民的アニメ! 超一位を贈呈します!
なんてね。いまさら40周年のロングランヒットに‥‥
今季は既存作が新番を圧倒してるぞ!
てなカンジです。あー。ヤラれた〜!
へ? 『エリン』の感想? や。感想とゆわれても‥‥‥
ワダンがサボって寝藁をヘタにリサイクルしなけゃ
この事件は起きなかったってだけのハナシ
でしょ?
つまり。シロートの浅知恵でリサイクルなどせず
ゴミはどーどーと捨てませう
、とゆ〜
国分寺のクソスタジオどもの不法投棄願望むき出し
アンチエコロジー精神の満ちあふれた作品だとしか‥‥
だって。そーでしょ? ビジョンがエリン寄りの
一方通行な勧善懲悪
で、ワダンをただの差別主義者としか
描いてない結果ありきの八百長ストーリーでしょ?
その証拠にエリンが立禁ゾーンを突破して
村の最高機密の闘蛇の池に侵犯したコト
何のお咎めもなしってのは村の掟としてどーよ?
頭領だけぢゃないよ。実母のソヨンが
あのとき絶対叱るべきだよ! それを
『ありがとう』ってのは保護者としてどーよ?
アンタ自身がワダンにゆってたでしょ?
ソヨン『些細なことでも私の指示を守ってもらえませんか?』

まずアレを自分の娘に実践せんでどーする?

RIDEBACK-ライドバック-
【脚本】高屋敷英夫さん 【監督】高橋敦史さん 【制作】マッドハウス
視聴日1月11日(日曜)26:00-26:30
放送局テレ玉
第1話『深紅の鉄馬』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
ムソルグスキーの演奏に併せて舞台でバレエを踊るスタッフ
その舞台袖で、バレエシューズを調整しながら尾形琳が目をつぶる
琳『次の音‥‥‥』
ゆっくり目を見開き、ステージへと躍り出る
琳の姿に観客席の人々はささやく
観客A『彼女が尾形ユキの娘か?』
観客B『今度が初舞台だったな』
鳴り響く演奏。頭上から降り注ぐスポットライトの光
その輝きの中で琳は語る
琳『世界は変わる。舞台の場面転換のよーに‥‥』
西暦2025年、GGPと名乗る武装組織によって世界が治められるコトになった
世界各国の圧倒的な軍事力のもと、GGPは新戦力の投入によって
歴史的勝利を得た。その勝利を収めた英雄たちの正体はわからず
顔と名は『歴史的勝利』の名のもとに消し去られ、やがて次の新しい
世界秩序の構想、それに反発する闘争、混乱‥‥
まるでぼうっと見えない灰色の空のような時代。そして革命‥‥
だが琳には無縁だった。母からゆわれたとーり踊り手として舞台で
必死に生きるだけだった
琳『ココが私の世界‥‥私の中で自分の存在を感じる瞬間‥‥』
が。そんな輝きの世界が突如として変わる
突如、東京直下をおそう大地震。わずか数センチで地と接してた
シューズがステージから離れる瞬間を琳は全身で体感した
よろめき、倒れゆく中、遠のくスポットライトの明かりに思いを馳せる
琳『世界は‥‥変わる‥‥』

【Aパート】
季節は巡り、春真っさかりな武蔵野文芸大学のキャンパス内
桜並木の下でルームメイトの上村しょう子と桜吹雪で戯れあう琳
駅から徒歩8分、バストイレ付きでフローリング10畳とゆ〜
贅沢な暮らし
に、そのとき琳は委ねてた
栄光からの転落。その後大学に進学を志した琳を気遣い
電話越しに祖母は聞く
祖母『後悔はない? バレエやめて』
琳『ええ、決めたコトですから』
電話を切る琳。だが、やはりその面持ちは複雑だった
自分で心の整理をつけたハズだった琳
だが、その変化を廻りの人々は受け入れられなかった
学食で出逢った内田すずりは
すずり『私の母が大ファンだったんです! 一昨年の国立第3劇場!
あの跳躍力! 思い出しただけでサブイボ!
10万年に一人の大スターだった彼女を奪った6年前の大地震
ステージ上に倒れた琳の脚は靱帯断絶を負ったのだ
琳にとって、それは致命的な負傷だった。その後リハビリをするのが
自分のバレエに納得がいかない。彼女が目指してた目標は
天才の名を欲しいままにしてたバレエダンサーの実母・尾形ユキ
そんな人々の囁きを避けるように、しょう子が
オリエーテーションの申し込みに誘い、琳は人目を避ける
講義後、琳は一人キャンパス内を歩いてると
突如、雨が降り出した。あわてて付近の学部棟に入ると
そこはメカくさい理工学部の部室だった
不意に見かけた岡島部長はどこかに消えてしまい
一人、雨宿りをしてると雷が鳴り出した
室内で明滅する蛍光灯。その怪しい明かりの中に
琳は奇妙なメカを発見する
それが彼女の人生の第2ラウンドの始まりだった

【Bパート】
雷がおさまり、蛍光灯の明かりが復活し
明かりに照らし出されるヒト型バイク
琳が不思議そうに見つめてると部員の菱田春樹がやってきて
琳を入部希望者と勘違い
菱田『ようこそ! ライドバック部へ! キミのよーな
清楚派の入部希望なんて!』
え? 別に入部希望ってワケぢゃ‥‥
そんな琳の意見もおかまいなしに、琳が見つめてたライドバックを
説明し出す
菱田『コレはライドバック。ライドバック知らない?
乗用格式自動車両(ヒト型オートバイ)。全国大会もあるんだ』
琳が見つけたのは、その中でも『フェーゴ タイプL』と呼ばれてた
菱田『時間つぶしにのってみない?』
待ってましたとばかりに宙を舞い、席に座る
琳『コレで良いですか?』
さすがカート大会出場者の奈々姫! 乗る気満々です!
菱田のアドバイスでハンドルバー中央の画面を押すと
フェーゴは立ち上がる。高々度の見晴らしに満足げな琳
琳『けっこー高い!』
菱田『ライド・オン・バック。おんぶされてるカンジだろ?』
しかも、菱田が『おいで』とゆ〜と音声認識してやってくる
琳『喋れるんですか?』
菱田『いや。声に反応してるんだ』
気が付けば雨が上がってる。菱田は外に出てみようとゆう
右手で中央の赤いスイッチのスタートボタンを押す
右脚のグリップを廻し、左足でペダルを踏む。前方確認をしながら
ロックをハズし、ゆっくり左手のレバーをはなしてくと‥‥
動いた! 動き出したよ! このコ!
もはや琳ではなく、素で水樹奈々です
が、そのとき左レバーが故障! 暴走して走り出すフェーゴ
あわてた琳は『落ち着いて!』とゆ〜と
それが伝わり制動が効くようになるが
問題はブレーキ。ねぇ! コレ、どーやって止めるの〜!
キャンパス内を走るフェーゴ。その上で琳のスカートがなびく
その奥行きのないスカートの中を見ながら
学生『おーい。パンツ見えてるぞ?』
そんな声はお構いなしに、必死に操縦をする琳
障害物を避けるためにバランスをとると
フェーゴもまた機体を傾ける
琳『これ。私の体重移動に反応してる!』
フェーゴは前方注意の警告をならす
パワースライドさせ機体を制動させる琳
琳『不思議。怖くない。どーしてか安心する!』
桜並木の下をくぐり抜ける。こんなに桜が近いなんて!
不意に琳が上体で踊ると、フェーゴも踊り出す
琳は『このコ、踊れるんだ!』
うれしくなった琳は
琳『ピルエットできる?』
ピルエット?‥‥ダイエット? デュエット?
フェーゴは入力されてないコトバを求めて暴走!
階段を落ち、楕円の弧を描きながら突き進むフェーゴ
画面のエラーのサインにあわてふためく琳
それを見かけた片岡珠代と岡島部長はバイクを疾駆して後を追う
岡島『エンジンを止めろ!』
琳『このコ、ゆ〜コトを聞かないんです』
フェーゴは看板をなぎ倒し、ついに禁断の公道へ!
岡島『そのままハンドルを持って前へ!』
岡島はフェーゴに併走しながらフェーゴをみる
サスペンション? だったらコケてるハズだ
油圧は? 違う、機関系トラブルだったらバカみたいに走らない!
待てよ、音声認識が聞かない? つまり操舵PCか?
だったら一度、再起動するしかない! 方法は?
バッテリーからインターミッテント・ディスコネクション
させるしかない!
 との判断を0コンマでし
フェーゴからバッテリープラグコードのよーなモノを抜いて
自分のバイクのプラグを接触させ、ショート!
同時に制動が戻り
岡島『ブレーキ!』
と叫ぶが、前方には道がなかった
あるのは断崖絶壁と、重力の効いなにもない空間‥‥
イッたな‥‥誰もがそう想った次の瞬間、息をのんだ
とんだ‥‥‥!
警告看板をぶち破り、空中を飛ぶフェーゴ
珠代『ウソでしょ? ライドバックが飛べるはず‥‥』
そんな光景の中で琳は想う
琳『世界は‥‥変わる!』
(第1話END)

とゆ〜菱田、ビギナーにはまずブレーキを教えろ!な一話でした
なに? 空中歩行もできるのか! この人型バイクは!
おい、くうぱ。アレ1台、買ってこい!
あ‥‥そっか、アニメだったか。チィィィ!
ってぐらいリアルでした! マヂに欲しい〜!
あんな高い操縦席だったら気持ちヨサゲだし
ハングオンしほーだい! 峠、攻めてぇぇぇ!
あ‥‥私ってば二輪の免許持ってなかった。チィィィ!
トヨタもホンダも不況で車が売れないんだったら
コレを共同開発したれ! そしたら絶対買う!
ヘタに二足歩行ロボなんか開発されても
用途が限定されてるから庶民には買いにくい!
と、想いました。みんなも買うよね?
さて。そんなカンジで企画としては大盛りあがりなんですが
肝心な点が気になるんです
ストーリーがないに等しい!

『栄光から挫折した琳がライドバックと出逢った‥‥』

それだけ。それだけなんですよね!
まだ何も語られてない‥‥
GGPなるテロ組織とゆ〜悪もワルサせず
主人公が人型バイクに乗りました的な
ドラマ要素ゼロなストーリー
シリーズアニメを評価するとしていかがなものかと‥‥
ま。ヘタにストーリーを組むよりはある意味、潔くて
ライドバックの世界観をリアルに描く、とゆ〜意味では
確かにアリはアリなんでしょ〜けど‥‥
もっと人的要素‥‥文系的な部分がものたりないな〜

つーワケで一応は◎。◎は◎でも微妙な5位あたり?

源氏物語千年紀 Genji
【脚本】金春智子さん 【監督】出崎 統さん 【制作】トムス・エンタテインメント
視聴日1月15日(木曜)24:45-25:15
放送局フジテレビ
第1話『光る君』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
雨の夜。とある屋敷の寝所に夜ばいしてきた光源氏に抱かれ
マッパな女房はご満悦。一通りの情事がすんだトコで
女房『移り変わる折々の季節に背を向けて、私はこの世に一人
華を咲かせてまいりました。この美しい澄んだ瞳には
私の心を奮わせる、優しい声を待ちわびて‥‥』
などとホザいてキスをしたトコで、光源氏が復活して
光『わかってましたよ。ココにくれば、いつも美しい華が咲いてるコトを』
第2ラウンド突入。出崎監督お得意の陰影グラデによる局部隠し技
女房『ああ。嬉しい‥‥』
そんなとき牛車が迎えにくる。お迎えの時間です
女房『光様‥‥源氏の君さま。次のお越しはいつでございませうか?
もう3ヶ月おきではツラすぎます。今度は月一、いえ
10日、いえ、5日
‥‥ああ、すいません。お許しを
都の恋多き御方にはしたないコトを』
ちなみに。この乾ききってる中のヒトは辻本夏美です!
光『すぐに参りますよ、すぐに。このよーに美しい華をヒトに積まれたくはない』
と光は、こむ●ゃが終わったらすぐにくるよーに想わせ
文●放送へと牛車を向かわせるが、付き人の惟光に
光『いまの御方に贈り物を。いつもより多く‥‥』
惟光『は?』
光『明日のコトは誰も知る由もない。次はまたいつ訪れるコトになるか
わかりません
から‥‥』
と、半ばキープなんで二度とこない可能性も臭わせる
惟光『かしこまりました』
そんなモテモテの櫻井の浮き世な物語でございます

【Aパート】
春。満開の桜の木の下で、京アニで名を馳せた俗物色男な
頭の中将
と落ち合った
中将『コレはコレは光の君。満開の桜の花を愛おしんで御散策ですか?』
光『はい、まあ‥‥』
中将『今が盛りの都の桜。とは故、我が世の春を誇るもの
眩しすぎると散りゆくもの
。ホント、いろいろでございますな』
光『はい‥‥』
中将『光の君が愛でるお好みは、どちらですか?』
光『‥‥‥』
中将『いや、コレは失礼。しかしながら宮中のクチサがない女房どもの
噂によれば、光の君はいろいろ、それも一枝や二枝ではないと華々しいご評判』
せーいっぱいのイヤミをゆ〜頭の中将
光『おっしゃいますな。頭の中将殿。あなたこそゆわれてますよ。女房どもに』
中将『はあ? 私が? なんのコトやら』
光『中将殿がゆくトコ、枯れ枝にまで華が咲くと‥‥』
つまり。キョンのストライクゾーンに年齢制限はないと‥‥
中将『はあ、いやいや』
光『まあ、春ともなると、それはそれで致し方ないコト、とゆ〜コトですか
お互いに』
ハハハ‥‥と、笑うお盛んな俗物二人は最悪です!
そんな光景に紫式部が解説を入れてきます
紫式部『ええ、あの方のコト、源氏の君さまと呼ばれて長い間
人々の間で語り継がれたあの方‥‥儚い恋、激しい恋、その一つ一つを
お話しなければなりません。それはどれ一つをとっても
あの方が愛に生きた
となるからです』
かくして時代は光の幼少期へと戻る
紫式部『始まりの恋は、そう、あの方のまだ幼いとき
そう、小雪が舞った冬の朝、あの方は御所のハズレの滅多にヒトの
近づくコトのない、小さな池。ええ、そこが光さまの一人で過ごされる
お気に入りの場所‥‥』

宮中の冬の池の縁にいた光の前で、2羽の白鳥が飛び去った
同じくして背後を通りかかる一人の女房
ハッとした光が後を追う
藤壺『どなたですか?』
光『どなた?』
この宮中で光の存在を知らない藤壺
藤壺『どなた?』
光『どなた‥‥?』
藤壺は女官に誘われ去ってゆく
呆然としてる光。藤壺の容姿にすっかり囚われてた
光『あの美しい方は、どなた?』
紫式部『それが始まりでした。光の君さま9歳、藤壺の女房さま14歳』
光は宮中の女房どもの部屋とゆ〜部屋を訪れ
藤壺の姿を追うが見あたらない
紫式部『光の君さまは帝の2番目となる男の皇子さまでございます
そして母君は光の君さまの物心がつかない幼い日に、儚くもこの世を
去られた桐壺更衣さま。帝が最も愛された方で透き通るよーに
美しいヒトだったと今も語り継がれる方にございます。それゆえ
帝は光の君さまを殊の外、大切になされました。その
が光の君さまに
源氏の姓を与えられ、臣下としてご自分の目に届く位に就かせられた
くらいにございます。もし皇室一人としてお遺しになれば
皇位継承などの宮中での政治的な争いごとに巻き込まれる畏れがある
その煩わしさから守るためのお心配りであったと‥‥』

おいおい。紫式部。そいつはちょっと事実の捏造だ!
桐壺には後ろ盾がない。だから光の皇室入りが果たせず
代わりに貴族姓を与えて穏便にしたのが事実でしょ?
徳川家の会津の保科政之と同じケースでね!
そんなある日、帝が光に接見を命じる
光『誰にも会いたくない』
と想う光。だが、もしかして藤壺と逢えるのではないかと
思い立ち、急いで清涼殿へと馳せると藤壺がいた
帝『おいで、光。この方は藤壺の女房どのです』
光『やっぱりだ。あの方だ、やっとお会いできた』
帝『このたび、私の妻として入内なされた
つまり光にとっては新しい母上、とゆ〜コトになる』
ガガーン! なアナクロニズムなピアノの音
藤壺『あなたが光の君さまでしたのね。仲良くしてくださいね』
光『(落胆し)はい』
藤壺『絵物語はお好きですか?』
光『え‥‥あ、うん』←思わず検閲チェックを漏らしたコンパル先生の現代語
藤壺『ぢゃ、いらっしゃい。こちらへいらっちゃいませな!』
と藤壺は手を引いて光を自室へと招き入れる
藤壺は家から持ってきたたくさんの絵巻物を広げる
そこは9歳児の光。たくさんのオモチャにウットリ
光『うわ。この鬼のハナシなら知ってます!』
藤壺『怖い姿をしてますが、ホントは心優しい鬼でした』
などと『泣いた赤鬼物語』のハナシをしてますが
室町時代にまとめられた『御伽草子』のハナシの一端が
なぜ平安朝のこの時代に語り継がれてる!

そんな時代考証はお構いなしに光と藤壺は仲良くなる
もともと桐壺と姿が生き写しだったために
帝に見初められた藤壺だっただけに
孤児だった光と藤壺の中の良い姿を見て帝は喜んだ
母と子のよーだ、と。や、藤壺はまだ若いから
姉とオトートのよーだ
、と
そんなある日のコト。池の縁を散歩する光と藤壺
藤壺が妙なコトをほざいてきた
光『春?』
藤壺『ええ。毎年今頃になると私は春を待つのです』
光『春‥‥』
藤壺『春は嬉しい。梅が咲き、桃が香り、桜が溢れかえる
何もかもが明るく光り輝いて。そうですね
今年はコチラにきてしまったから
私の家の庭にくる、あの春はもう見られないのですね
はっは〜ん、ホームシックか‥‥と推理する光
光『帰りたいのですね? ご自分のお家に』
藤壺『いいえ、そういうコトではありません。帝は優しいし
それに光の君さまにもこーして仲良くして頂いて』
が。そんなコトバとは裏腹に涙が流れる
藤壺『ああ。私、泣いてしまって。ホント、どーかしてます』
そんな藤壺の手を取る光。光は藤壺を抱き寄せる
藤壺『痛い。痛いけど大丈夫‥‥』

【Bパート】
その夜、光は廊に座り桜の木を眺めてた
それを世話役の女官が心配する
女官『今宵は殊の外寒うございます
どうぞ、御寝所にお帰りになりお休みくださいませ』
光『良いのです。ここで待ってるのです。だってほら
もーすぐそこに春が来そうなんです。春がくるトコを
この目で見てみたい

と桜の木の蕾を見入る光
光『あの蕾にどんなふーに春がくるのか、その様子を見て
お話してあげるんだ』
女官『どなたに? 藤壺さまにございますか?』
無粋な女官です。即刻、里に返したほーが良い!
そんなロマンチックな想いを馳せる光とは裏腹に
翌日、京都地方は大雪となってしまった
藤壺『今年の春はホント、遠いのですね』
と落胆する藤壺。光はすっかり雪化粧の池の縁にたつと
池の縁の桜の木には蕾が咲いてた。まだ一分咲きな桜だが
光はあわてて駆け寄り、木に登って枝をとる
せめてコレを藤壺に渡せば‥‥と、そのとき
光は木から滑落し、凍結した池に落ちる
それを知った宮中の家臣たちは大パニック!
家臣『帝のバカ息子が池に落ちなされたぞ〜!』

光はすぐに池から救い出され、寝所で寝かされた
すっかり高熱を出してしまった光を見舞う藤壺
光『ごめんなさい。せっかく見つけた春を
池に落としてダイナシにしてしまいました』
藤壺『やっぱり。やっぱりアナタは私のために。ありがとう
でも良いのですよ。私のためにムリなコトや危ないコトは
もーなさらないでくださいね』
ブラック☆スターは自分の無力さに悔やむ
光『もっと背を大きくして、力も強くなって。そしたら
アナタの望みは何でも叶えて
何からでもアナタを守ってあげれるのに‥‥

コイツ。9歳のクセに次から次へと女殺しなクソゼリフを!
なに? 天皇家の帝王学の教科書には
女の口説き方のノウハウまで載ってるのか?

藤壺『まあ、ありがとう。優しいのですね。光の君さまは
大人になられたらきっと見事な
公達ぶりを見せるのでしょ〜ね。楽しみです!』
翌日、風邪から回復した光は、藤壺に夢のハナシをする
光『いつも同じ夢羽を見るのです。私の母上さまが亡くなったときの夢で
ところが今日の夢では、そのお顔がアナタの顔にそっくりでした』
藤壺『‥‥‥』
光『すいません』
藤壺『良いのですよ。私はアナタのお母様の代わりなのですから
きっとその夢は、そのコトのなのかもしれませんね?
それに私は光の君さまのお姉様でもあるのですよ
アナタは私の弟。そして子供。それはとてもステキなコトです』
必死で夢判断をした藤壺だったが
そのとき光の眼差しが豹変したコトに気づくのが遅れた
光は藤壺の意表をついてキスをしたのだ
藤壺『‥‥っ!』
光『アナタは母でもなければ姉でもありません』
ググッと寄席のアングルで迫る出崎監督!
光『アナタは‥‥アナタは‥‥!』

紫式部『それから梅の季節が何度もすぎて秘められたその日のコトは
誰に知られるコトもなく時を重ねます。光の君さまは、より凛々しく
ご立派になられ‥‥そのますますの美しさに付け文や詩文を贈られる
女房も数多数えるとか。しかし、光の君さまは一途に藤壺の女房さまの
いらっしゃる淑景舎へとお通いになる日々をお過ごしでした』

色目を使う女房どもをシカトして
風邪をひいた、とゆ〜藤壺の気晴らしのために藤の花を届ける光に
藤壺『今日はお引き取りいただいて』
と無下に面会拒絶する藤壺
さってゆく光の姿を御簾ごしに藤壺
藤壺『良い。コレで良い。少しずつ、少しずつでも
あの方から遠のかなければ。あり得ないコトだと
あの方にわかって欲しいから
‥‥しっかりしなければ
私がしっかりしなければ。時を待てばこのコトは終わる』
紫式部『光の君は12歳になられ、元服の日を迎えられました
元服とは一人前の男子として世に認められるコト。そして
それは同時に藤壺さまがお待ちになってたその時がきた‥‥
とゆ〜コトでもありました。厳しい宮中の仕来りでございます
成人男子は帝に囲われた女房さまや更衣さまと
コトバを交わすコトはもちろん、その方々のおわします
御殿に脚を踏み入れるコトさえ堅く禁じられてたのでございます』

そんな別れの日。淑景舎を訪ねた光は御簾ごしに藤壺と面会する
光『お願いでございます。御簾をお上げください。最後にせめて今一度お顔を』
だが藤壺は御簾をあげるコトはなかった
光『おさらばでございます‥‥』
去りゆく光。御簾の内側で崩れ泣く藤壺

そんな過ぎ去りし頃の思い出に囚われてる光
ふと気づくと、桜の木の下で頭の中将とともに都を見下ろしてた
中将『ところで源氏の君。アナタは不思議な目をなされる』
光『‥‥ん?』
中将『遠くを見てるよーな、見てないよーな。そうそう、そんな目だ
まるで報いのない恋にいてもたってもいられないよーな‥‥』
すっかり見透かされた光はせせら笑う
光『また‥‥当てずっぽですか?』
中将『いや。コレは申し訳ない。天下の恋の達人に
そのよーなあるハズがないか』
光『ふふ‥‥』
光は眼下の都を見ながら、笑い飛ばした
紫式部『そうなのです。光の君さまのあの遠い日の秘められた恋は
まだ終わってなかったのです』

(第1話END)

とゆ〜マザコン皇子の女殺しな油の第一幕でしたとさ
紫式部。うぜーーーーーーーーー!
いちいち解説はいらんよ!
もっと専念さしてくれよ! 光と藤壺のシーンに!
さてぇ〜。そんなワケで紫式部原作な『源氏物語』
おっと。『原作=伝・紫式部』と描きなさい!
いくら原作料の振込先がないからって‥‥‥
今回は録画を何度も再生してセリフを全て書き写しました!
おかげで1時間半! あー。肩がこったい!
お疲れさんでした! コンパル先生!
ところどころ奇妙な古文口語があるあたり
古典が得意でないコトが手に取るよーにわかりました!
何より出崎、杉野とゆ〜アニメ界のバケモノどもに囲まれ
よくもまあご無事でOAにこぎ着けたモンです!
ただちょっとセリフがウザすぎるな〜!
もっと動作でわかるよーにしなさい!
とくに反復語が多すぎます! とゆっても
コレはコンパル先生の仕業ぢゃないよね?
反復語は、コンパル先生はこれまであんまし使ったコトない
むしろコンパル先生独特の言い回し
やたらと証とゆ〜コトバを連発するコトですけどね!
今回も健在でしたね〜。セリフに3つも出てきてます!
反復語は出崎のジイさんの脚本監修でしょ〜か?
ったく! あのジジイ! クセが強すぎるっての!
なぜ、大和和紀さんの原作をキャンセルしてオリジナルにしたのか?
もっとつっこんでゆえば66歳の半リタイア状態な
ジイサンを奮い立たせモノの正体とは?

その答えが第一話の中にありましたね〜
絶対君主の帝、その息子の光源氏、そして母‥‥
はい。そのとーり。『コードギアス』ですね!
つまり出崎のジイさんは、『コードギアス』に触発され
進行してた『あさきゆめみし』の企画書を横紙破りして
ナイトメアフレームも黒の騎士団も使わず
シャルルに対するルルーシュの叛逆精神
平安朝の夜ばいシステムを用いて描く魂胆まるみえです!
ったく! いい年したジイサンが
青二才な大河内にすっかり感化されちゃったワケですよ!
ただ、重大な点を見誤ってるんですよね!
確かに光源氏とルルは生い立ちこそ共通点は多々ありますが
この先。つまり、その後の展開には大きなズレがあります
ルルは宮廷を去ってアッシュフォード学園に下野して身分を隠して
黒の騎士団として正々堂々シャルルに刃向かいました
光源氏は夜ばいとゆ〜、男女の関係の秘密をたてに
様々な女どもとハベリ倒してったとゆ〜意味で
物語の帰結点がまったく異なります
『ギアス』の帰結は父のブリタニア帝国を壊すとゆ〜
わかりやすい帰結点で、対立軸が鮮明でしたが
コチラはね‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ま。史実までも変えるとゆ〜気があるのなら
光源氏が奥州平泉に下野して、壇ノ浦で父親を殺して
腹違いの兄の追撃を受けて北海道から日本を脱出し
モンゴル帝国とゆ〜強大な海外版図を築いて
日本に再び決戦を挑む
‥‥ぐらいのコトをしてくれないとね!
年寄りは年寄りらしく
縁側で茶でも啜って年金生活をエンジョイ
してれば良いものを
こーゆー『俺ならもっとうまく作ってみせる』なんて
昔獲った杵柄を生かして、老眼鏡チームを結成しちまうモンだから
『なんだか盛り上がってるみたいだからやらしてみよう』的な
容子局Pの妙なアンテナを刺激しちゃって企画がとーちまう
若手アニメーター的にも、相手は父親世代の『ベルばら』でしょ?
丸山Pや井上敏樹をパシらせるぐらいの権威者だから
ヘタに叛逆しよーモノなら祟りにあうってコトで
仰せのままに‥‥な雰囲気で、一方通行なプランが
むくむくと不気味に膨れあがって実行
されてく‥‥
若手のアニメーターどもはいつまでたっても育たないんです!
何より永遠の光源氏を気取ってる出崎監督こそ
自分がシャルル&帝だってコトに気づいてないんですよね!
ある意味、そこがこの企画の不幸な生い立ちです
同情するよ。コレに引きづりまわされた大和和紀さん
コンパル先生、そしてTMSの若手に‥‥

出崎監督的には、あわよくば薫の君まで突っ走りたい
願ってるのかもしれないけど、21世紀のアニメ界を考えたとき

1クールで終わらすべきだよ。マヂで、コレは‥‥

空を見上げる少女の瞳に映る世界
【脚本&監督】木下益治さん 【制作】京都アニメーション
視聴日1月15日(木曜)25:00-25:30
放送局テレ玉
第1話『知ること』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【Aパート】
遙か昔。天空人と下界の人々との間で大きな戦いが起こった
それ以降、2つの世界は断絶し、お互いが別々の道を歩んでた
その天上世界にある魔導国で、ある日、第一の支柱が倒された
そう。遙か昔の『ナウシカ』パクリBGMとともに‥‥
そんな、はるか彼方にある倒壊の光景を
地上世界で日高ユメミが夢で目撃してた
ユメミはごくごくフツーの高校生。ただ時々原因不明の
浮遊感におそわれ、ファンタジーな浮島を見る
コトに悩まされてた
そんなユメミが、歩道橋の上でクラスメイトの
小野以知子と今村涼芽を見つけ、一緒に学校へと向かおうと
横断歩道にさしかかったときだった
突如、天から80年代動画な雷撃が降り注ぐ
ユメミの前に赤毛の男(ムント)が現れ
ムント『見つけたぞ! 運命の娘! 俺たちに力を貸せ!
驚くユメミ。対してムントはユメミに触れようとしたら
バシッと電光が走りその手を阻む
ムント『クッ! 時空の壁か!』
ムントの姿はユメミの前から消えた
一時的だが天上世界でユメミとのコンタクトに成功したムント
それを傍らで見てた時空の監視者(局外者)のガスに
運命の娘を見たコトに喜び
ムント『この壁を乗り越えてみせる!』
とムントは時空を超える決意を固める
アクトの危機を回避するに運命の娘の力が必要だ
7つの大陸が下界に落ちる前に!

【Bパート】
天上世界では連合軍による魔導国の攻略作戦が進んでた
この日も連合軍の艦隊によって第四の支柱の攻撃が行われてた
それを阻んでたのは局外者と呼ばれる魔法使いだった
局外者のガスらの奮起で、連合軍の猛攻を食い止めようとしたが
連合軍の圧倒的な物量作戦になすすべはなかった
魔導国の制圧に乗り出した連合軍の本部では
第6の支柱を倒したとの報告に長老たちが
作戦の遂行を急いでた
アクトと呼ばれる魔法の力の制御がきかなくなった天上世界は
滅亡の危機
にあった。それを回避するには魔導国の攻略が
最初の一歩だと判断したのだ
そんな戦線の中で、作戦指揮官のグンタールは
魔導国のムント王が下界に降りたコトを知る
天上界の人間が下界に落ちるのは死を意味してる
だが、ヤツが死を選ぶか? バカな! 何か画策してるハズだ!
それを長老たちに報告すると
長老『手を打つ必要があるな』
グンタールは、アクトを詰め込んだ死の人形を下界に放ち
ムント追撃に乗り出すコトを決断する
一方、地上ではユメミらが次の体育の授業に備え教室で着替えてた
最近、涼芽に彼氏が出来たため、ユメミと以知子が話題にすると
涼芽『明日、和也と結婚するんだ』
と、あまりにも飛躍した結論にユメミは耳を疑う
以知子は涼芽の彼氏の高森和也は問題児で
2年の体育教師を殴って謹慎中との噂があるコトをあげ
涼芽が騙されてるのではないか、と心配する
その真偽を確かめるため、ユメミと以知子は
和也と逢って確かめるコトになる
放課後、和也の家を訪れるがあいにく家にはいない
コンビニの前でタムロする和也のダチに行方を聞き
よーやく河原で和也の姿を捕らえる
ユメミ『和也君?』
鋭い眼差しで和也はユメミを見つめた
(第1話END)

とゆ〜この冬、話題となってた京アニプロジェクトの第1話でした
古い! ペラい! 青臭い!
天と地を巡る太古のファンタジー!
カットバックで2つの世界をチェンジするそのアリサマ!
漂白でうすっ
ペラい顔立ちのキャラども!
明らかにナウシカ的なBGM!

なに? このOVAいつ作られたモンなの?
最初が2003年3月18日? 次が2005年4月23日?
へ? へ? へ? ワリと近代ぢゃん? なのに
このクオリティー? コレで京アニ?
何もかもが10数年前に逆戻りした作りです!

こんなモンで銭ば稼ごうゆうかいね?
この程度のレベルのタイトルなら
ホーチミンのチャンフンダオ通り
シンガポールのサンシャインプラザあたりにいけば
ゴロゴロと出てきますよ?
ちょーーーーーっと勇み足すぎませんか?
『AIR』『ハルヒ』『クラナド』のAチームの徹底した作画
『フルメタ』『らき☆すた』のBチームの拘りのギャグ
それらをふまえた上で、京アニに期待を寄せる視聴者たちにとって
いったいこの作品をどー捕らえてるのか? 少なくとも私は
この作品との接し方が良くわかりません!

今はただ失望と落胆が渦巻くばかり! 嘆かわしい!

鋼殻のレギオス
【脚本】池田眞美子さん  【監督】川崎逸朗さん 【制作】ゼクシズ
視聴日1月15日(木曜)26:00-26:30
放送局テレ玉
第1話『意識を持つ都市』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP−1】
汚染された砂漠の大地にそそり立つ自律型移動都市・レギオス
都市間をつなぐ放浪バスが出発を待ってたとき
汚染獣がレギオス内に侵入しバスを襲う
汚染獣はみるみるうちにレギオスを蹂躙するなか
2台のバイクが立ち向かっていった

【OP−2】
バイクを駆る覆面をかぶったレイフォンは
レイフォン『レストレーション!』
と剣を召還し、汚染獣の脚を切断する
だが汚染獣はすくさま再生し、再び暴れまくる
レイフォンは暴れる汚染獣を登りながら剣で切ってくが
再生される汚染獣には歯が立たなかった

【Aパート】
幼なじみのリーリンのいる故郷グレンダンと別れたレイフォンは
放浪バスに乗って学園都市ツェルニへとやってきた
そのときツェルニ武芸科の弱小の17小隊では
よわっちいが故に隊員が去ってしまった
学内対抗試合もあるこの時期に痛い戦力不足に陥った
17小隊の隊長・ニーナ・アントークは
今日から入る新入生を勧誘しようと学内棟の前で画策するが
新入生のほとんどが大講堂に移動してた
そんな中、一般教養科に入学したレイフォンが
大講堂へと歩いてたときインチキ新聞記者に捕まった
ミィフィ、メイシェン、ナルキの交通都市ヨルテム出身の3人組だった
レイフォンがミィフィと遭遇してたとき
傍らでなぜか決闘が始まる
レストレーションさせムチと槍を召還する
男子新入生の格闘で学棟の入口が倒壊し
メイシェンが瓦礫の下敷きになるトコを
木陰で一部始終を目撃してたフェリの声に導かれ
レイフォンが寸手で救う

【Bパート】
騒動の後、レイフォンは生徒会室へと呼び出させる
学園都市ツェルニを取り仕切る生徒会長のカリアン・ロスは
力の保有者なクセにレイフォンが一般教養科に入学したコトを惜しみ
カリアン『君のよーな戦力が必要だ』
奨励金を引き合いに武芸科への転属を誘うが
レイフォンは即断で固持する
カリアン『大切なお客様だ! 丁寧なおもてなしを!』
女子生徒どもをハベらしお色気作戦‥‥
眞美子よ。それをゆ〜なら丁重なおもてなしだろ‥‥
そこに騒動を見てた17小隊のニーナが入り
ニーナ『レイフォンを私(17小隊)にください!
と言い放つあたり、眞美子のギャグセンスの限界のよーです
かくして強引に17小隊へと転属されられたレイフォンは
ニーナ『明日、訓練室で!』
と、武芸科の制服を身にまとい、トラムの停留所で
ニーナとわかれたとき停留所の横で
フェリ『不毛です! 不毛です! コンチクショー!
ただですむと想うなよ!

と、穴をゲチゲチと蹴ってるバカ女・フェリがいた
フェリ『お前なんかピーしてピーしてピーしてやる!』
ピーとゆ〜のを、ホントの放送禁止音でヤれば
こっちも評価してやるのに‥‥自分でゆってどーする?
穴に悪態をついてスッキリしたフェリは
レイフォンが武芸科の制服を着てるのをみて
フェリ『武芸科‥‥入ったんだね‥‥』
いつもの無口に戻るあたり、コイツは二重人格だ!
レイフォン『アナタも17小隊なの?』
フェリ『‥‥‥‥』
フェリは無口なまま去ってゆく。ムカつくヤツです!
夜。ヨルテム出身のミィフィ、メイシェン、ナルキの3人は
今日の記事をまとめる中、メイシェンは
自分を助けてくれたレイフォンに思いを馳せる
そんな平和な学園生活から時を経て
再びOPの汚染獣が暴れるレギオスでの戦いシーンへ
再生を繰り返す汚染獣に
コレぢゃキリがない! と半ばあきらめたとき
汚染獣が再生したのを見計らって
パワーを最大量に発揮して核心部を断つ作戦に出る
立ち向かうレイフォンは汚染獣をまっぷたつにして
再生に出ようとする汚染獣の核をぶちのめす
かくして汚染獣は息をたち、動きを止める
それを見てた指揮官どもは
指揮官A『何でも良いんぢゃない? 勝てば良いんだよ、勝てば
指揮官B『我々に求められてるのは絶対的な圧勝!』
などと、あーだこーだと言い合う始末
そんなシーンにかぶせて故郷グレンダンのリーリンは語る
リーリン『私たちはレギオスとゆ〜世界にいる‥‥
今は何もかもやり直したいとゆ〜レイフォンの気持ちを
尊重しようと想う。いつか、アナタが、グレンダンの大地を
踏める日を祈って‥‥』
(第1話END)

とゆ〜ゼクシス元請け初となるメカ的戦闘作品の第1話でした
まとめずれーーーーーー!
@ ツェルニの学園生活
A レギオスでの汚染獣戦闘シーン
B 汚染獣攻略を指示する首脳陣
C グレンダンのリーリン‥‥
欲張りにも4つのシーンを複雑怪奇にカットバックの連撃!
そこに降り注ぐ専門用語! 関係性不明のキャラどものわめき!
不毛です! 不毛です! コンチクショー!
ただですむと想うなよ! 池田眞美子!

あのババア! ひさびさに戦闘モノの発注
巡ってきたコトをコレ幸い
自分が若返ったつもり
勢い任せにストーリーをぶんまわしやがって!
しかも! 戦闘シーンのBGMは10年前のパラパラダンス‥‥
いまどきトランス? どーゆーセンスしてんだよ?
と想ってEDリストを見たら、音楽担当は浅倉大介‥‥
accessか! なんて古いヤツを引っ張ってきたんだ!
ゼクシスはゼクシスで、初のバトル物で
汚染獣をあの手この手で動かしまくって大はしゃぎ!
そこがまた、みっともない‥‥
そんな複雑構造な上に、CM挿入の都合上
OPが1,2に両断されるとゆートドメの編集上の不手際!
おいおい。とことん呪われてんな! この作品は!
勢いが空回りしまくって30分が経過したってカンジです
センス悪すぎです!
この作品が本来持つべき能力
ほとんど理解してないまま本打ちしましたね!
この手の『終末期の世界』を描くにあたり
ほとんどのアニメがハマる罠
なんでそーなったのか? にばかり焦点を追い求めてるけど
そんな説明は後回しで良いんです
はっきりゆって第1話でやるコトではない!
一番力を入れなきゃいけないポイントは静かさなんです
『キャシャーン』にしても『レギオス』にしても
それまであった文明が終末を迎えたときを描いてますが
高々度の文明の中で、日々あくせくと動く私ら視聴者にとって
終末の世界とゆ〜のがどんなモノなのか‥‥
その最も説得力をもったポイントが『静寂』なんですよ!
だからこの場合、第一話でもっとも力を注ぐべきくなのは
汚染獣のキモさや眞美子のカットバックぢゃなく
レイフォンの得意体質でもツェルニの学園生活でもない!
汚染された大地です!
何もない砂漠の大地! その広大で静寂な砂漠を
もっとデリケートで繊細に描くべきなんです!

砂が舞う音でさえもビクッとするよーな静けさの中を
放浪バスが爆音を響かせてわたるシーンこそ
レギオスの世界を雄弁に語ってくれるコトを
なぜアニメーターどもは気づかない?
たった1シーンでもそんな魂込めたセンスを入れてくれれば
視聴者の心にグッとくるのですが
ハデなバトルシーンやら安いギャグやら
安牌にばかり逃げるあたりが

情けないったらありゃしない!

鉄腕バーディー DECODE:02
【脚本】水上清資さん 【監督】赤根和樹さん 【制作】A-1 Pictures
視聴日1月16日(金曜)25:00-25:30
放送局テレ玉
第1話『 After All 』
■ ペロッと斬♪鮫の批評
【OP】
それはバーディーが子供の頃のシフォン星でのハナシ‥‥‥
幼なじみのナタルと崖にあがって一緒に遊んでいた
ナタル『よせ! バーディー! 危ないよ!』
バーディー『大丈夫。ほら! あーっ!』
崖から転落するバーディー
コケたバーディーに笑って手をさしのべるナタル
ナタル『バーディーはドジだな!』

【Aパート】
その日、囚人護送中の輸送艦が星間航行してた
まもなくパトラ衛星刑務所へ到着するとき
艦内では囚人たちをハッチゲートへ移動のときを見計らって
囚人たちは武器をとり、ブリッジになだれ込んだ
艦内に鳴り響く警報音、そして銃声
ブリッジで艦を操舵してた艦長は信じがたい光景を目にする
それは護送艦の行く手に、次々と現れる謎の襲撃艇
これは綿密に計画された襲撃計画だった‥‥
ところかわって地球。デュンカ事件から1ヶ月が経過した‥‥
つとむが身を呈してデュンカを封印した橋も
戦闘の舞台となった六本木の街も甚大な被害そのままで
政府も警察も、復興の手のつけようがなく
ただ廃墟だけが広がってた
そんなニュースを目にした早宮夏美は
報道研主催で『被災者たちの暮らしを追う!』とゆ〜
企画をブチ上げレポートを敢行しようとしてた
つとむもまた、そのチームとして駆り出されようとしてたが
当のつとむは、二心同体となってるバーディーに
コソコソと夏美の行動を解説してた

つとむ『よーするに早宮の祭りの余興だって』
ムッとした夏美は
夏美『何が余興だって!』
と、つとむの参加を強引に決めようとしてた
だが、つとむは今回は気が乗らないとの態度に
ますます夏美はムッとする

まだ中杉小夜香(1期のつとむの片思い)の死をひきづってる!
と察したのだ。小夜香の死別をわからすためにも
夏美はつとむだけは参加させようとしてた
のだ
だが、つとむの想いはそれとは別にあった
何より東京をメチャクチャにした当事者として‥‥
自分たちのせーでこーなったと見せつけるコトがヤだったのだ
デュンカ事件はもっと最善の解決策があったのではないか?
あまりにも犠牲が多すぎ、つとむは後悔してた
バーディー『ああするしか方法はなかった。最善の策だったのよ』
バーディーは励まし、身体をチェンジして風呂に入ってると
ルー・メギウスから連絡が入る
メギウス『パトラ衛星刑務所が囚人たちにジャックされた』
メギウスはジャックした囚人と、脱走を幇助した者のリストを渡す
リアンシェル、アグラズーメ、ファロイド、タセラなどの囚人と
手引きをしたモス、そして襲撃計画の実行犯のヴァリック‥‥
彼らこそ連邦政府からデュンカを奪いギーガを地球で試そうとしてた
首謀者たち
だった。メギウスは彼らが地球に逃げ込み潜伏してる可能性を伝え
彼ら全員を捕らえる任務を与える

【Bパート】
地球をデュンカの実験台にしようとしてた‥‥
それを知ったつとむ&バーディーは、珍しく意見が一致して怒る
つとむ&バーディー『絶対に許さない!』
翌日。CMの撮影現場では
しおん『ばきゅ〜ん! キミのハートを逮捕しちゃうです〜ぅ』
久々の有田しおんの仕事をこなすバーディーがいた
アパートの建て替え半年分、情報料などのツケが貯まり
社長のもとでコキ使われてた
一方、東京の雑踏の片隅ではヴァリックのもとで
首謀者たちが隠れてた
リアンシェル『なんたる不浄の地だ! いるのはアルタ人だけだ!
このよーな汚らしい星に身を隠すとは!』
ブツブツと不平不満なリアンシェル大佐に
ヴァリックは地球人リノ・モデルに化けろと指示する
ヴァリック『地球人になれ! 地球人にとけ込めば
いずれ連邦政府に反対する勢力が何とかしてくれる!』
仕方なく彼らは地球人へと偽装し、身体にはチップが施された
いざとゆ〜ときの連絡用の通信装置だった。ただしもし死亡すれば
チップもまた消える優れもの‥‥

この星で我々を殺せるだけのヤツがいるのか?
あざ笑う首謀者たち。だがヴァリックは
この地球に連邦捜査官のバーディーがいるコトを告げる
翌朝、バーディーは社長と縁を切るために夜逃げを画策するが
社長『夜逃げてのは夜するモンだよ? お小遣いあげないよ?
大好きなオニギリも食べれなくなるよ?』

先回りをする社長はステキです!
そんな社長が持つアルタ人ネットワークで
新宿のホテルにチェックインしたリノ・モレルとゆ〜
フランス人美術商が怪しいとの情報を得る
夜。ホテルへと潜入したバーディーは2105号室のドアを蹴破ると
床にはリノ・モレルに扮したリアンシェル大佐の死体があった
誰かが殺してったのだ‥‥
そんな光景を廊下でみかけた宿泊客が悲鳴を上げ
つとむ『見られたぞ! バーディー!』
だがバーディーはリアンシェルの死体が気になってた
身体とともに溶けてくペンダント型のチップ‥‥あれはいったい‥‥
そんなバーディーのもとに駆け寄るホテルマン
つとむ『ヤバい!』
あわててバーディーは窓をブチ割って降下
地上でつとむに身体をチェンジしたとき
1期でもお約束のヤクザなベンツとまた衝突!
翌朝、病院で診断した結果、つとむの身体にはヒビ一つ入ってなかった
それを医師から聞いた事故の当事者なヤクザは
ヤクザ『良かったーーーっ!』
と安堵するが、そんなにつきあってるヒマはなく
つとむは廊下へと出て、有田しおんに身体をチェンジ
バーディーはあのペンダントのよーなチップを調べるコトで
デュンカ事件の首謀者一味の潜伏の手かがりをつかめると確信し
病院を出ようとしたととき、ホールでガキのボールにけっつまづく
医師『大丈夫ですか?』
通りがかった医師が有田しおんの顔をみて
医師『バーディー‥‥』
ハッと顔を見上げるしおん
医師『相変わらずドジだな。イクシオラ(調整アルタ人)のクセに』
見知らぬ医師の顔を見て、しおんはつぶやく
しおん『ナタル‥‥‥』
(第1話END)

とゆ〜今回からシリーズ構成が二身同体な2期目の1話でした
へぇ〜。今回のメイン構成は水上清資さんですか!
敵前逃亡すんなよ! 大野木寛!
へ? 『どきっ』と『イナズマ11』の大詰めと
4月からの『シャングリ・ラ』の準備が忙しい?

アンタそーやって秋季も『しゅごキャラ!!どきっ』の
改編をタコった前科がありましたよね?

あんときは『マクロスF』と『イナズマ11』? ケッ!
仕事を欲張りすぎるからこーなるんです!

ま。『どきっ』はヘタレな総集編で穴埋めしてたけど
今回は水上先生チェンジでアタリだったかもしんない!
OKですよ〜。始まったってカンジで!
バトルシーンや意外性などのハデなシーンはなかったけど
その分、ストーリーに引き込まれました!
とくにバーディーがつとむを励ますシーンが好きです!
しかも。バーディーとつとむが二身同体な会話を
夏美がうま〜く絡んでく
‥‥なんて展開は
今まで見たコトがないよ! このシリーズにおいて!
人間の内面性を描くってコトにおいては
大野木より水上先生の方が上かな?

ちゃんとドラマとして成立してました! ナイスジョブ!
コレが赤根のゆってた『大人が動く』とゆ〜意味ね!
とくに今季はこーしたドラマ性のないクソアニメ
1クールを良いコトにハバを効かせてただけに
引き込まれ度はハンパぢゃないね!
次回予告では『未来のアタシ、がんばれ』なバーディー幼児期
あいかわらずムカつく演出で踏襲してきたトコもナイスだし
赤根監督も妙な喪服を着てなかったし!
そーいや『プロローグ』な放送前特番でのハナシ!
ついに姿を現しましたね! ちょ〜ちもさん!
アナタですか!『ノエイン』で100カット以上を描ききった
A−1希望の星な新人ってのは!

や〜。ゲッソリ顔やせしてましたね〜!
ちゃんと食べてます? ダメですよ〜

アニメーターは体力勝負な仕事ですからね!
いくらガンバっても今回の手柄は赤根の独り占めです!
このままでは赤根ばかりがブクブク顔太りするばかりです!
そんなワケで。水上先生&ちょ〜ちもさんに敬意を評して
ランキング3位の安全保障あげます!
へ? 前回は2位だったのになぜ落ちた? それはね

やっぱハデさに欠けたトコが‥‥

2008→09年末年始税関検査TOPへ‥‥‥
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